第一話 あの日の始まり__
登場人物
小宮 沙倉 クラスで一番人気。だけど実は殺し屋
前田 温彦 沙倉の友達。
桐谷 恋 3年R組の担任で、社会科の先生
大日田 光葉 沙倉のコーチ(先生)
3年R組では、告白の言葉が飛び交っている。
真ん中で告白を受けている女の子は小宮沙倉。
その子は3月に桐島中学校に転校してきた。
その子は後ろで長い髪をおさげでくくっていた。
その子は約3週間でクラスの人気者になっていた。
なので、クラスの男子からよく「僕と付き合って!!」と言われるが未だ「いいよ」というお返事はないのである。
断った回数はズバリ5080回はとうに超えていた__
〇月〇日、霧島中学校の中庭では、小柄な女の子と中年の男子中学生が居た。
中年の男子生徒は叫び声を上げる。
「や、やめてくれ...お願いだ!あれは、あれは気が狂って...誰か!助けてく_」
「そういう苦しい言い訳要らないから。」と言葉を遮ると、「さよなら」と銃を《じゅう》を向け発砲した。
バンバンバン。と銃を発砲する。
「終わりました」と小柄な女の子の声がする。
「ご苦労さま」と電話の向こうで男の人の声がした。
「片付けよろしく」と小柄な女の子が言った。
そこへ来ていた中年の男の子と女の人が「はい」と言った。
二人とも、この学校の生徒、先生として紛れ込んで仕事をしている。
いわゆる、粛清さんとお片付け屋さんである。
粛清さんは、殺し屋の中でも一番の嫌われ者だ。
小柄な女の子は近くのトイレで、飛び散って付いた血を洗う。「はぁ……次は、社会の授業」と言った。
そう、小柄な女の子は小宮沙倉だった。
小宮沙倉は学生という面と殺し屋という2つの面があった。
実は、小宮紗倉が転校してきたのにも理由があった。
それは、この学校にとあるターゲットが生徒として紛れ込んでいるというものだ。
殺し屋業界には、いくつものグループが存在する。
この学校にほかの殺し屋グループも送り込んだのだが、帰らぬ人になっている。
殺し屋の世界では、死ぬか生きるかは紙一枚の差くらいしかないのだ。
だから、わずか0.0000001秒でも気を抜いたら死んでしまう。
それが’当たり前’な世の中である。
そんな世界に紗倉が入りたがったのには理由がある。
それは、「面白そうだから」というくだらないものだった。
紗倉は人間とは思えないくらいの身体能力が生まれた時からあり、体育の成績はいつもall5だった。
その理由だけで入ったのだった。
だが、殺し屋業界はそんな甘いものではない。
まず、少なくとも八年は先生とどこかで修業をし、1年に2回開催される「殺し屋テスト」というものがある。そこで、2回とも合格をもらって初めて、見習い殺し屋になれる。
当たり前だが、警察に見つかれば全部が没である。
これは非公認団体だからだ。なので、このテスト中に見つかってもお陀仏だ。
殺し屋である以上は誰にも知られてはいけないのが鉄則である。
それと同時に殺し屋にもルールというものが存在する。
殺し屋になりたての頃...
「いいですか?」と電話で話していた男の人が言ったのを思い出した。
この男の人は、紗倉の先生。紗倉を上の人に「この仕事をさせたい!」と打診した張本人である。
つまり、この男がいなければ、普通の生徒として、元の学校で通っていたのだった。
「殺し屋にはルールがあります。ただ単に人を殺すわけではありません。殺し屋への粛清も多々《たた》あります。
この話に当たって、覚えてもらう名称があります。これからの仕事でも使われる「ターゲット」ですが、私たちが殺す方々です。
まず、なぜターゲットが存在するかを説明します。」と先生は丁寧に説明した。
1、ターゲットは社会に何かしらの危害を加えた人です。なので、対象以外の人をやってしまった場合あなたに粛清がくだります。」と説明する。
説明は2時間にわたって続いたのだった。
紗倉は鏡を見ながら髪を整えた。
すると、(キーンコーンカーンコーン)とチャイムが鳴った。
紗倉は「あ、やばいっ!!」とトイレから飛び出した。
こんにちはLUNAです!
今回も、殺し屋の話です!
実は、フリガナを振ってたの、気づきましたか?
これからも、よろしくお願いします




