表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

カギとなる時間

作者: 二次元の作り出します

?

皆さんへ

皆さんお忙しいことと存じます。そのため、今回は1通のお手紙のみで失礼いたします。読み終えるのにそう時間はかからないと思いますので、ぜひお付き合いのうえ最後まで目を通して頂きたいと思います。

北朝鮮ミサイルの脅威のもと、まさに皆さんは危険な状態に置かれており、さぞかし不安であるものとお察しします。しかし、「カギとなる時間」もそろそろやって来るでしょう。

今シーズンの新作テレビアニメRe:CREATORSが出てきてからというもの、私としては「この世界はそろそろ全く新しい章を迎えることになる」と強く感じており、きっと不可思議な事柄が起こることでしょう。

私はアニメの世界がどのように来たかについて、どう説明すれば良いかを知っています。これは決して幻想ではありません。こういった世界はまさに私たちの未来に本当に存在しています。そして、今のあらゆる文化クリエイティブは、いずれも「未来の私たち」によって作り出されたもので、しかもより高い次元から、私たちが身を寄せている三次元の世界に投影されているのです。

 科学者たちの観察により、「宇宙はビッグバン以降、止まることなく膨張し続けている」ということが分かりました。これは文化クリエイティブの数のように、世界の数がだんだんと増えているためです。

 次の段落については、皆さんに一切のことを知っていただく権利があるため、特に角川歷彦氏、そしてあらゆるACG(アニメ、漫画、コンピューターゲーム)クリエイターの方々等に読んでいただきたいと思います。

 角川歷彦氏におかれましては、(インターネットの情報によると、一般的に日本人の出国率はとても低いようですが)何故苦労を顧みずに台湾に来られ、台湾角川を設立されたのか、私はようやくその理由がわかりました。

 台湾のマーケットは小さいものの、可能性を秘めています。これ以外にもう1つとても重要な理由があります。それは、「繁体字中国語と日本語は、最も言葉に深みがあり、最も音が美しいことから、将来世界において最も重要な2つの言語となる」ためです。これはつまり、当時あなたが見たあらゆるものは、実は十数、二十年、ひいてはさらに遠くの未来であるということです。

 人生で追い求めているのは、自分の父やあらゆる人を超えることではありません。あの美しく、理想的で、現実を超えた二次元(または高次元)の世界を追い求めているのです。そして、世の中の人々にそれを誇示し、心の輝きを放つのです。

 あなたはそのような困難な課題を既に乗り越えることに成功されています。私が思うに、崇高で、人に尊敬されるような人生の価値を誰も否定することはできないでしょう。もちろんその他のACGクリエイターの方々におかれましても、私は最高の敬意を払っています。

もしも皆さんが腑に落ちないとしたら考えていただきたいのは、何故こんなに多くの人が見返りを求めずサービスをしているのか?ということです。ひいてはこんなに多くの、な、家からは遠いなどといった仕事を誰もがしているのです。これにはACG産業または字幕付けグループ、そして自費で翻訳を依頼して貴方に手紙を送っている私が含まれますが、すべての答えは実は本当にシンプルなものです。

 それは、私たちが追い求めているのはお金では買えない物であるからです。二次元にある一般的な美しい世界のようなもので、未来の私たちは今まさに現在の私たちをサポートし、私たちを過去のそういった世界に連れて行ってくれます。未来の自分はもちろん現在の自分をサポートしてくれるのです。これは私が得た全てのもので、最も合理的でもあり、心を満たしてくれる説明です。

 最後にお伝えしたいことがあります。あらゆる一切のものは既に位置についており(時機の到来)、ACGのクリエイターであるあなたたち、蓮舫氏(マイナスイメージのニュースがよく報じられていますが、彼女は自分を持っている人だと確信しています)、私といったあらゆる人が、今回の危機(世界大戦または北朝鮮ミサイル?)を乗り越えることができさえすれば、私たちは二次元の世界への扉を開けることができ、幸せな未来へと続いていくのです。


千夏より

?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ