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#44

年が明けて7歳となった。


[ステータス]

名前:マリス・アルニア(6→7歳)LV10(初代アルニア名誉男爵)


HP:60→70

MP:261→514


STR:53→63

VIT:36→45

AGI:45→55

DEX:43→53

INT:57→67

LUK:70


スキル:生活魔法(着火、飲水、照明、堀穴、送風)

固有スキル:『オートマッピング』LV10→11(マッピング半径512→1024m 機能・内包スキル:時計表示、日付表示、東西南北表示、自身位置表示、自身向き表示、タイマー、アラーム、検索バー表示、鑑定スキル、探索スキル、収納スキル1300→1400ℓ、採取スキル、採掘スキル、索敵スキル、魔力感知スキル、魔力操作スキル、多重思考スキル、光闇属性魔法適性、水魔法、火魔法、風魔法、土魔法、無魔法、盾術、体術、料理、解析スキル、調薬スキル、槍術、身体強化スキル、杖術、剣術、古代錬金術、設計スキル、精密加工スキル、細工スキル、加工機械スキル、書庫、錬金鍛治、付与魔法new)


称号:異世界転生者、美食を追求する者



7歳になりステータスも加算された。魔力は毎日欠かさず枯渇させているので500を超えた。まだ増えそうだ。


スキルオートマッピングもレベル11になった。付帯スキルで増えたのは付与魔法だ。まだよく分かっていない。


そういえばこの開拓村の名前は“ライデン村“になる。命名したのは父である辺境伯だ。いくつか考えていたのだが仕方がない。


ハルも順調にスキルレベルを上げている。ステータスは、


[ステータス]

名前:ハル(8→9歳)女 LV2→4


HP:27→37

MP:34→304


STR:25→35

VIT:21→31

AGI:21→29

DEX:25→35

INT:25→35

LUK:45→60


スキル:生活魔法(着火、飲水、照明、堀穴、送風)、料理、清掃

固有スキル:『ジ・ガーディアン・オブ・ア・キャッスル(城の守護者)』LV2→5(機能・付帯スキル:城の守護結界 結界範囲半径10→160m、浄化、食料倉庫–容量500→4000ℓ、倉庫-容量2000ℓnew、魔力操作、魔力感知、身体強化、無魔法、火魔法、風魔法、土魔法、水魔法new、回復魔法new、結界内伝達new、結界内検知new)


ハルも城の守護者がレベル5になり付帯スキルで倉庫、回復魔法、結界内伝達、結界内検知が増えてその他に水魔法も覚えた。


時間停止の食料倉庫も容量が増えて4000ℓとなり多くの食料を保管している。倉庫は時間停止はしていない普通の倉庫だ。これにも色々と蓄えていたり発酵が必要なものを保管している。


回復魔法はそのままの回復魔法だ。これもこれから役に立つだろう。結界内伝達は結界内にいる任意の人物に離れていても連絡ができる。結界内検知は結界内にいる人物などを検知できるスキルだ。これらのスキルはサバスやカル爺、アルカス、マルスには伝えている。


今日は宿作り。コルニデ村に続く道方面の門近く、魔の森側は騎士と兵士の待機所と石の櫓となっているがその反対側に一階は食堂と風呂、運営する家族の住居、2〜3階が部屋になっている宿を作る。10人泊まれる大部屋とツインの部屋12、シングルが6部屋の宿を作る。トイレは各階に共有で設置。水洗だ。


土魔法で下水道を通して土台も土魔法で作る。どんどん土魔法で石化して建物を構築。3階部分まで作る。あとは風魔法でカットした木材により扉とガラスを嵌めた窓を取り付けて、雨戸も取り付けていく。


1階の食堂を先に作成して開拓民の女性陣に持ち回りで朝食、夕食を出してもらう。これは兵士達が食べる。


兵士達は騎士、兵士待機所内にある2階建の寮に住んでいる。今までは領主館で食事を摂っていたが近い方が良いだろうという事で宿の食堂で食べられるようにした。風呂も用意しているので衛生管理も大丈夫だろう。ここの風呂は開拓民にも開放している。


何日か掛けて宿の部屋の家具を設置。いつでも使えるようにする。早ければ再来月にはモラニデ町から行商人が物資を運んでくるはずだ。それまでに厩も設置予定だ。ここの管理は行商人と一緒に来るモラニデ町の家族が移り住み運営する予定だ。


「マリス様、お疲れ様です」と40代の男2人が挨拶してくる。この2人は今回の開拓民として来た家族達の一員だ。


「ガロンとダロスか、身体は大丈夫か?」


「はい、問題ありません」と左手でブンブンと鍬を振る。ガロンは元騎士で運悪く中級魔物の群れ2つとかち合い右腕の肘から下を失った。ダロスもその時に右足の膝下から噛みちぎられて失っている。現在は簡易な義足で足を引き摺りながらも元気に動いている。


その夜、領主館食堂でカル爺に声をかける。


「カル爺、ちょっと良いか?」


「構いません」


「ガロンとダロスの事なんだが信用できるか?」


「はい、勿論です。あの事がなければ私の横に立っていたのはあの者たちです。あの事も以前のノラス様との一件の時に拘束した騎士、マリア様が輿入れの際に伯爵家からマリア様に付けられた者で、ガロンとダロスが中級魔物に襲われた際に先行して探索している筈だったのですがそれを怠り、ガロンとダロスは退却する暇もなく襲われ今の状態となったのです。それが口惜しくて・・」


「そうか、明日2人には魔力操作と魔力感知を覚えてもらおうと思うんだ」


「そうしていただければ、あの者たちも喜ぶでしょう」


「わかった。明日あの2人を呼んできてくれるか?なるべく早くがいいな。頼めるか?」


「分かりました。伝えておきます」


「頼んだ」

お読みいただきありがとうございます。


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