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聖女との差

まあ、とりあえず文字コードは分からんかった。

どうしようもないとしか、言いようがない。

少し離れたところでは、自分の能力を確認している小夜達の姿が見える。

近づいて、能力について聞いてみた。


小夜の一つ目の能力は文字を書いたところからその現象が起きるというもので、今は「火」と書いた床から丁度文字と同じくらいの広さで火が出た。

つまりはだ、男の胸に「巨乳」とかけば、大きい胸が手に入るという理解でいいだろう。

なかなか有用じゃないか!


二つ目は手帳みたいなものに、少し後の未来が記述される能力らしい。

つまりは未来予知だ。

あれだ、「お前はもう死んでいる」とか言っちゃうんだろう。

あれ?違ったか。


ギャルギャルしてる小鳥遊雀は一つ目は、絵に描いたものがリアルに召喚できるという能力だ。

しかし、所詮は紙で出来た……なんだ、と!?

俺は見てしまった、空中に三次元で描いたケーキが三次元で出て来たことに。

つまりは、あれで女の子を書けば二次元嫁がリアルになるということだ。

ん?二次元嫁が三次元になっても、二次元嫁でいいのか?

考えても、答えは出ない。なら、放棄するのが一番だ!


二つ目は、色を変えられる能力だ。

つまりはだ、擬態し放題。

流石に透明ではないが、風呂も覗きに行けるし、風呂も覗けるし、風呂も覗けるのだ!


林檎の一つ目の能力は声に色々な効果を乗せることができるようだ。

つまりは、千差万別なイケボが出せると同じようなものだ!

ちっ!女の子落とし放題じゃないか!?(勘違い)


二つ目の能力は、音に敏感になる能力らしい。

確認のしようがないから分からんが、音で探知ができるようだ。

つまりは、主人公補正の難聴が使えなくなるという事だ。ふっ、使えん能力だな。


バカにした顔をしていたら、雀と林檎で何やら話し合った。

何を話している!?

そんなこっちをチラチラ見ながら、笑って話してるんじゃねぇ!

なんていい能力なんだ!?噂話聴き放題じゃないか!?

「A子、陽尾太君の事好きなんだって」とか聞ければ、100%告白成功するだろ!


それに比べて、俺のプログラムるはどうなってるんだ。

うんともすんとも動かないぞ。

文字うってみるか?押しちゃうか?

絶対押すなよ!絶対押すんじゃないぞ!


「ふっ、それはフリなんだろ?」

「ひきオタマジキモい」

「日木澤、それは流石にキモいよ」

「ヒオちゃん、大丈夫?」


うん、流石に今のは俺も自覚があるから、なんも言えない。

でも仕方ないじゃん!

俺の能力がどうしようもないんだから!

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