第9話日本の策略
お久しぶりのお久子です。
いやね、時間経ってたんだなこれが…と言うわけで第9話です。久しぶりなので路線外れてるかもですが、お許しください
1927年に起きた日中国境紛争、盧溝橋事件は、史実のように泥沼化することなく国境の満州国への譲渡により終結した。もちろん出来レース、八百長である。が、自国の領土を取られた側からすればたまったものではなく、今すぐにでも満州国に攻め込まんとする中国軍が続出することになる。それが開戦事由に値することも考えずに。
「…という状況であり中国満州国境では緊張が絶えません。」
「ううむ…どうしたものか…」
「何を言っているんだ?どうしたもこうしたもないだろう?どうせ第二の盧溝橋、第三の支那事変が起こるんだ。また甘い蜜を吸わせてもらおう。」
「失礼します!緊急伝令です!!」
「どうしたのだ?」
「はい!河北州の国境警備隊より山東方面からの侵攻が報告されました!すでに国境では紛争が起きております!しかし防衛は成功しており、侵攻の準備ができています。」
「やつら、早速引っかかったな。よし、侵攻準備は整っているんだな?侵攻を許可する。」
「は!それでは失礼いたしました!」「私もこれで、失礼いたしました。」バタン
「それでは山下君一緒に偵察に行こうか。」
「はい、お供いたします。」
「まるで観光だな。」
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「本部より伝令!侵攻許可が出たぞ!!」
「「「「うおおおおおおおお!!!」」」」
1927年7月に発生した盧溝橋事件終結後約1ヶ月後の9月中華民国軍隊は暴走し、国境紛争の末日本領となった河北に侵入を開始した。結果国境紛争がまたも勃発した。当初こそ中国軍が侵攻に成功したものの、長続きはせず、すぐに日本の反抗作戦によって敗れることとなった。そして、日本から遠く離れたところでも戦争に関わる話題が持ち上がった。それは…
ビザンツ帝国によるトルコの併合だ。
1927年にビザンツ帝国によるトルコへの合併要求によって端を発したこの戦争は、ビザンツ帝国の強引な上陸作戦によってトルコを全土併合して一応の終結となった。しかし依然として連合国は交戦中であり、多数の捕虜を拘束されている状態になっている。欧州では、これに危機感を感じたドイツによる和平工作が始まっている。が、講和の締結は困難な状態が維持されている。
このことにより、世界ではどちらの味方をするかを迫られ始めるのであった。
さて、そんなこんなで日本の情勢であるが、日本のスパイもあって中国軍は混乱し、日本にとって理想的な状態だ。しかし、そんな状態が続くわけもなく…
「そうか…まあよく頑張っただろう。むしろ無事に帰還してくれてありがとう。こうなると、紛争で解決出来なくなったな。全面戦争も視野に入れなくてはならない。だれか案はあるか?」
「それでしたら、一つだけ可能性があります。」
「山下君、それはなんだね?」
「はい、それは、空軍輸送により落下傘部隊を降下させ、強力な一撃を与えることで敵に動揺を与えることで敵軍に隙を作り、我が軍の僅かながら保有している機甲部隊によって傷口を広げ、敵戦力を一気に削ぐのです。幸いにして前線では我が軍の方が戦力が多く、分断の恐れもないことから現実的な方法だと思っております。」
「うむ…なるほど、確かに我が空軍は敵空軍に対して大きく優勢を保っており、なおかつ落下傘部隊を一部保有しているため労力は少なく、有効的な手段と言えよう。また落下傘部隊と同時に陸軍を海上輸送し、南京周辺で第二戦線を作るのもいいだろう。よし、その案を採用しよう。」
「は!ありがとうございます。」
「これからも頑張ってくれ。さて、それでは会議は終了にしようか。皆お疲れ様。配置に戻ってくれ。」
「「「「承知いたしました」」」」
「それでは失礼します」
「うむ」
ガチャ
「山下殿、本日はお手柄でしたな。」
「いえいえ、これからも精進して参ります」
「それでは我々も頑張らなくてはな?」
「ふふふそうだな、そういえば、今回の上の人は海さんと仲がいいみたいだな。この間も予算について話し合っていたし。」
「仲がいいと言うより、あの方の片想いでは?」
「おおおお??」
「おいおい!まさかまさかだろう!」
「まさか国を巻き込んだ恋煩いでもするのか?」
「海さんも満更でもなさそうだったしあるかもしれんぞ?」
「そこまでにしておけ。上官とはいえあの方は18歳だぞ?悪い意味ではないが大人びているから勘違いしやすいが、そこをもっと意識しなくては。」
「おや、そうだったな!ははは!」
「まったくお前は」
ガチャ
「貴様ら〜?!聞こえているぞ〜?!ゴラァ?!」
「はっ?!しまった!山下殿任せるぞ!私達は逃げる!」
「えっ?ちょっとお待ちくださいって!えっとちょっとですね。私はそんな話しておりませんよ?」
「わかってるよ山下君。だから、手伝ってくれるよね?」
「は…はいぃ…(普段は神秘的な美しさを秘めているのに怒るとこんなにも怖いものか!)」
「こんの野郎ども!マテェアアアァ!!」
「捕まったらまずいぞ!逃げろいいいおおお!!」
「まったく、次から君たちへの予算を削ってやろうか?もしくは自腹か?まあ冗談だが、海さんの方と一緒の時に言うなよ?変に気を遣わせては困る」
「やっぱり片想いしてるんでしょう?」
「あ?」
「なっなんでもござあせん!」
「まったく、この小説のジャンルが仮想戦記から恋愛に移ってしまうだろうが。」
「小説、ですか?」
「いやあなんでもない。」
とりあえず10日以内には次を出したいですね。海さんってのは先輩ですね。あの「その驚異的な想像力もな。」の人です




