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名前を忘れた彼を私は生涯待つ。私は……誰?

作者: 戸部いとり

ペンティメント:ぼやけて見えなかったものが見えてくる様子。

わたしは  いつまでもまつ。


と  おくへいった、かれを。

べ  つべつのせかいにいった、かれを。

な  みだがかれようとも。

い  つまでもまつ。



と  てもながい。

り  せいはとうにつきた。

な  まえがおもいだせない。

ま  だ、わたしの『むかえ』は

   きてくれないのか。


え  いえんともおもえるじかんに

わ  たしは、わたしをなくしていく。


   きえゆく いしきのなか


ペン ティメントのようにみえる、

   しかいのさきに、


ギン いろとくろの、なつかしいコントラストが

   あらわれた。







「ああ、やっと、やっと、またあなたに会えた」



最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。


この物語で描かれている場面は、ある種の子育て期間をアレンジした物となっています。

(本来であれば、性別が逆です)


その種の答えは、『空白の前だけを縦に』読み進めていただくと、分かるようになっております。

(PC版で見ると読みやすいかもです)


ペンティメントに関しまして、『ペン』から始まる言葉が見つからず、苦し紛れです。

本来の意味とは、異なる使い方をしています。

ごめんなさい。

【pentimento;絵画で、重ね塗りされたり、修正されたりして見えなくなった元の画像が透けて見えるようになること。】

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