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ヘベレケの唄

作者: ナユタ

足元フラフラ千鳥足

これ以上は危ないよ

あぁほらまだまだグデングデン


大衆より高尚である自分

心は誰もがナルシスト

貴方の中心は貴方なの


澄ましたような自分に酔ってるよ

流れのままなど馬鹿馬鹿しい

そんな世界を忘れる為に

今日もグビグビ飲みましょう




足元ヨロヨロ千鳥足

これ以上は飲めないよ

あぁほらまだまだベロンベロン


大衆とは一線を画す自分

心は誰もがエゴイスト

他人の中心は他人なの


「可愛い」と言う自分が可愛いよ

そんな奴ほど馬鹿馬鹿しい

廃れた世界を離れる為に

明日もグビグビ飲みましょう




心は誰もが正直で

自分が中心な訳なくて

解っているのに猫かぶり

世界を批判するクセに

自分が変えようとは思わない


批判する自分はどうなんだ

そんな自分が愚かしい

心が本当の自分であって

酒は心の真実薬



酔生夢死で終われるものか

二日酔いはとっくに覚めただろう

ほらもう真っ直ぐ歩けるでしょう

活動報告とは異なる短編を投稿してます、すみません。変更したのです。

「陽の目を見ない唄」と同様、音楽に載せることはできませんorz

句点がないのは唄のような雰囲気を出す為です。テーマは「本音」。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 酩酊して気持ち良くなるのは世間から逃れるためか。 千鳥足で向かうは世界の外か。 嗚呼、心ここにあるようでないようだ。 いやあ、この詩は個人の孤独がよく描かれていて好きですねえ。 ありがとう…
[一言] 足取りは真っ直ぐ歩けても、人世を真っ直ぐ歩けないのが人間ですよねぇ。 酒に酔っているのか、酒に逃げているのか。 自分に酔っているのか、自分から逃げているのか。 もうそれすらも分からなくなり…
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