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HOT  作者: fruitysalad
1.嫌いな奴は・・・
1/4

嫌いな奴


まだまだですが、良かったら読んでみて下さい!(^^)!

無茶苦茶です。まぁ、そこは軽くスルーして下さい。

一瞬、恋愛とか無いじゃんって思うかもしれませんが、これからそうゆう要素を入れていくつもりです。

っていうか、やっぱり読んでみて下さい★

おもんな!と思ったらやめて下さっていいんで。


「・・・おはよう、母さん。」


朝一番のあいさつは必ずこれだ。

母さんの仏壇の前に正座して、心を込めて・・・。いつものことだけど毎日欠かさずやっている。

別にしきたりとかやらせじゃなくて、俺が好きでやっていることだ。


で、台所へ向かい俺は自分の弁当とあいつの分の弁当を作る。

次に、洗濯物を干すのである。これもいつものことだ・・・。これは欠かさずやらなくてもいいことだが、どーせあいつはしないし、俺以外にする奴がいないという訳。


最後に・・・もう一つすることがある。これこそしなくてもいいと思う、本当に。でも、これをしないと普通に生活が送れなくなる・・・のは確かだ。早く社会人になってこの家を出て自分の力で暮らしていきたい。あいつのおかげで暮らしていけてると思うと吐き気がする。


「おい、そろそろ起きないといけないんじゃないか?」


あいつの部屋に入り、そいつに怒りながら声をかけた。

そう。俺はあいつがしないといけないことをしているのに、呑気に布団で寝ているのである。

くそっ!やっぱりこんなので起きるわけないか。だから、そいつの部屋の窓を開け、ついでに毛布も取ってやる。今は12月でしかも、今日はすげー寒いんだ。これで、どうだ!


「ううっ!さ、さ、寒いぃ~!」


「早く起・き・ろ・よ・! 俺は学校行かなきゃなんねーのに!」

俺は苦労人な高校一年生だ。


「朝っぱらから酷いな~。えんくんは!」

・・・こいつはー!


「気持ち悪いんだよっ!しかも、全然酷くねぇーよ。お前の鼻にドリル突き刺すくれぇしていいんだよ。お前の場合はな!」

というようなことが最後にしていることで、そいつを起こすという単純のことのように聞こえるかもしれないが、俺にとってはすることの中で一番嫌なことである。


「や、やめて!それはやめような。それは痛いだけじゃすまねぇーよ。もう、お前段々と思考が魅月みづきに似てきた。」


―――ドダダダダッ!


ん?今度は何だ?いきなりそいつは部屋から勢いよく飛び出し、母さんの仏壇に何かブツブツと言い始めた。


「どうしよ、魅月みづき。このまま成長していったら、俺のことすんげー好きになっていくよ。いやー、恋愛とかじゃないよ。親子愛のことね。あー、嬉しいな。あー、嬉しいな!本当にっ!」

何・・・だと?


「おいっ!今、何て言いました?」

こいつ、今、俺がお前のことすげー好きになっていくだろう的なこと言ったよ・・・な?

―――・・・。


「あれっ!?何で、何で、そんな怒ってんの?えっ!?殴られんの?」

俺はそいつの胸ぐらを掴んで、手をグーにしていた。


「はぁ!?俺がお前なんかを好きになるはずないだろ!俺は誓う!そんなことは断じてあるはずがない。」


「待て、待て!平気で傷つくようなことを言うな。あのな、魅月みづきも初めて会った時、鼻にドリル突き刺すって言われたんだよ。あと、えんと同じ顔で!だーかーらー、俺と魅月みづきは最悪な出会い方をしたけど、最終的には愛し合う仲になり、結婚までしちゃったんだ。ってことはだな、お前も絶対に俺のこと好きになるパターンなんだよ。なっ!」


なんじゃそりゃ?一体、どんな出会い方したんだよ。疑問が出来てしまったじゃねーかよ。


「そんなパターン、一生ないない。あの・・・さ、母さんに似てるって話、本当?」


「あー。本当、本当。」

こいつ、無茶苦茶適当に言いやがったな。


「ちゃんと、答えろよ。」


「似てるって。顔とかも魅月みづき似だしな。腹立つわー、俺より魅月みづき大大、大好きだもんなー。」

・・・やばい。嬉しすぎて笑けてくる。


「ありがとう。」

こいつに礼は言いたくないが、今回はしょうがない。


「いや、あのね。そんなニコニコしながら俺に礼を言われてもな、ってか嫌味か。だが、残念だね~。俺のことはきっと好きになるよ。あっ、恋愛とかじゃないから、親子愛のことね。」


・・・。どっから、そんな自信が出てくんだろ?

恋愛とかそんなんだったら俺もう家出とかしちゃってますから。


「何か、ごめん。断固!それはないよ、うん。大丈夫だから。」

と笑顔で言った俺。


「うっ、うっ、痛いよ。心が・・・。」

もう、ほっとこー。


「あっ、弁当は机の上に置いといたから。時間だからもう行くわ。それじゃ、行ってきます、お母さん。」


「あっ、ありがとうね。行ってらっしゃい、明日からは俺にも言うんだよ。」

誰が言うもんか。そう思いながら家を出た。


読んで下さってありがとうございます(#^.^#)

何かすみません、無茶苦茶で・・・。

まぁ、何回も言いますがそこはスルーして下さい。

良かったら、次回も読んで下さい。(出来れば、読んでほしいです。)


本当ありがとうございました。(キラッ!)

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