学生は辛いよ
苦痛でしかない、授業も四つ終え、遂にお昼の時間がやって来た!
やったね!パフパフ!
まあ、この後にも授業あるんだけどね……。
いや!今はこの幸せなひと時を満喫するべきではないか?いや、満喫するしかない!
「ところで、俺のお昼はどうなってるんでしょうか?そこんとこ、教えてくだせぇメイドさん!」
「学食か、購買で買ってくださいとのことです」
「俺、ああいうとこのご飯って合わないんだよね。いつも小夜の愛妻弁当だったから!あ、妻ではないけど」
「そうですか」
メイドさんが冷たすぎる!
小夜とは言わないから、手作りは弁当があったりしないの?え、まじでないの?
「購買ってどこにあるか知ってる?」
「こっちです」
よかった。これで、「勝手に自分で行ってください」とか言われたら、叫びながら走り去るところだった。
それにしても、迷わず進むな。考えてるそぶりもないし、……卒業生か!
「もしかして、ここの卒業生とかなの?」
「いえ、違いますが」
まあ、そんな時もあるさ。
想像するのは大事だよ!
「じゃあ、まさか全部覚えてるとか?」
「職務ですので。事前に確認は当たり前のことです」
「お手間かけてすいません」
「いえ」
つまりは、職務で仕方なく俺と一緒にいるってことですね。だから、こんなにも冷たいと。
でも、可愛いから許しちゃう!可愛いは正義だから!