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Sleep〜世界の終末〜  作者: 未来 花降香
【第二章】蒼色の憤怒編
4/4

【第3話】忍び寄る影

前回のあらすじ

もう1人の自分と出会い戦闘をしたカフェオレ。しかしその裏には何か恨みと怒りがあったのだった…

(詳しくは前回をチェック)

イフオレ「アイツめ...俺にあんな事をしておいてなんで呑気にバカみてぇなことを言ってられんだ!!!まるで別人格のようだった...てかなんだあのクソでかい研究所(コンクリート)!!!アイツがなんで社長で統率取ってんだよ...!!!憎い憎い憎い!!!」

???「おやややや?おや?うーん…どうしたんだい?そんな人を恨んで。ストレス溜まってるならあそこを爆散...なんてするのもいいかもしれないよ?」

イフオレ「やめろ爆散させるな。俺はアイツにやらなくちゃ行けないことがあるんだ。」

???「それは一体なにかね?」

イフオレ「尾行やら観察やらしてアイツの性格やら本性やらを暴いてあの憎たらしい(ガワ)を取ってやるんだよ...」

???「クックック…!それはいい考えじゃぁないの!早速行こうか!カフェオレよ!!!」

イフオレ「そうだな...お前は常にめんどくさい性格をしてるな。」

???「あったりまえじゃないか!俺は俺として自分らしく生きたいのだよ!七つの大罪の憤怒の1柱(ひとり)サタンとしてね!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


イフオレ「あんまりよく見えないな…何かしら遠くを見れるヤツをくれ。」

サタン「はい。これでも使っときな。」

イフオレ「ん?なんだこれ?俺は望遠鏡とかを欲しかったんだが。」

サタン「これは『壁が透けて見エール』だよ。それで壁を透けさせてあの研究所(コンクリート)内を見るのだよ。」

イフオレ「たしかにな。観察になら最適だな。『音貫通スール』はどこだ?」

サタン「ここにあるぜ。どんどん使いな。」

イフオレ「助かる。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


カフェオレ「へぇー怪盗ねぇ。この世界も物騒だねぇとりあえずこの前勝手に飲まれたバニラを粉砕(?)したヤツを買いに行こう。」


イフオレ「これならよく聞こえるな。よくやった。」

サタン「まぁね!大したことないよ!相棒の為なんだからね!他の人にはこんなことしないぞ〜?」

イフオレ「おい、アイツ外に出るそうだ。行くぞ。」

サタン「了解だよ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


カフェオレ「あっ!コレもいいね!コレも!!!コレも!!!えぇ?じゃがじゃがポテじゃがトスティック(ステ)激辛チゲ鍋味?おいしーのー?でも私は辛いの嫌いだから食わないわ!!!ハハハハハ!」


イフオレ「おかしいな。アイツ俺にあった時はじゃがじゃがポテじゃがトスティック(ステ)をむっしゃむしゃ食べてたんだがな。」

サタン「やっぱり別人だったりしてな。もしかしたらドッペルゲンガーだとか変身者トランサーとかだったりしてな!」



イフオレ「そんなわけがないだろ!!!」



サタン「おぉどうした急に?」



イフオレ「オレの目がおかしいのでも言うのか!?アイツは!!!オレから全てを奪ったアイツは…!!!そんなちっぽけなものでオレを騙せるわけがない!!!お前は!なんでそんな事が言えるんだ!!!」



サタン「確かに俺は堕天使(あくま)だから人間の気持ちや心は分からない。だけどこっちは人間共の何百倍も生きてるからその分の知識はあるぜ!」

イフオレ「アイツはオレと会った時とは全然違う。だが同一人物なのは変わりない。」

サタン「え?俺の話全部スルー?」

イフオレ「あっ。すまない。全部聞いてなかった。(キリッ)」

サタン「(´・ω・`)」


イフオレ「やっとアイツが出てきた。手こずらせやがって。奇襲をする。憤怒の器(スナイパーライフル)を出せ。狙う。」

サタン「あいよ。よーく狙えよ!外したらコチョコチョだからな!」

イフオレ「それぐらいわかってる。オレをアホだとても思っているのか?シバくぞ。」

サタン「ひぇー!怖い怖い!」

イフオレ「喰らえ!!!」


カフェオレ「ふんふふんふふーーーん♪あのイフオレちゃんも今日はいないから自由自由!」



ピシッ(バリアに攻撃される音)



カフェオレ「何…!?奇襲…!?」



イフオレ「は?バリア?アイツバリアなんて持って無かったよな!?アイツにあんな技術があるとは思えねぇし!」

サタン「…」

イフオレ「どうしたそんな顔をして。」

サタン「いや。少し違う雰囲気と懐かしい空気を感じてね。」

イフオレ「は?なんだそれ?意味わからんこと言ってんじゃねぇよ。行くぞ!!!」

サタン「待て!!!」

イフオレ「待つか!!!とりあえず黙って付いてこい!!!」

サタン「付いてこいつってもね。俺は君君は俺の一心同体なんだからそんなの関係ないでしょ。」

イフオレ「こまけぇこと言ってんじゃねぇよ!」

サタン「はいはい。」


カフェオレ「喰らえ!!!もう分かってんだぞイフオレ!!!卑怯な手を使うんじゃない!!!」



ダダダダダダダ!!!




イフオレ「クソっコッチはガード出来ねぇのによぉ!」


カフェオレ「ふっ。やっと正体を表したか。卑怯なヤツめ。よくも私の大切なお買い物タイムを邪魔したわね。」

イフオレ「そんなこと知ったこっちゃねぇよ。今日はスペシャルなゲストを連れてきたんだ。見てくれると助かるなぁ!?」

カフェオレ「あぁそうですか!!!じゃぁ戦いの始まりですねぇ!?」


ー戦いのゴングが鳴り響く…!ー


*次回9月21日更新予定!*


この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。

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