第10話 強大なる一撃作戦
お久しぶりです。この文章書くの3度目です。なかなか早く進みますがご了承ください。
大日本帝国参謀本部
「…では今回の会議にて決まった事項を確認いたします。まず第一
1927年今年、10月に落下傘部隊を南京周辺に降下させること。また、その際上海などに上陸作戦を行い、海軍による艦砲射撃等を受けること。
第二
これで築いた橋頭堡に機甲部隊を含んだ20師団を上陸させ、敵領土に浸透すること。
陸軍海軍双方相違はありませんでしょうか?」
「陸軍からはありません。」
「海軍も同じくありません。」
「では今回の条項をまとめたものをお渡しいたします。それでは解散。」
「いやはや、お疲れ様でした。ところで、先ほどのことは全て裏表なしに考えてもよろしいでしょうか?」
「ええ、もちろんです。」
「っふふ、いやはや私はともかく貴方が敬語というのもおかしいものですな。」
「うむ、役職や年齢の差はあれど、この軍について話し合った中だからな。」
「そうですなぁ…さて、雑談はこれまでにして、貴方はこの作戦に有用性があると思っていますか?」
「正直に話してもよろしいか?」
「無論です」
「これに限らず、上陸作戦というのはもちろん中国も想定していよう。よって、想定している程の効果はない、しかしながら打開にはもってこいの作戦という認識だ。」
「そう言われると思いましたwしかし、若干違うと見えます。なぜなら、中国は日本陸海の仲は悪いままで陸海の協力はないと思っております。それはつまり、艦砲射撃は想定しておらず、日本の海軍による敵への攻撃はほとんど完全に通ります。よって敵を蹂躙し、上陸する頃には敵はおらず。場合によっては安全に南京までを占領し、その後援軍を送り、中国を屈服させるのです。」
「ふむ…なるほどなるほど。ちなみに、その段階において、北京方面での前線はどう管理する?」
「今は北京に40師団規模を貼り付けています。この師団規模を20師団まで減らします。中国軍は突撃を繰り返しており、この戦力移動に気づかないでしょう。」
「なるほど…有用な策だな。ただ慢心はするな。人間というのは勝ったと思った時が一番危ないという。」
「承知しました。ではまた今度」
「ああ」
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「さて、いよいよ件の作戦決行が近い。一応作戦を確認しておこうか。では、山下君、説明願えるかな?」
「はい、では説明させていただきます。
第一段階、北京方面からの兵の引き抜き。こちらはすでに決行済みです。航空支援の甲斐もあり、師団の引き抜きによる前線の撤退も無く、無事20師団の用意ができました。
第二段階、落下傘部隊および上陸部隊の準備。こちらの説明をいたしますと、落下傘部隊はすでに準備済みであり、九州の空港から上陸部隊と同時に離陸致します。上陸部隊につきましては、海軍の第一主力艦隊に護衛、及び砲撃支援をしていただく手筈となっています。こちらでは、兵輸送のための輸送船の手配が済んでおり、何かが起きなければ問題はないでしょう。
最後に第三段階、第二段階で築いた橋頭堡に機甲師団を含む北京で戦った精鋭約20師団、追加徴兵20師団を派遣、敵の傷口を広げます。この際、敵の抵抗も考えられますが、南京周辺、もしくは海岸に展開しているものと考えられるため、海岸の部隊を包囲するように展開することで、敵の抵抗を最小限に抑えます。」
「うむ、その通りだ。皆、理解できているな?
よし、それでは皆明日に備えること。解散。
すまない山下君、少し話せるかね?」
「?ええ、分かりました。」
「ではこっちに来てくれ、この辺なら問題ないだろう。さて、単刀直入に聞く。まさか反乱を企ててはいないだろうな?」
「な?!何をおっしゃいますか?!そんなことするわけがないでは無いですか!」
「っふふ、もちろんわかっているよ山下君、一応の確認だ、しかし、軍内で不穏な空気が流れているように感じないか?」
「…すみません、小官には分かりかねます…」
「そうか、杞憂なら良いのだが…」
「ちなみに何故そう思ったのかお聞きしても?」
「最近国家主義者が増えているだろう?」
「…それだけですか?」
「女の勘は当たるものだよ。少なくとも頭の片隅には入れておいてくれないか。」
「…はぁ、分かりました」
「おっと、引き止めて悪かったな、要件は終わった、ありがとう。」
「は!それでは失礼いたします。」
「うむ……あの反応、そういうことか…」
前書きの3度目の意味は既に2回これ投稿してるからなんですよね...重複しててもそういうことなのでご了承ください




