白紙の殺害予告
掴めないチャンスとくだらない性欲が
はかとない今日の輝きを奪ってゆく。
目に付いた青春と真黒に染まった両手が
根絶やした性癖の
煮やせぬ業を背負って果てているのだろう
笑えないジョークと、目指すべき脱俗
またとない今日は瞬きに散ってゆく。
腐敗した計画は白紙に還った真実
◯害者はいつも
色めく議題に沿って模しているのだろう
失敗と性交の日々……
片付いた用向きの後に待つ至高の一服
吸い込んだ白濁は
迫害されてしまって亡き者なのだろう
目に付いた快楽と真白に染まった連日
嘯いた口実は
食えない裸体となって老いてゆくのだろう
例えて、いわば四面楚歌
俺はただ業を煮やすばかり
業を煮やすばかりだ!