転生悪役令嬢は自分勝手に幸せになる☆
私のしってる夢小説とかのあるあるをありったけつめこみました。
主人公は別に善人ってわけでもないので読む際は注意してください。
内容は薄いのでもう頭をからっぽにして読んでほしいな。。
きゃー遅刻遅刻☆私は普通の女子高生!
「今日は1限から体育なのに〜〜!」
ってパンをくわえて走っていたら急な戦車に轢かれて死んじゃった☆
「あまりにも可哀想なので転生させてあげましょう」
でも神様が現れて私を違う世界に転生してくれるんだって!
神道仏教いろんな神様全部信じてよかった〜〜〜〜!
「エッ〜〜〜!!!ここってゲームの世界なの!?」
ヨーロッパっぽいファンタジーの世界に転生したはいいけど、昔やった乙女ゲームの世界だったみたい!
今の名前はリリスっていう可愛い名前なの ️
でも……リリスってことは…
「私が悪役令嬢〜〜〜!!!??」
お屋敷に私の絶叫が響きわたっちゃった!
悪役令嬢って言われてもどうすればいいのかな。
断罪されてブッコロされるのは、いや本当マジ無理すぎて病むから、婚約者の王子と穏便に婚約破棄しなくっちゃね ️
「ふん、悪くないじゃないか」
「おかわりもありますからね〜〜〜」
でもでも婚約者の王子様ってば私の作ったマルモールグーゲルフプフがお気に召したみたい!
次のお茶会でも催促されちゃった!
最初は「このクソガキ……」って思ってみんなに隠れて壊れた電化製品を直すようにバンバンしばいてたけど
少しづつ傲慢だった性格も治ってきて…?
「僕には絶対話しかけるなよ!!!!」
でもでも魔法学校では冷たくされちゃって私どうしたらいいの〜〜〜?
「思春期かな……?」
なーんて悩みながら学校の召喚術の授業を受けてたら私ってば普通の小鳥しか召喚できなかったみたい。。
「私、魔法の才能ないっぽい……?」
『そんなこと……ないです……』
「シャ、シャベッタ〜〜〜〜〜!!!!!?」
『いえ……貴女の……脳に直接呼びかけてます…』
頭に小鳥のせて項垂れてたんだけど話しかけられてびっくり!
実はこの召喚した小鳥は大妖精だったみたい!
転生した私が面白いっていうのと魔力ってとっても心地がいいみたいで……???
「僕もいるにゃ!」
「え〜〜猫ちゃん!?ぬいぐるみ!?」
そんなことを会話してたらもう一匹召喚してたみたい!変なマスコット的な愛くるしい動物なんだけど
「僕を使役して魔法少女になって欲しいにゃん!!」
え〜〜〜〜私が魔法少女!?
この街を守るために変身しなきゃ!ってなんか話が急だし方向性おかしくな〜い??
ま!暇だしこの国のためにやってやってもいいかな!
「ふん!ふん!ふん!!!!」
「っ……この数の魔物を……!」
愛の魔法と大妖精の力を駆使して怪人を撃破撃破!
このことはクラスのみんなにはナイショだよ☆
そんなことしてたらこの国の騎士のすごい人に目をつけられちゃった〜!
君は何者ですか?って警戒されても困ります!
それに倒したのは魔物じゃなくて魔法少女が倒すべき怪人だよ♡
「え〜ん!課題がおわらないよ〜〜!!」
「しょうがないな……僕が教えよう」
「ありがとう!婚約しててよかった〜〜〜」
妃教育しながら学生して、世界の平和を守るのも大変!!
でも魔法少女って部活したり学生しながら平和守ってたからこんなもんかな?
1回目では味わえなかった青春謳歌してるって感じ〜〜〜!!!
「あ、そういえば……」
課題も無事終わり寝る前にお小遣い帳を書いてたらマルモールグーゲルフプフの販売が意外と安定したお金になってきちゃった!
家では親はわがままな妹にかかりっきりで全然欲しいもの買えないからこれを元手に資産運用でもしようかな!
欲しい魔法石があるんだ♡
「うふふ、これでいい夢見れそう……」
と気分よくベットに入ったら
「貴様!!何奴!!!」
って急に剣を向けられちゃった!!!!!
周りを見渡すと一面燃え盛る炎、中国風の服装……
ここって赤壁〜〜〜!!!!???
ってことは三国志??
危うく野蛮な男どもに大変なことされそうになったけどステッキで撃破撃破☆
脳天かち割っちゃえ〜〜〜〜〜!!!!!
あっ、でもでも暴力すぎるのもいけないよね、私のトラウマになっちゃう!!
だから石兵八陣で突破しちゃおう!
「ふっ、唯の女が策を立てるか」
「っ!あなたは……?」
馬上で私を見下ろす男はボロボロだけど華美な衣装、はためく軍旗には曹の字。
「えっ、曹操孟徳〜〜〜〜!!!!!?????」
敗走中の曹操孟徳に見つかちゃって面白い女だって食客にされちゃった〜〜〜〜⭐️
私の国の話前世含めて話したら天女様だって!
私そんな大それたものじゃないんです〜!
も〜!魏も蜀も呉も朝廷も仲良くしなきゃダメでしょう!
私の婚約者も周りの国にそういってたよ!って平和的に三国平定してたら
タイムパトロールに取り締まられそうだったけど私がいることが【この世界】での正史だって言われたから無罪放免♪
私が歴史だ!
「貴女はとても大きな力を持っている、その力を貸して欲しい」
そんなこんなでタイムパトロールをしないかってメガロポリスっていう組織に誘われちゃった☆
統一して平和になったのに次は私を誰に嫁がせるかピリピリしてたからちょうどよかった〜〜〜〜!!!
だって私には婚約者いるし♡
色んな世界をいって歴史改変しようとする腐れ×××を一掃一掃!!
『中々帰ってこないと思ったらまた面白そうなことを…でもそろそろ帰ってきなさい、時間も元に戻すから』
「ま、まて!帰るなん「は〜〜い!!!!!!」
大妖精様が私を迎えに来てくれて元の世界にようやく帰れた〜〜〜!!!
最後の方リーダーが変な目つきでこっちをじっとり見つめてくるの怖かったんだよね…
イケメンだけどあれはないな〜〜〜〜。
「聖女様が降臨した…?」
そして異世界から聖女っていう人もこの国に現れてさ〜〜〜あ大変!!
え?私が悪役〜〜〜!?あ、そうでした!
よくわかってないけど聖女様は異世界トリップして来たらしくて魔法学校で勉強しつつこの世界に現れた魔王を倒しに行くみたい。
私も三国志とか色んな世界にいっぱい行って戦ってきたからお仲間だね♪
っていうかこの世界人間にとって色々な敵いすぎじゃな〜い????
それで最近婚約者様やその周りの人たちはその聖女様のお世話につきっきりみたい。
私は私で魔法少女活動や資金繰りのために魔物の討伐とマルモールグーゲルフプフの販売、妃教育、魔法の勉強で大忙し!!!
だから全然どんな感じかわからないよ〜〜〜!
しかも逃れたと思ってたのに……
「君はこの世界にいたのか…探したぞ…これが運命…」
「どちら様…?あ、リーダー!?」
メガロポリスのリーダーが現れちゃって……!?
「……えいっ」
「ウッ……」
私は時空の裂け目から出てきたリーダーをステッキで殴って適当な時空へと流しちゃった!
ふぅ、さすがにこれ以上の仕事は持てな〜〜〜〜い☆☆
「お姉様が私に意地悪するの…(うるうる)」
「おお、なんて可哀想に……お前に姉の自覚はないのか!」
「お父様…姉だからといってなんでも妹に与えるものではありませんわ」
「口答えをするのか!」
「っ!まぁ、なんてこと…」
まさか父親に頬を叩かれるとは思わなくてびっくりしてしまい……
私はその夜家に火を放った。
「やっぱり炎による浄化が一番ね」
話が通じないうことは両親や妹は同じ人間ではなかったってことだよね???
つまり人間に似た別の生物……そんな怪しいものを野放しにしてはいけない。
と思ったら人間じゃないからか生き汚く生き残ちゃった!?
辛いだろうからトドメを刺そうとしたらガタガタ震えながらもこちらの言葉が通じたようになってたから
言葉が話せるペットとして家で飼おうかな☆
「こうして公爵家を継ぐことになっちゃったから、またさらに仕事が増えちゃったよ〜〜〜!!」
「自業自得にゃん」
「そうだ、あの糞しかためることしか脳がない糞袋達に多少仕事を代行して貰おうかな♪
多少は言葉がわかるみたいだし……」
私はいい案〜〜!とそのためのプランを紙に書いて秘書に渡した。
「あっ……」
婚約者様が聖女様をお姫様抱っこしているところに出くわしちゃった!!
え〜〜〜〜〜!まさか原作通りになっちゃうの!!???
「殿下…「悪いが、急いでいるんだ!!!」
そういって婚約者様はダッシュで私の脇を走っていっちゃった。。
「えっ……なんでだろう、寂しいな…」
婚約破棄してもいいやって最初は思ってたのにな〜はあ〜〜どうしようかな。。
「今日こそは君の正体を…アァッ!!!!」
「あっ、ごめん〜〜!手がすべちゃった⭐️」
この国のすごいっていう騎士様を怪人ごとぶっ飛ばしちゃった〜
はぁ〜〜〜色々どうでもよ〜〜〜もう帰ろ帰ろ。
「どうでもよくないにゃーーーー!!!」
「あとは肉人形達が色々後始末するんでよろしく!」
最近肉体労働担当が増えたからよかった〜!
ということはちょっと国を留守にしても平気かな?
「私も魔王討伐軍に入れてください!」
私はにっこり魔王討伐軍メンバーに微笑んだが反応はイマイチだ。
「討伐は遊びじゃないんですよ?貴女のような淑女が出る幕はありません」
「そんなっ!私も魔物の500匹や1000匹…魔王の1億匹くらい余裕です!」
「そんな魔王いたら逆にやばいから…」
「っ!お前は……もしかして魔法少女の…ハゥ!!!」
「急に騎士が倒れた!!!」
私の実力がわかってないようだったからこの中のうちの誰か殺せば代わりに入れるかな?
って思ったけどどれも私の婚約者様と仲の良い人ばっかりなので理性をグッと総動員させて堪えたし
そんなことよりももっといいアイディアを思いついたのだ!!!!(そして騎士は面倒くさそうだったから気絶させた)
魔王討伐メンバーに入るのがダメなら……
その前に私だけで魔王を消してしまえばいいのだ〜〜〜!!! ️
その日の夜ーーー魔王領は消滅した。
「リリス様…アダム殿下を解放してください」
平和が戻ったということで色んな国でお祭り騒ぎ!!
城下でも花を飾りまくって出店が沢山並んで子供達も大人達も踊っている。
城内は煌びやかな祝賀パーティーで私も仕立てたばかりのドレスを着てめかし込んじゃった!!
最近婚約者様と私はお互い忙しすぎて全然一緒に過ごせなかったから、今日こそはって思ってたの。なのに。
「解放?」
「はい、アダム殿下は貴女の束縛に苦しんでいるのです…」
「束縛……苦しんでる……?」
「アダム殿下は……アダム様は私を愛しているといってくれた!」
聖女様は醜悪な化粧ジワがよった顔で、ねっとりとした声色だ。
こんなウジが沸いて腐敗した肉塊のような人間のようなものと同じ酸素を吸いたくない。
―――消そうかな。
そう思った時
「っ!イヴ何をしてる!!」
「殿下!?私……リリス様に…怖かった」
あの口臭肉塊糞女が涙目を浮かべて小首を傾げたが
ーーー婚約者様は私を背で庇ってくれた。
「リリスに……僕の大切な人に何をしようとした!!」
「「えっ?」」
ワンテンポ遅れて、そのことに気づいて頬がぐわ〜〜〜〜〜と赤くなる。
も、もしかして!!!!!!
「君とはお互い役職での関係しかない。変なことを僕の…愛しい婚約者に吹き込むなら許さない!!」
「私も…アダム様が好き……」
私たち2人はお互い見つめ合ってすごくいい雰囲気だった。
そんな私たちを腐れ×××女は凄まじい眼光でこちらを見つめてたのでどうにかしないと…と思った瞬間
「はぁ…この時空にまたこれた…君と僕はやっぱり運命…ん!?じ、時空の歪みに誰を入れてるんだ!?あ、あ、アッー!!!!!」
「ちょ、ちょっと何するの!?って力つよっ!!!」
私はこれ幸いと暴れる腐れ×××女をリーダーが出てこようとしている時空の歪みに押し込んだのであった。
「ーーーこうして2人は結婚し、良い国を作った。めでたしめでたし…か」
「いや〜〜〜地球であの子持て余してたから本当に引き取ってくれたよかったよ!!!
あんなやばい子地球いくつ合っても足りないわwwwwwアダムくんがストッパーになってくれて世界滅亡しなくてすんだ〜〜〜〜〜!!」
「貴様なぁ!!!もう二度とあんな神にも喧嘩をふっかけそうなやつ送りむんじゃな〜〜〜い!!!」
「まぁまぁ時に正義は悪になるし悪は正義になる…悪役だって自分勝手に幸せになってよかったね♪」
Happy end
流行りに乗ってみたかったけど……悪役令嬢成分ちゃんとこれで足りてますか……?