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#09

村から帰宅。


鍋に水を入れてお湯を沸かす。沸かしたお湯を使い布で体を拭いていく少しさっぱり。やっぱり風呂に入りたい。現状では無理だな。


塩むすびとスープと焼いた鶏肉を食べて夕食を終える。


収納から1つ1kgある甜菜を一つ出してナイフで1㎝角のサイコロ状に切る。


鍋に水を入れてお湯を沸かす。鑑定で確認しながらお湯が70℃を超えたところで火から下ろして先程切ったサイコロ状の甜菜を入れて1時間程置いておく。


1時間経ったところで鍋の中のサイコロ状の甜菜だけを収納。残りを火にかけて灰汁を取りながら煮詰めて行くトロトロになってきたところで薪を散らして弱火にしてかき混ぜながら煮詰めていく。


白く固まり始めたら火から降ろす。完成だ。粗熱が取れたところで買ってきた小さな壺に適当な大きさに割って入れる。大体150gくらい出来た。


カケラを一口。中々美味い。現代日本で売っている精製された砂糖とは比べられないが砂糖が高価で口に入る事が少ないこの世界では十分であろう。


もう遅いので今日は魔力枯渇して就寝。



アラームの音で起床。顔を洗い身支度してから朝食。


塩むすびとスープで朝食を済ませる。


さてお出かけ今日は裏山。もう少し奥まで行ってみる。


順調に進み山を登って行く。ふとみると何か実が生っている。何かと鑑定するとオリーブ。えっ!マジでと検索バーに“オリーブ“と記入して検索すると周り一帯にオリーブが自生している。


“熟しているオリーブ“検索して収納する。ということで直ぐに戻る。そのまま村まで行き雑貨屋でラックバードの魔石を5個売って1銀貨手に入れて小さな壺を2つ購入。目についたロープも3銅貨で買っておく。


あと野菜などを売っているお店で白ワインを200mlと白ワインビネガーを200ml買う。合わせて5銅貨だった、高い。何気に売っていた大豆も購入。10kgで1銅貨、安いよ本当。大豆はどうやら食用にも使うが馬の餌としても使われていて軍事物資として隣領に出荷されているらしい。


離れに戻りながら買ったものを収納にしまい正門を潜って離れへと行く。


確かあったと木のタライを取り出して水でよく洗う。洗い終わったらタライに被せるように綺麗な布を掛ける。その上に洗った熟したオリーブを入れる。


靴を脱いで足を洗いタライの中のオリーブを踏み潰す。ザックザックと踏んで潰していく。


あらかた潰し終わったら潰したオリーブを敷いた布で包み絞る。魔力循環を魔力多めで行いパワー全開で絞る。


絞り終わった搾り粕は捨てて残った汁を“オリーブオイル“と検索バーに入力して収納。タライに残った不純物は捨てる。


小さな壺を取り出して収納したオリーブオイルを入れる。


黄色い透明なオイルが出来た。300mlくらいかな。


昼食を食べたらまた村に行く。野菜を売っている店で売れ残りのトマトっぽいものとキュウリっぽいのとレタスっぽい野菜を2銅貨で買う。トマトは5個、キュウリは7本、レタスは2玉だ。これで200円と考えれば安い。製粉前の小麦も売っていたので購入。1袋20kgで1銅貨でした。これは流石に安過ぎないかと思うも購入。


離れに戻ると作り置きを作成する。まずはラックバードの胸肉を取り出してフォークで裏表刺して穴を開ける。そこに塩と胡椒を両面振りかけて揉み込む。皿に入れてしばらく置いておく。


次に買ってきたトマト、キュウリ、レタスを水で洗う。皿を3つ出す。


レタスからナイフで一口サイズに切って行く。切ったレタスは3つの皿に均等に分けて入れる。


次にキュウリも薄くスライスして切り3つの皿に分け入れる。トマトも6等分して2切れづつ3つの皿に入れる。そのまま3つの皿を収納。


時間が経ったのでフライパンを火にかける。フライパンが温まったらオリーブオイルを適量垂らす。十分フライパンが熱したら鶏肉を皮の方から焼いていく。フライパンに置いた瞬間、ジューと音と肉の焼けた香ばしい匂いが漂う。


十分焼けたらひっくり返して焼く。皮目は丁度良い焦げ目がついて美味しそうだ。


焼けたところで皿に入れて収納しておく。


小皿を出すそこに買った白ワインビネガーを入れる。次に少量の細かく砕いた塩とホンの少しの甜菜砂糖を細かく砕いたもの入れて溶けるまでかき混ぜる。


溶けたところにオリーブオイルを入れて混ぜて完成だ。簡単ドレッシングだ。これも収納しておく。



今度はトマトを一つ湯むきする。湯むきしたトマトをフライパンで熱しながら潰していく。水分が飛んでドロドロのペースト状になったら皿に避けておく。


玉ねぎを微塵切りにしてフライパンで茶色く飴色になるまで炒める。飴色になったらトマトペーストを入れて煮詰める。火から降ろしてオリーブオイル、白ワインビネガー、乾燥して細かく砕いたバジル、塩、胡椒を入れて混ぜる。


トマトソースの完成。



今日は早めの夕食にしよう。


皿に切りわけた鶏肉を入れてトマトソースをかける。サラダを1皿出してドレッシングをかけ深めの皿にスープを入れて小さな皿に塩むすびを一つ出す。


今日は豪華だ。


まずは鶏肉を小さく切ってソースをつけて食べる。まだ熱くハフハフ噛んで食べる美味い。トマトと白ワインビネガーの酸味が効いていてサッパリ食べれる。勿論バジルの香りも良い。美味しいよ。


次はフォークでサラダをいただく。フォークでパリっと刺してレタスを一口。このフレンチ風ドレッシングも美味い。手が止まらない。トマト、キュウリと食べていく。この世界に来てから初めて生野菜を食べたかも。これも美味い。


塩むすびを食べてスープを飲む。これも慣れてきたけど美味い。ホクホクだ。


いやー美味しかったし満腹だ。5歳には多すぎたな。満足満足。


最後にハーブ茶を飲んでまったり。


あとは片付けて魔力枯渇で就寝しよう。

お読みいただきありがとうございます。


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[気になる点] 1つ1kgある甜菜を、10個も背負って帰宅した五歳児って・・・(ぇ
[気になる点] 自分の勘違いなら申し訳ない。前ページでも思ったが貨幣価値がよく理解出来ない。前ページの説明だと1ギル=1円で1銅貨10ギルですよね。それなら2銅貨は20円ではないですか⁇
[気になる点] 主人公に都合がいい世界 マップ関係ない能力が生えてくるわ 欲しいものがいくつもそこらに落ちてるわ
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