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Sleep〜世界の終末〜  作者: 未来 花降香
【第一章】プロローグ編
2/4

【第1話】脱ニート

ー2323年カフェオレ研究所100階研究長室ー


カフェオレ「ふんふふんふふーん♪今日は私の大好きな♪バニラを粉砕した(?)なんか美味しいジュース♪」


彼女の名前はカフェオレ。この研究所の所長通称研究長。強盗殺人犯に殺されて生き返った12歳の少女である。(現に言えば歳を実質取らない心と体になってしまった。)(詳細は過去編を参照)


ー100階カフェオレの自室ー


バタッ(冷蔵庫を開ける音)


カフェオレ「ない…冷蔵庫にないわ…てかここ私の自室だし…誰かが入ったに違いない…」


ー 1階ロビー 一

カフェオレ「あ、いた!!!おい!ミク!アンタのバニラを粉砕した(?)なんか美味しいジュース飲んだわね!」

???「はぁ!?飲んでないし!ねぇねが気づかない内に間違えて飲んだんだろ!」

カフェオレ「はぁ!?私そんなにアホじゃないし!!!」

2人「このこのこのー!!!」

???「はぁ、バッカすぎんだろ…」


コイツは脇田 躍利(わきだ やくり)

そして私と今戦っているのが私の妹ミルクティ・ミルキィ。あだ名はミクだ。


???「はぁ、人間って愚かですよね…そう思いませんか?脇田さん?」

脇田「それな…」


彼女の名前は青春 桜華(あおはる おうか)。カフェオレが作った限りなく人間に似せたアンドロイドだ。


オンボロイドだと?死ね!!!


まぁそんな日常が繰り広げられてるのがここカフェオレ研究所通称カフェ研だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ー100階社長室ー

カフェオレ「そういえば最近なんの依頼も無いし、暇だなぁ」


その時丁度電話がかかってきた。


「もしや久しぶりの依頼だったりして…!?」


???《もしもし、お忙しい中お電話すみません。今回カフェオレさんに依頼をしたくて電話させていただいております。》


カフェオレ「はい!全然大丈夫ですよ!どういったご要件で?」


???《実はなりきり怪盗セットを作って欲しくて…よろしいでしょうか?》


カフェオレ「はい!大丈夫ですよ!用途とか機能とかどうしましょうか?」


???《そうですね、まずバックパック代わりになる小さいマジシャン帽子と、表情が分かる仮面、そして、ガードができるマントに、動きやすい服、そしてリボン、用途はごっこ遊びですね。身長は130cmで作ってください。》


カフェオレ「はい!分かりました!1ヶ月ほどで出来上がるのでお待ちください!」


???《はい、ありがとうございます。ではお待ちしていますので失礼します。》


ガチャッ


カフェオレ「っっっ!!!念願の依頼きたぁぁぁぁ!!!」


「脱ニート!!!」


「ふうううううう!!!」


ミルクティ「なにやってんの…ねぇね…」


カフェオレ「仕事だよ仕事!!!暇すぎて死ぬわ!!!脱ニートバンザイ!!!」


ミルクティ「そんなに目をキラッキラさせることなのかな…」


カフェオレ「特に何もやってない平社員は黙っとれ!!!作業に入るから出ていけ!!!」


ミルクティ「なんでダメなのよここにいちゃ少し居座ってもいいでしょ!」

カフェオレ「*ゴミ箱*に落とすぞ。」

ミルクティ「すみませんでした。」


ゴミ箱

カフェ研の地下53階にあるとても広い空間。中は巨大ゴミ箱になっており、各部屋にある小さな箱のような穴に捨てたいものを入れると管を伝って地下53階のゴミ箱に運ばれる。1日1回中のものを燃やしているため、企業秘密のものを捨てても大丈夫。最悪の場合制御室で即時に燃やすことも可能。チリ1つ残さないため、かなり有能。


バタン(ミルクティが退出する音)


カフェオレ「さてと、ゆっくり気ままに作って行きますか…!」


ガラガラガッシャーーーン


「!?今のなんの音…?」


《侵入者発見!直ちに対処してください!繰り返します!侵入者発見!直ちに対処してください!繰り返します…》


けたたましい警報音と共に放送が鳴り響く。

全てのドアが閉まる音がした。


カフェオレ「カフェ研に今何が起こってるんだ…???」


ーカフェオレ研究所に何があった…!?ー


*次回9月7日更新予定!*


この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。

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