あいつは・・・。
どうも★
ちょっと久しぶりなので何か色んな意味でわくわくしてます。
まぁ、見てやって下さい。
俺達は正門をくぐり、教室に向かっていた。
「縁、今日はご機嫌なのね。」
幸野が俺に目を見開きながら言ってきた。
「あー、それ俺も思った。」
何なんだよ。伊太田まで。
「・・・何だ?それじゃ、俺がいつもご機嫌ななめみたいじゃないか。」
「・・・。」
二人はなぜか黙りだした。
「えっ、もしかして・・・。縁自覚はなかったの?」
「はっ?何がだよ。さっきから、二人して・・・。」
本当に。
「はー・・・。お前、朝は絶対茶紀さんの愚痴言うじゃん。なのに、機嫌良いからさっ。何か、逆に調子狂うっていうか・・・。何と言うか・・・。」
そう、だったのか。
「俺、そんなにいつも機嫌悪かったか?」
「「うん!!」」
二人で言うなよ。
「そう、だったのか。気付かなかったよ。もう、あいつの愚痴言うのが毎日の日課になってたんだな。」
「まだ、あいつ呼ばわりなんだ。」
急に伊太田が真顔で言ってきた。
「・・・うん。伊太田はあいつのこと敬ってんもんな。」
何かと、あいつは何故か人に好かれる・・・。
あいつとは、俺の血の繋がった・・・父親である。あと、世界で一番嫌いな奴でもある。
「おう。お前さぁ、何で茶紀さん嫌いなの?」
名前は糟原茶紀。
「みんな、それ聞くんだよな。別に理由なんてないよ。気付いたら嫌いになってたんだよ。」
俺は邪魔くさそうに言った。
「そんなことってあるのか?しかも、縁に限って・・・。その、何と言うか・・・。」
教室の前に来た、そのときだった・・・。幸野がピタッと止まった。
「・・・気付いたら嫌いになってた、なんて嘘よ。縁は理由なしで人を嫌いになる訳ないよ。」
幸野が伊太田を遮るように言ってきた。
「まっ、そ、そーだけどな。しかも、それ俺が今、言おうとしたのにさ!」
伊太田もそっぽを向きながら言った。・・・もしかして、恥ずかしいのか。
「何か、ありがとうな。幸野。」
「あれ?お、俺は?」
「きっと、何故嫌いになったか分かる日がくるわよ!」
幸野は本当良い奴だ。
「うん。んじゃ、またお昼にね。」
そう言って、手を振りながら俺と伊太田と教室に入った。
今回は短かった・・・ですね。
最近は、名前を考えるのに必死です(-"-)
あと、これに書くための材料探しも大変です。
あーしたい、こーしたいっていっぱい浮かぶんですがいざ!書こうと思うのですが、それがなかなか思うように書けなかったり、口頭じゃないので難しいです。
まっ、頑張りますけど・・・☆ミ
それと、伊太田良い味だしてるなぁーと我ながら思います。
まぁ、皆さんは違うかもしれませんが・・・。
これからも色々キャラが登場するので、好きなキャラとかできてくださったら、すごく嬉しいです。