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死人とクチナシ〜死を悼む日と11の詩篇〜

白紙の殺害予告

 掴めないチャンスとくだらない性欲が

 はかとない今日の輝きを奪ってゆく。


 目に付いた青春と真黒に染まった両手が

 根絶やした性癖の

 煮やせぬ業を背負って果てているのだろう


 笑えないジョークと、目指すべき脱俗

 またとない今日は瞬きに散ってゆく。


 腐敗した計画は白紙に還った真実

 ◯害者(ガイシャ)はいつも

 色めく議題に沿って模しているのだろう


 失敗と性交(セーコー)の日々……

 片付いた用向きの後に待つ至高の一服

 吸い込んだ白濁は

 迫害されてしまって亡き者なのだろう


 目に付いた快楽と真白に染まった連日

 (ウソブ)いた口実は

 食えない裸体となって老いてゆくのだろう


 例えて、いわば四面楚歌

 俺はただ業を煮やすばかり

 業を煮やすばかりだ!

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