親友
うわお!
第三話!!
私的には三話ぐらいからこう段々と色々分かってくるもんなんじゃないかと・・・思っています。
まぁ、ミステリーじゃないんで・・・。
とにかく読んでみてください★
おかしいような、んっ?とか思うところがあっても、そこはいつも通りどうかスルーでお願いします。それか、感想のところで言ってきてください。
息切れている奴は言った・・・。
「今日の俺っちって、ラッキーマン並みについてるZE!」
「何があったん・・・だ?」
この変な男は俺の幼馴染であり、親友でもある・・・浅久伊太田だ。年齢は俺と一緒。そして、このマンションにも住んでいる。
「聞ーてくれよ!」
ふにゃふにゃと身体を揺らしながら喜ぶこいつに俺は腹が立った。
「もー、いーよ。聞く気が失せた。大体は予想つくし・・・。」
どーせ、前言ってたあれなんだろうな・・・。
「流石!我が友よ♪」
あー、何かうっとおしい。
「それより、梅さんに何か言うことはないのかな?」
「あっ、梅ちゃん、おはよう!ごめん、今気付いた。」
「おはよう、伊太田くん、朝から元気ね。」
「そうか?縁がテンション低いんだよ。今の男子高校生はテンション高っ!って思われるぐらいが当たり前なのによー。」
そんなことねーよ。
「俺はこれでもテンション高いと思うが・・・。それに、男子高校生が全員テンション高いと逆に怖いわ!だから、梅さん、今の男子高校生がテンション高いと言うのは嘘ですから、信じないで下さいよ。」
「分かったわ。」
「俺の言うことは信じられないのか、梅ちゃん?」
「んー・・・。そういうことじゃないんだけど、何となく、ね。」
「何となくって、ある意味酷い・・・。」
「さーて、これで二人にはあいさつ出来たわ。」
おー。さり気なく、梅さん、こいつのことスルーした!
「それじゃ、学校に行ってきます。」
「気をつけてね、行ってらっしゃい。」
「梅ちゃん。行ってくるね。」
梅さんはいつものように、俺達が見えなくなるまで手を振っていた。
あのマンションから学校までの道のりは短く、五分程度で着く。
―――学校の門をくぐろうとした時だった。
「おはよう、二人ともっ!」
おっ、きたな!
―――ドンッ!
「・・・っ!」
声にならないくらい痛かったんだな。
「おはよう。」
「ふぅ、かわされたか・・・。伊太ちゃんの野郎は顔面に命中できたのにな・・・。吾輩の蹴りを縁は軽々と避けちゃうんだから。」
「まぁ、伊太田はかわすことはできないだろう。というか、幸野の飛び蹴りの威力は凄いな。」
明日河幸野。年齢は俺達と一緒で、中学からの親友でもある、女の子、女の人?まぁ、どっちでもいいんだけど、キックボクシングをやっており、よく殴られそうになる。でも、わざとではなくこれは癖なのである。
「そうね、伊太ちゃんは無理よね。それより、私の蹴りのこともっと褒めて!」
「・・・お前ら、褒め合ってんじゃねーよ!しかも、そこ普通に考えたら、大丈夫か?って聞きにくるとこだろーが!あと、何で縁はあんな早い蹴りを何で避けれんだよ!あともういとつ言わせろー!何で俺はかわすことができないんだよ!」
「朝からうるさいわねー。何で伊太ちゃんはかわされないかって?何となくよ。」
「朝からうるさいなー。何でお前はかわされさいかって?何となくだよ。あと、俺は常に身の周りを警戒してんだよ。」
「ハモリながら言うな!縁はすごいな・・・。そこは、素直に感心してやるよ。俺の扱いひどくないか?みんなして・・・。」
・・・そうかな?しかも、何で感心するのは、上から目線なんだよ。
俺と伊太田と幸野、いつも一緒にいる仲良しグループなのだ。
この三人で俺は高校生活をおくっているのである。
ありがとうございました。
何か、今回は結構いつもより長くなっちゃいました。
友達っていいですねぇ~本当に。
何言っとんねん!って感じなんですけど。
私の親友もこんなHOTに出てくる人物みたいな感じなんですよ★
ボケとツッコミで容赦のなく、なんでもかんでも言いますし、嫌なことは嫌って言えるような、ね。
まぁ、それが本当の友達!
友達は最高♥(^o^)♥
変なことを後書きに言っちゃってすいません・・・。
次回も良かったら、よろしくお願いします。