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白騎士と古代迷宮の冒険者  作者: ハニワ
第1章 2人の冒険者
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第02話 魔石の価値

#魔石の価値


 増援は来なかったようだ。古い血の跡で汚れた石床は新たな返り血に塗れていて、オーク2体、ゴブリン2体の死骸しがいが残されている。


「すまねえな。俺がやられちまったばっかりに」


 ようやく気絶から回復した魔術師の男性が、通路の封印を始める。白濁色の液体が空中にあふれ出し、通路に満たされていく。


 程なくして通路は石床から天井まで完全に封鎖され、向こうが見えなくなる。


 本来は扉や蓋を固定するための魔法で、このような空間では長くもたない。私たちが警備をしているのはそれを監視し、再封印するためだ。


「よし、これでしばらくは大丈夫だぜ」


 彼はまだ本調子ではなく、役目を果たしたあとは、壁際にもたれかかって休んでいる。


 ステラと私が来た時もこのように通路が封鎖されていた。


 運の悪いことに、封印が解けたと同時に通路の向こうから跳び出してきた魔獣によって、彼が倒されてしまい、今まで再封印ができなかったのだ。


 パーティリーダーの彼が私たちに声をかけてくる。


「すごいな、君たちは。こっちは4人で1体倒すのがやっとだった。加勢できず、すまなかった」


「こっちに来ちゃったものは仕方ないわ。それにしても、あの魔獣、殴る力や体は普通の奴よりも強かったけど、攻撃魔法には何か弱点がありそうだわ」


「そうなのか。うちの魔術師はゴブリンの殴打を受けて倒れてしまったしな。俺は魔法を使えないからわからなかったよ」


「私だって攻撃魔法は無理よ。【マジックミサイル】のスクロールを使い切っちゃったわ。それも3枚も!」


「ただのゴブリンやオークに、スクロール魔法を使っていたんじゃ赤字だよなあ」


「ほんと! とっておきだったのに……」


 だが、決して『ただの』ゴブリンではなかった。


 実際に見たことも戦ったこともないものの、オーク=コマンダーのような地区級魔獣に指定されるような難敵だったのではないだろうか。


 それでも見た目はゴブリン。鎧に錆びが浮いているし、回収しても大した収入になりそうもない。


「まあ、何もないよりはマシか……」


 仕方なく、討伐を証明するための体の一部や装備品を剥ぎ取りはじめる。


 ゴブリンの口をこじあけ、ダガーで長い牙をえぐり抜く。この牙が討伐証明になって、騎士団やギルドに渡せば報酬をもらえる。大した金にはならないが……


 そして、ベルトや衣服を切り裂いて胸の鎧を剥がし、胸を切り開く。


 魔石を取り出すためだ。


 魔獣が野獣や人間と決定的に違う部分。それは体内に魔石という透明な宝石を持っているところだ。


 魔石は燃料にもなるので、思いのほか高く売れる。


 ゴブリンやオークを倒して見つかる魔石は親指大で、銅貨9枚か大銅貨9枚。5センチを超えるような大きさは滅多にお目にかかれず、銀貨数枚で売れたりする。


 だというのに、このゴブリンの体内に埋まっていたのはそれよりも遥かに大きい。


「何、この大きさの魔石は!」


 取り出してゴブリンの衣服で血を拭い、まじまじと見る。少なくとも10センチ以上はある。


 ステラが取り出したオークの魔石を私に見せにくる。


「こんなおっきいの、ステラは初めてなのです!」


 なんと、彼女が手に持っているオークの魔石は私が取り出したそれよりもさらに大きかった。


 いくらで売れるのか楽しみだが、生きて帰れなければ無意味だ。


      ◇      ◇


 この地下通路の警備は交代制で、次のパーティはまだ来そうにない。


「ふう……」


 肉体と精神の疲弊、生き残ったことに対する安堵の思いから、深いため息が出る。


 すると、ステラがこちらを向き、声をかけてくる。


「ミーナ、大丈夫なのです?」


「ちょっと疲れたけどね、そろそろ精神力の限界」


「ものすごい回数の回復魔法をかけてもらってたのです。申し訳ないのです……」


「そんなことないわ。生きてるのは、ステラが守ってくれたおかげなんだから」


 ただ、今回はかなり危なかった。怪我らしい怪我をしたことのない、あのステラが重傷を負ってしまった。


 出血は止まったものの、何度【ヒール】をかけても完治できない。


「わたしがやってみましょうか?」


 向こうのパーティの神官が申し出てくれた。【キュアウーンズ】をかけてもらう。


「ダメみたいですね、すみません……」


 ステータスを確認しているけど、重傷は治らない。でも、心なしか治った傷もありそうだ。


「いえ、ありがとう。いくらか良くなったみたい。私はまだ使えないから、うらやましいわ」


「お姉ちゃん、ありがとなのです」


 ステラも頭を下げてお礼を言った。


「とにかく、地上に戻ったら治療院に行きましょ。怪我を診てもらわないと」


「はいなのです」


 【ヒール】や【キュアウーンズ】で治せないような怪我もある。その場合は、治療院で適切な治療を受けながら、快癒を待つしかない。


 通路に平穏が戻り、なんの変化もなく緩やかに時間が過ぎる。時刻を知らせる地上の鐘の音も聞こえず、どれだけ時間がたったのかもわからない。


 あれから魔獣は現れなくなったが、ステラの怪我も治らない。鎧を脱いでもらうことも考えたが、やはりそれはできない。いつ、また、この封印が解けてあの魔獣が現れるともかぎらないのだ。


 座って休む気にもなれず、白濁液の封印の前に立ちながら、じっと交代が来るのを待ち続ける。


 やがて、地上に向かう通路の先に光が見えてきて、交代のパーティが現れる。


 こうして、ようやく地上に帰還できることになった。


 地図を片手に長い通路を歩きながら、いくつか分かれ道を選び、地上に続く右回りの螺旋階段をゆっくりと上っていく。


 ステラはバイザーを下ろして黙々と階段を上っているが、辛そうな足取りだ。


「ステラ、大丈夫? おんぶしよっか?」


「ステラは大丈夫なのです」


 鎧が重くても、ステラひとりくらいは運べなくもないのだが……


 そのうち階段の先が見えてくるようになり、外の光が見えるところまでくると、周囲が急速に明るくなる。


「もうすぐだから、がんばって」


 ステラを励まして、ついに、地上に生還した。


      ◇      ◇


「ふう……」


 また自然に深いため息が出る。


 すると、ステラがこちらを向き、声をかけてくる。


「ミーナ。ステラは、ちょっとあっちのお花畑で休んでるのです」


 売却する戦利品も、手続きをする依頼書も、私が持っている。ステラがいなくても手続きに支障はないが……


「大丈夫? 怪我がつらいの?」


 ステラのステータスは依然として『重傷』のまま。


 パーティ魔法のおかげで、命にかかわるほどではないのはなんとなくわかる。


「ううん、ステラは大丈夫なのです。ちょっと疲れただけなのです……」


 ステラはパタンパタンと足音を響かせて行ってしまった。


「もう、絶対大丈夫じゃないわ! 報告が終わったら急いで治療院に行くからね!」


 とにかく今は早く報告するしかない。報告と戦利品を換金するために、出入口に作られた騎士団の詰所に向かう。


 詰所にある長いテーブルの前に着くと、ふたりの騎士が向こう側に立つ。


「ただいま。今帰ったわ」


「ごくろうさまです。通路の封印はどうでした?」


「聞いていたよりも早く解けたわ。あっちのパーティの魔術師が再封印しようとしたんだけど、間に合わなくて魔獣と戦闘になったの。」


 一緒に地下から出てきて別れたばかりの、もうひとつのパーティを指さす。どうやら向こうも、リーダーの彼が代表して報告するようだ。私とは別のテーブルに戦利品を並べて他の騎士に報告を始めている。


「あれは見た目は普通だったけど、中身は普通じゃなかったわ。かなり上位の…… そう…… オーク=ジェネラルかオーク=コマンダーといったところかしら。おかげで全滅しそうになったわ」


「えっ!」


 『オーク=ジェネラル』という言葉を発した瞬間、騎士たちに動揺が走る。


「大丈夫、魔獣は倒して通路は再封印したから。それで、はい、これが戦利品よ」


 倒した魔獣の装備を入れた布の大袋をテーブルの上に置き、その横に魔石と討伐部位の牙が入った革袋を並べる。


 緊張に顔をこわばらせた騎士が大袋の袋口をあけ、中にある戦利品を取り出す。


 すると困惑する様子で聞き直してくる。


「あれ? でもこれ『普通』の錆びた鎧ですよね? 本当にそんな強い魔獣だったんですか?」


「そう言うと思ったわ。私だってまだ半信半疑なんだから。でも本当なの。ねえ、そうだよね?」


 私たちと一緒に戦い、後ろで同じように報告している彼に向かって声をかける。


「絶対、あれは普通のゴブリンじゃなかったよね⁉」


「ああ、まちがいない。初日に出たオーク=ジェネラルよりは弱かったが、それは体が小さく、こんな鎧だったからだ」


 彼が外して掴んでいた自分のグローブを錆びた鎧に叩きつけると、鎧に纏わりついている薄汚いぼろきれのような布がテーブルの上で軽く跳ねる。


「もし、これが、チェインメイルのような上級魔獣が着けている鎧だったら、どうなってたか……」


「でもねえ……」


 騎士の視線が彼とボロ鎧の間を彷徨っている。


「まだ信じられないか? 俺たちは数少ない『あの日』の生き残り組なんだぞ!」


 『あの日』というのは、この地下に災害級や城塞級の魔獣が現れて、多くの騎士や冒険者が亡くなった事件の日のことだ。どうやら町がパニックにならないように、被害は過少に伝えられ、詳細については伏せられているようだ。


 私たちはゲラールに着いたばかりで、冒険者ギルドでも当たり障りのない話しか聞けずに、城に来てしまった。彼らが話してくれたおかげで、本当の被害の状況がわかったのだ。


「うーん、地下に行って死骸を確認した方が良いかもしれないですね……」


 騎士たちはそれでも信じられないという様子だ。


 無理もない。目の前にあるのはまちがいなく最下級魔獣の錆びたボロ鎧なのだから。


「まあまあ、魔石を見ればわかるわ。でも、死骸が腐るから、あとで見にいって処理してきてよね」


 ただでさえ地下通路の奥の空気が淀むような場所なのに、あんな魔獣の腐った死骸のそばで警備をしたくない。


「ええ、それはもちろん。清掃はこちらの仕事ですからね……」


      ◇      ◇


 騎士は私と会話を続けながら大袋の中身の検分を終え、次に魔石の入った革袋の袋口をあける。


「えっ⁉」


 その中をのぞき込んだ騎士はビックリして声をあげ、何か訴えかけるかのように顔を上げて私を見る。そして、またのぞき込む。


「……なんですか、この魔石は!」


「あなたが言う『普通』のゴブリンとオークの魔石だけど?」


「オーク=ジェネラルの魔石ですよ、これは! 最初に討伐された時に見せてもらいましたから、まちがいありません。あと、少し小さめのこれは、初めて見る大きさですね」


 騎士は査定に使う価格表をめくりながら、魔石の価格を確認しはじめる。


「だから言ったでしょ。『普通』じゃないって。それで、これはそんなに興奮するほどのものなの?」


「魔道具はご存知ですか? 限られた範囲ですが、適正の低い一般人でも魔法が使えるようになる道具です」


「噂話くらいにはね。カンテラも魔道具になるのかな? 魔石を燃やすやつ。それなら見たことがあるわ。高いから持ってないけど」


 それに、そもそもカンテラは【マジックライト】があれば必要ない。


「カンテラも一応は魔道具の類になりますね。細かい小さな魔石はそうやって燃料にするんですが……」


 魔石は世界一硬いと言われている。ところが、魔獣の体内から取り出して2日から3日経つと、所定の方法で燃やせるようになる。油を燃料とする道具と同様のものが作られていて、カンテラは明るく小型で空気も汚さないので便利だ。


「でも、ここでいう魔道具は、神官や魔術師の魔法が使えるようになる、もっと本格的なものです。大きな魔石を素材にすれば、誰でも魔法が使える魔道具が作れるんですよ」


「つまり、この魔石がそうなのね。でも、そんな道具で魔法を使ってる人なんて見たことないわ」


「そりゃ、こんな魔石を持つ魔獣はそうそう現れませんからね。しかも、たいていは討伐にあたった国か領主の手に渡るはずですし。まあ、普通はお目にかかれませんよ」


 大きさを計ったり、重さを量ったり、念入りに本物かどうか調べていた騎士が、ようやく小さい方の確認を終えて大きい方を手に取る。


「特に、このふたつは、かなり大きく希少な魔石ですよ。普通は魔道具にできないような上位の魔法を付与できるはずです」


「付与か…… もしかしたら、噂に聞く魔法の付与された武器とかもできる? 勇者が持ってて炎が出たりするやつ」


「魔法剣ですか? その魔石より小さくても作れますよ」


 騎士は先ほど調べ終わった小さい方の魔石を指している。


「詳しいのね!」


「ははは…… 実は資料がありまして。それを見てるだけなんですけどね」


「ちょっと見せてもらってもいい?」


 魔石にFからSSまでのランクがつけられている。SSランクともなると、町の水源や窯に設置して重要施設になるような、大掛かりなものも作れるらしい。


 今回の依頼は、すべての戦利品を騎士団が買い取るという契約になっている


「魔法剣が作れるなら、1個くらい取っときたかったな……」


「まあ、魔石だけあっても、この辺の鍛冶師では加工ができないでしょうね。私もこの表を見てるだけなので。これをどうすれば魔道具になるやら、さっぱりわかりません」


 騎士が小さい方の魔石を見るのは初めてだったせいか、確認に時間がかかったが、大きい方の魔石はすぐに終わった。


      ◇      ◇


 改めて3つの魔石を並べると、騎士は私に向けて深く一礼する。


「……疑って申し訳ありませんでした。確認したところ、これらは城塞級の魔獣から発見されるような、AランクとBランクの魔石のようです。これは情報として上にあげておきます。討伐していただき、ありがとうございました」


「いえいえ。今朝ゲラールに来たばかりだったけど、その足でやってきて良かったわ」


 それにしても、困ったことになってしまった。下級魔獣の中にあれほど強いのが混ざっているとしたら、大変なことになる。


 なぜなら、魔獣の脅威度は身長や体格といった大きさによって増していく、というのが常識だったからだ。


 オークやゴブリンは身長が2メートルくらいの魔獣だ。少し人間より大きい程度で、群れに襲われない限り、初心者の冒険者でもなんとかなる強さだ。


 ところが、ときには3メートル前後の強い個体が現れる。オーク=センチュリオンやゴブリン=チャンピオンだ。もっと大きなのもいる。オーク=チャンピオンやゴブリン=ナイトになると3メートルを優に超える。


 以前、あの地下通路の先に現れた城塞級のオーク=ジェネラルは、少なくとも4メートル以上はあったそうだ。


 それらは大きな武器や本格的な鎧を扱えるほど体格が良くなり、群れのリーダーとして配下の魔獣を率いるほどの知性を持つ。


 だから、森で魔獣に遭遇した場合は、まず体の大きさを視認する。武器と鎧から魔獣の種類と強さを特定し、その数から脅威度を推しはかる。


 そのうえで、もし勝てないと判断すれば戦わずに逃げる。場合によっては、町で討伐隊を募るなどして戦力を整え、あらためて討伐に向かう。


 それが普通のオークとオーク=ジェネラルが同じ大きさ、同じ装備となれば迂闊うかつに手を出せなくなる。下級魔獣と判断して戦いを挑んだら実際は城塞級だったでは洒落にならない。


      ◇      ◇


 ……考え事をしている間に集計が終わったらしい。テーブルの向こう側でメモをとっていた騎士から声がかかる。


「え、えっと。それでは戦利品の買い取りですが……

 魔石が白金貨4枚、金貨5枚。

 武具が銀貨1枚、大銅貨7枚、銅貨2枚。

 討伐部位が大銅貨3枚……」


 そして、もう計算が済んでいるはずなのに、もういちど確認してから私に告げる。


「合計で、白金貨4枚、金貨5枚、銀貨2枚、銅貨2枚になります」


 支払い額を告げた騎士の声が少し震えている。


「ほえっ⁉」


 私はうっかり素っ頓狂な声をあげてしまった。信じられない額の提示に慌てて聞きなおす。


「白金貨4枚?」


 つまり、金貨で400枚という途方もない金額だ。家を買ったうえで、何年も遊んで暮らせるかもしれない。


「確かに、これほど大きな魔石は今までに見たこともなかったけど、そんなになるの?」


「はい。そのため、念入りに調べる必要があり、時間がかかってしまいました。申し訳ありません」


「ありがとう。では、それで換金をお願いするわ」


「少しお待ちくださいね。白金貨はここには用意していませんでしたので」


 別の騎士が私の魔石を持って庭を横切り、城内に向かっていく。


      ◇      ◇


 あちらのパーティは精算が終わり、どうやら全員で等分分配することにしたようだ。高額取引で使用する革袋を並べて、ジャラジャラと金貨や銀貨を詰め込んでいる。


 リーダーの彼がそれを受け取り、集まった他のメンバーに順に手渡す。


「じゃあお先に。ゴブリン1体でこんなに金貨がもらえるなんて、今回はついてたな」


 彼は受け取ったずっしりと重たそうな革袋を見せつけたあと、大事そうに腰のポーチに入れる。


「確かについてたわ…… 別の意味で」


 死なずに済んだという意味では運が良かったのかもしれない。


「あの魔獣の対処はCランク以上じゃないと危ないわ。ギルドに戻ったらちゃんと伝えておいてね」


「わかった。うん、もし君たちがいなければ全滅していたかもしれないな。高額の報酬をもらって少し浮かれていたようだ」


 彼のパーティが連れだって帰っていく。4人全員が五体満足で、誰も死ぬことなく。


 全員が生き残れたのは奇跡だ。もし、彼とステラの奮戦がなければ、私たちは壊滅するか敗走するしかなかっただろう。


 思えば、冒険者になって最初に倒した魔獣もゴブリンだった。あの時も、死ぬほど苦労してゴブリン=ウォーリアーを倒したものだ。


 森の中の物見櫓ものみやぐらで気絶してしまった私を、ステラが徹夜で見守ってくれた。あの夜のことを忘れることは一生ないだろう。


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