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#24

アラームの音で起床。


短剣を持ち外へ出る。そこで素振りを行う。ゆっくりと丁寧に振りじんわりと汗ばんで来た頃に止めて食事を摂る。


今日も午前中は騎士から指導を受けられる。カル爺とアルヴィンも一緒だ。


今日もアルカスの指導の下に剣を振るう。悪いところや改善できるところをその都度指摘修正してもらい剣を振る。


昼近くになり汗を拭ったら昼食となる。横で型をなぞりながら剣を振るうアルスとロストをみると魔力操作と魔力感知を習得できたようで身体の中を綺麗に魔力が循環しているのが見える。


昼食を食べ終わると昨日の続きになる。今日は外で行う。


まずは属性魔法から属性とは基本は火、風、水、土の4属性となる。


そこでなぜ火が燃えるのか?風が起きるのか?石とはどうやってできるのか?水とは?と言った具合に理を教えていく。質問を受けながら答え理解が及ぶと早速その考えに従い魔力球を手の平に作りそれを持っていない属性へと変えていく。


何度か試行錯誤をしている内にカル爺とアルヴァンが火属性を、その後にはマルスが水、アルカスも火属性を発現させた。残りの属性も取得したところで次に進む。


属性を使わない魔力の可能性だ。


カル爺とアルヴィンを呼ぶ。軽く内容を説明。


「な、なんと!マリス様。では、魔力で壁を作れば属性魔法を防ぐ事ができると」


「そうだ。元々属性魔法は属性の無い魔力から作られている。だから生成されて間もない属性魔法は魔力の干渉を受けやすいんだ」


カル爺に身体が隠れる程度で厚さ3㎝程の魔力の壁を作ってもらい、そこにファイヤーボール、ウォーターボール、ウィンドカッター、ストーンバレットなどを撃つ。全ての属性魔法は衝撃は伝わるがほぼ魔力の壁で防がれた。


「これは凄い事ですぞマリス様!」とカル爺は興奮気味に話をしてくる。


「試した事はないけど魔力で包んだ剣でなら魔法を弾いたり切ることも可能じゃないかな?」と気軽に言うと、


「な、なんとそんなことが」と絶句している。


「そういえばカル爺たちは魔法も使えるようになったから、差し詰めそうだな“魔法騎士”かな」


「!!、魔法騎士!カカカっそうですな!魔法騎士ですな」とご機嫌だ。


そのあとは簡単な応用を教える。魔力の壁、盾の他に魔力の槍や杖の他に剣や槍を魔力で包み相手の届かない範囲から魔力で槍や剣を伸ばして切ったり突いたりなど教えた。


最後に村の外に出て木の塀近くに来た。


そこでまずは身体強化して1mほどの深さの穴を掘る。長さは3m。


掘った穴に入り村側の土手に手を当てて魔力を浸透させて厚さ20㎝の石に変えていく。次に近くの木を魔力の回転する刃で切り倒して水魔法で水を抜き乾燥させて魔力の刃で板状に加工していく。


加工した木を使い型枠を作ると石にした土手の上に型枠を乗せてその中に掘ってでた土を入れる。そこに手を当てて魔力を浸透させると石へと変える。それを繰り返すと厚さ30㎝高さ1mの石の壁が出来上がる。


「カル爺、時間はかかるけどこうやって作っていけば石の壁が簡単にできるんじゃないかな?」と聞くと、


「これは画期的です。前線での拠点構築もこれなら・・・」とブツブツと考え込んだ。それはほっといて村の中に戻りアルヴィンたちは色々と試行錯誤して慣れようとしているようだ。


アルスとロストもウンウンと唸りながら手の平の上を凝視している。


魔力の壁だから“魔力障壁”かな、では属性の無い魔力を使うから“無魔法”なんてね。と考えていると頭の中でピコンと音が鳴る。


ステータスをみると、


[ステータス]

名前:マリス・アーナンテ(5歳)LV8


HP:39

MP:86→91


STR:34

VIT:21

AGI:28

DEX:23

INT:37

LUK:62


スキル:生活魔法(着火、飲水、照明、堀穴、送風)

固有スキル:『オートマッピング』LV7→8(マッピング半径64→128m 機能・内包スキル:時計表示、 日付表示、東西南北表示、自身位置表示、自身向き表示、タイマー、アラーム、検索バー表示、鑑定スキル、探索スキル、収納スキル600→700ℓ、採取スキル、採掘スキルnew、索敵スキル、魔力感知スキル、魔力操作スキル、並列思考スキル、光闇土属性魔法適性、水魔法、火魔法、風魔法、土魔法、無魔法new、盾術、体術、料理、解析スキル、調薬スキル、槍術、身体強化スキル、杖術、剣術)


称号:異世界転生者



無魔法が生えた・・。世界が認めたということか・・。はぁ、と溜息を吐く。


そこにカル爺が来て、


「どうかしましたかマリス様」


「ああ、ふとな魔力を使い壁を作ったり槍を作ったりしてるだろう。だからこれは属性の無い魔法だから無魔法だなと思ったらステータスに無魔法が出た」


「カカカカカっ、それは凄いですな!もしかしたらマリス様が世界で初めての取得者かもしれませんぞ」と嬉しそうに笑う。


お湯を使って身体を拭いて綺麗にする。


夕食を済ませると明日の予定を聞かれる。明日は最後の日なので出来れば浅いところで構わないので探索させて欲しいと要望を出す。


それを聞いたカル爺とアルヴィンは話し合い明日はカル爺とアルカス、マルスでマリスを連れて近場の探索を行うこととなった。


良かったよ。これで少しでもマッピング出来れば良いな。後の時間は寝るまでカル爺とアルヴィンの武勇伝を聞いて就寝する。


勿論魔力枯渇しておやすみなさい。

お読みいただきありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
[一言] この話もそうだけどなんでこんな当たり前のことをベテラン騎士が出来てないんだ?西洋の剣でウルフ両断出来るってことは魔法剣ぐらいしてると思ってたんだけどな。やりすぎだよなぁ
2021/06/16 06:33 退会済み
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