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第十二話

ご飯を食べ終えるとルカとエナは順番にお風呂に入った。その間メリンダが洗濯機で服を洗ってくれた。だが乾かないのでメリンダが服を用意してくれた。

「もしかしたら合わないかもしれません」とメリンダから言われた割には服はピッタリで着心地も良かった。

「まだ3時ですね。どうしますか?寝ますか?」

 丁度エナがドライヤーで髪を乾かした後にそうメリンダがルカ達に向かって言ってきた。窓から見える外はまだ明るい。普通ならまだ学校にいる時間だ。だが今日はいろんなことがありすぎた。正直に言うとルカとエナはまだ現実を受け入れていない。外はまだ明るくてもルカとエナの心の中は暗闇のど真ん中だ。

「寝たいです」ルカはぼそりと呟いた。

 エナはどうしたらいいか分からず下を見た。

 エナも寝たかったが急に訪れて家と食事まで提供してもらっている身が寝るのは失礼なんじゃないかと思ったのだ。

「寝ていいのですよ。貴方達には今睡眠が大切です。エナはどうしますか?」

「寝たいです……」

「良く言えましたね。部屋の準備はしてあるので二階に上がりましょう」

 言われた通り二階に上がると部屋が1つあってメリンダは申し訳なさそうに言う。

「普段お客さんが来ないので部屋が1つしかありません。二人で使えますか?一応シングルベッドが二つあります」

 普通なら小学6年生で異性と一緒の部屋を使うのは嫌な人とか恥ずかしい人もいるがルカとエナは違った。もうずいぶんと長いこと二人は一緒に過ごしてきたし何回もエナの家のソファで好きなアニメを一緒に観ながら寝落ちしたりした。だから異性とかだからとかはなかった。

「「ありがとうございます」」二人は深くお辞儀をした。

「大丈夫ですよ。それでは私は下に降りますね。おやすみなさい」そう言ってメリンダは去っていった。

 エナが部屋を開けて入った後ルカはエナの後に続いて部屋に入った。

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