【宝探しではないけれど】
遅くなってすいません…少しずつ、前進中です。
今回怖い描写はなし。どちらかといえばほのぼの日常よりですね。
途中、なんちゃって専門用語が出てきていますが真偽のほどはわかりませんし、適当に拾ってきたものを都合よく解釈しただけなので、「へー」程度に流していただければ嬉しいです。
次回どうなるのやら……
思わず二人の恰好を見て半目になった私は悪くないと思う。
素早くドアの内側へ体を滑り込ませて腕を組めば、ドヤ顔の二人が気まずそうに視線を泳がせる。
「色々と言いたいことはあるけど、普通に汚れてもいい服装に着替えて出来るだけ見つからないように俺の部屋まで来ること。持ち物は飲み物だけって話覚えてるよね、まさか一晩経ってすっかり忘れた……なんて冗談求めてないから」
自分でも低い声が出たという認識はあった。
全身で抑えきれない感情を表せば、意外にも二人はばつが悪そうに視線を逸らす。
「ご、ごめん」
「あー……つい」
素直に謝罪した靖十郎はいいとして、視線を合わせず悪戯が見つかった子供みたいな態度の封魔にムッとしてつい口を開いていた。
「つい、じゃない!ついでそんな目立つ格好されたら困るんだってば!何その胡散臭いコスプレ!なんで僧侶と神父!?アホなの!?アホなんでしょ?!見た瞬間に二度とドアが開かないように瞬間接着剤で固定してやろうかと思ったわ!」
怒りに任せて近くの机をべしべし叩けば、流石に不味いと思ったのか靖十郎と封魔は身に着けていた服というよりも衣装を脱ぎ始める。
ちなみに、今寮にいる生徒は私とこの二人位だ。朝食の時間だからね。
「悪かった!悪かったって!!」
「わかれば良し、と言いたい所だけど急いで支度して。皆が戻ってくる前に行かないと」
非常口から抜け出すところを見られでもしたら誤魔化すのは難しい。
腕を組んだままドアに凭れ掛かって久しぶりにつけた腕時計で時間を確認する。
早朝に行くことも考えたけど起きたら点呼の時間だったから諦めたんだよね。
(チュンは先に現場に向かわせてあるけど、昨日拾った幽霊のゆーくんもついてくるよね。血みどろじゃないし見た目も普通だから靖十郎も大丈夫だとは思うけど)
靖十郎と封魔は中学のジャージと色の濃いTシャツとタンクトップにしたらしい。
封魔は頭にタオル巻いてるんだけど妙にしっくり来ている。
着替えは5分もたたずに終了したので先ほどの事は綺麗に忘れてあげることにする。
「できた?よし、じゃあ早速出発するけど俺から声かけるまでは黙ってついてきて。途中で説明はするから」
いこう、と声をかけてドアを開けると幸いまだ誰も帰ってきていなかったので急ぎ足で廊下を走った。
使い慣れた非常口から外に出れば、後ろから二人分の足音が追いかけてくる。
雑木林の半ば―――…丁度寮から見えない位置までたどり着いた私は走るのをやめた。
軽く上がった息を整えて振り返ると全く息を切らしていない二人が私を見て、怪訝な表情を浮かべている。
「この辺りまで来たら寮からは見えないから、ひとまず安心して。部活はあるかもしれないけど、校舎の中で活動してる生徒ってそうそういないでしょ?」
「体育会系の部活も今活動休止中だから校舎に人はいないんじゃねーか?確か何日か前のHRで話してたぞ。職員会議とか研修で受け持ちの担当教師が始動できないから臨時で休ませてもらうって」
「そうそう!んで、同級とか先輩とかが仲のいい連中でつるんでカラオケとか飯食いに行こうって話になったみたいで結構な人数が外出届やら外泊届出しに行ってたっけ。俺も結構誘われたし」
ゆっくり目的の場所へ足を進めながら、二人の話を聞いた。
いわれてみると確かに賑やかなはずのグラウンドから運動部の朝練の声なんかは聞こえてこない。
聞こえるのは朝独特の鳥の囀りや木々の騒めき。
賑やかなセミの鳴き声はまだ比較的涼しい時間だからかあまり聞こえてこなくて、これなら集中して探せるなーなんて欠伸を噛み殺す。
(でも、部活動がないのって須川さんが根回ししてくれたからだよね。教師の研修なんて須川さんから仕掛けないとこんなタイミングよく入らないだろうし)
やっぱり“今”が対処時なのかな、なんて考えこんでいると靖十郎が私の顔を覗き込んできた。
「なぁ、優」
心配そうに少しだけ寄せられた眉と真っすぐな視線に思わず仰け反る。
驚いて反射的に後退ろうとする私の背中には、靖十郎らしき手が添えられていて“あ、これ介護だ”なんて思ったのはここだけの話。
突然幽霊が目の前に出てきた時と同じくらい驚いた、なんて思いながらドキドキする心臓を服の上から押さえて笑みを作る。
「どうしたの、靖十郎」
「俺らコイン探しするってことしか知らないんだけどさ、優はどこに向かってるんだ?」
「あれ?言ってなかったっけ」
「聞いてねェぞ。危ねェって散々言ってる所見ると七不思議がある場所だろうって見当はつけてたけどな」
何せ、と封魔が割と真面目な声色で言葉を切ったから、視線を数歩後ろの封魔へ向けた。
強面ではあるけれど綺麗な赤色の瞳は“濁って”なくて何時も力強い光が宿っている。
だからかなー…それがまた妙に封魔の迫力を増してるんだよね。
造形的には整った顔立ちなんだろうけど、やっぱり怖い。でかいし。
「靖十郎が『プール』、お前は『ロッカー』、んでもって寮長の部屋での騒動は七不思議してる最中、死んだ奴らも『首吊り桜』やら『呼ぶ屋上』とくれば俺にでもわかるぜ?」
能天気なお前が神経質になってる時点で予想はできてたけどな、なんて茶化したように笑って私の頭をポンポンと叩いた。
「……封魔って見た目で誤解されがちだろうけど、視野が広いっていうか周り見てるよね」
「あ?いや、別にこの程度は普通だろ」
私の頭を玩具みたいに撫でまわす鬱陶しい大きな手を避けて、行く先を指さした。
「方向的にわかると思うけど“花壇”が今回行く調査ポイント。道具は軍手と園芸用のスコップとか持ってきてるから使ってもいいし、火が出てきたら自分の判断で鞄に入ってるお茶飲んで。それとお守りは調査前に渡すからポケットにでもねじ込んで肌身離さず持ち歩くように」
説明をしながら雑木林を抜けて校舎の横を沿うように進む。
見慣れた校舎が見えてきたことで少しだけ二人の緊張感みたいなものが緩んだのを感じ取りながら、御守りである護符を渡す。
(自筆の護符って丸文字で恥ずかしいからお守り袋に入れておいたけど、意外といいかも?)
お守りを渡してから数分後には調査現場へたどり着いた。
着いた着いた、と早速花壇へ近寄ろうとする封魔を靖十郎と二人で引き留めて周囲を霊視する。
靖十郎は流石に“視える”だけあって少し警戒しているみたい。
夜に視た陰惨な光景を覚悟していたけれど、特に何も見えないし気配もしない。
念の為に控えさせておいたチュンの鳴き声も聞こえないので今の所は安全だということを判断し、中庭に足を踏み入れる。
念のために首吊り桜の方も視てみるけれど変わったものはなくて、首を傾げつつ封魔と靖十郎の周囲も確認する。
「で、なんかいたのか?」
「あー…俺は視えないし何も感じねぇんだけど優は?」
「靖十郎と同じ。夜は結構悲惨っていうか派手な感じだったから心配してたんだけどこの分なら大丈夫そう、かな。でも簡易結界だけ張っておくから結界から出ないように」
こっちきて、と手招きして鞄から大きなペットボトルに入れた御神水と清め塩、結界用の護符を取り出していく。
二人を傍に置いておくのはその辺を知らないうちに歩かれたら困るからなんだけど、本人たちはいたって暢気だ。
「うぉ。すげぇなこれ。本物?あ、でも優はそういう所で働いてるんだから本物なんだよな?ちょっと触っていい?」
「ってかこのペットボトルの量すっげぇな…中身ただの水か?」
結構大きめの鞄の中身はペットボトルが大半を占めている。
いやー、気合入れて御神水作りすぎたんだよね。おかげで重たかった。
作成過程を思い出して笑顔を浮かべる私に何かを察したらしい封魔が憐れむような視線を向けてくるけれど、気づかない振りをして鞄のチャックを閉める。
靖十郎はまだ鞄の中が気になるようで残念そうにチラチラ鞄と私を見つめているけど、食いつきっぷりが凄くておねーさん色んな意味で心配になったよ。
変な霊能者もどきも結構いるから騙されないように気を付けるように言わなきゃ……絶対いつかカモられるぞ。
「簡単に説明するけど、このお札の上に清め塩を盛って四か所に置けばその中の空間に霊が入ってこられなくなるんだよ。まぁ、あんまり強すぎるものが入ってこようとすると結界自体が壊れちゃうけど、そこらの浮遊霊とかは入れな……あ」
結界について説明して気づいた。
遠くっていうか、上空から恨みがましい目で私を見ている一体の幽霊に。
じとーっと半目で私の手元にある結界用の札や塩や水を睨みつけて物言いたげだ。
たらりとこめかみ辺りから冷や汗が伝い落ちるのがわかった。
「?なんだよ。何か出てき……え」
私の視線と動きが止まったのを不審に思ったらしい靖十郎が振り向いて、直ぐにギシッと体を硬直させた。
可愛そうなくらい血の気が引いた顔で逆さまになっている学ラン姿の生徒を震える指で指示した。
そんな彼のすぐ横に立つ封魔が眉を寄せて指さす方向と私たちの視線の先を何度か見ていたが、さっぱり見えないっていうのは本当らしく、やがて首を傾げてしまった。
「何かいるのか?なんも視えねェぞ」
そう呟いた封魔を見ていたらしい半透明のソレはどんよりとした死者独特の湿った重い空気を纏って、深いため息とともに未練がましく私の方へ近づいてくる。
延ばされた両手は真っすぐに私の肩と腰に絡みついて威嚇するように、恨みがましい視線を靖十郎へ向ける。
『俺の事は遊びだったんだな……同じベッドで眠ったのに』
「ぅあえ゛……ッ!?」
すっごい声を上げて飛び上がる様に私から距離を取った靖十郎。
その顔色は青白いとも赤いとも表現できる複雑なもので、思わずまじまじと観察してしまった。
私が呆然としている間にも調子に乗った幽霊のゆーくん。
彼はまるで某ホラー映画を参考にしたらしい這いずるような動作でに靖十郎へ向かって手を伸ばしはじめた。
悪戯が楽しくて仕方がなさそうな彼の口元は完全に笑みの形を作っていて、実際にはありもしなかったことをそれっぽく囁き続けている。
しかも、何故か修羅場で女の人が言うようなセリフばかりチョイスしている辺り性格は相当悪い。
「ゆ、ゆゆ優…!?もももももしかしてっ、そそ、その幽霊が恋人…ッ?!」
「は?え、優お前幽霊が恋人ってマジか。すっげぇな。上級者じゃん。何系美人?可愛い系か?」
腰が抜けかけている靖十郎とピュウッと楽しげな口笛を鳴らす封魔の温度差ったらない。
どんな表情を浮かべたらいいのかわからないまま、私は思いっきり霊力を握った右の拳にまとわりつかせて元凶の頭部へ思い切り振り下ろす。
実際に頭部を殴ったような感覚と共に地面に顔をうずめるような形で動きを止めたゆーくんの背中を踏んずけて身動き取れないようにしてから、靖十郎と封魔に笑顔を浮かべる。
「まずさ、状況説明は後にして結界だけ張っちゃうから黙っててくれる?ああ、このアホ幽霊はここで動けないようにしておくから安心して」
ポケットから足止め用の呪符を取り出しゆーくんの背中にペタリ。
足元から“ぐえ”だか“うぐぅ”だか短い苦悶の声が聞こえてきたけれど綺麗に無視した。
鞄に入れて置いたファイルから四枚の半紙を取り出して、七つ不思議のある花壇とそこから1m半ほどを囲むように半紙、そして呪符を置く。
呪符の上には直接塩を盛っておく。
これを四つの角に置き、その間を繋ぐように御神水で線を描くように撒いた。
結界の中に靖十郎と封魔が入っていることと幽霊のゆーくんもいることは勿論、確認済み。
靖十郎と封魔、そして地面に伏せているゆーくんっぽい視線を感じつつ手を合わせて、目を閉じる。
「かけまくもかしこき いざなぎのおおかみ つくしの …」
唱えるのは祓詞と呼ばれる神社なんかでは毎朝唱えられている祝詞の一つだ。
内容は、おおざっぱに言えば穢れや罪を綺麗にしてくださーいって神様にお願いするんだよね。多分、聞き覚えがある人も多い筈。一般的だし。
(結界用の祝詞や言葉は結構あるんだけど、長さで言えばこれが最適かな)
唱え終わったら柏手を打って―――…終了。
目を開けてまず、きちんと結界が張れているか確認をする。
四方に置いた札と盛り塩を柱としてきちんと花壇とその周辺を書こう箱のように見えない壁が形成されているのを目視して小さく息を吐く。
(結界のイメージと霊力の操作がうまくいかないと唱えても上手に結界張れないんだよね……最初の練習のときなんかさっぱりだったし。第一、霊力自体わかんなかったっていうか)
鬼上司様のお陰で出来るようになったけどね、一通りのことは。
でも性格なのか攻撃は得意でも防御面に関しては全くダメだし、一番必要とされる悪霊怨霊系に免疫がないっていう致命的な欠陥があるけど。
「これで結界はよし、っと―――…安全は一応確保できたから、説明させてもらうけど……って、何?二人とも。そんな信じられないもの見た的な表情して」
驚愕を素直に顔面に張り付けた二人を不思議に思って聞いてみると、二人は顔を見合わせて申し訳なさそうに口を開いた。
「いつもアホまるだしで能天気を絵にかいたような優でもあんな真面目な顔で専門職っぽいカッコいいこと出来るんだなって」
「俺は同級生が突然中二病っぽいことしたのにドン引きしないどころかちょっとカッコいいと思ったのに驚いた」
「酷い!ねぇその感想酷い!っていうか二人とも俺のことなんだと思ってんの!?俺の存在って二人の中でどういう立ち位置…ッ?!」
反射的に声を荒げた私に二人は曖昧な笑顔を浮かべて宥めてきた。
(うっわ、その対応過去から現在に至るまで多々経験したやつ!私の友達とかよくやるやつだしっ!)
これ以上抗議しても無駄なのがわかったので若干不貞腐れつつ、足元に転がったままのゆーくんを指さして説明を続けさせてもらうことにした。
「まず封魔に説明しておく。丁度この辺りにこの学校の制服を着た男子生徒の幽霊が潰れた蛙みたいな恰好で一人いるだけで結界の中に幽霊はいないから安心してコイン探しの手伝いお願い。結界が壊れるような事態になったら即刻撤収。道具も放置でいいからね」
ここまでは理解できた?と言えば封魔はじぃっと指さしたあたりを凝視しながら頷いた。
視えてないんだろうなー…ゆーくんが封魔の眼力にめっちゃビビってる所。
「で、靖十郎にも説明しとく。この幽霊は俺とは何の関係もない浮遊霊。昨日調査した時に憑いてきて無理やりベッドに入り込んできただけで、恋人とかそーゆー関係は一切ないし、生前の関りもないからね。ちなみに禪が絶賛調査中」
「わ、わかった。でも幽霊と寝るってすごいな……俺絶対無理」
「好きで寝たわけじゃないよ。できることなら二度と経験したくない」
はぁ、と息を吐いた所で同情の目を向けられた私はやや乱暴にゆーくんに張り付けた呪符を剥ぎ取った。
小声で「次悪戯したら強制除霊の刑だから」としっかり釘を刺したら、その場に正座して拝みながら謝罪された。
ふんだ、私だってやるときはやるんだからね!!
変な空気になったけれど、時間が惜しいということもありそのままコイン探しに移行する。
手っ取り早く花壇をほじくり返したり、首が咲いていた場所を重点的に探してみたり、まぁ、一通り花壇内部を調べたけれど結局見つからなかった。
靖十郎は何やらゆーくんと意気投合したらしく楽し気に土をほじくり返しながら話してるし、封魔も私もウンザリしながら探した場所を再度スコップで掘り返していた。
その場に諦めと飽きが漂い始めた時の事、ふと封魔が何か思いついたように顔を上げた。
封魔は軍手も似合うらしい。
(畑にいたら怖いけどね。動物だけじゃなくて農作物泥棒も酔って来なさそうだし案山子役とか引き受けられそう)
無心でザクザクスコップを動かしているとやる気が欠如し始めた封魔の声が結界内に響いた。
「そーいやァ、他の七不思議の場所にコインってあったのか?」
「うん。プールとロッカーと焼却炉で見つけたから、後は花壇と桜と屋上の三か所。七枚目はないだろうって話なんだけど、須川先生が帰ってくる月曜迄にコインは見つけちゃいたいなって」
見つけたコインはどっちも意地の悪い場所にあったよ、と首が生えたという場所を深く掘り進んでいると封魔の手が止まって少し考えこむように腕を組んで立ち上がった。
じぃっと真紅の瞳が花壇全体を見渡す。
「意地の悪い場所、ねェ?」
そう呟いて直ぐ花壇から出て花壇を仕切っている古びた煉瓦に手を伸ばした。
一部苔むした古い煉瓦を静かに持ち上げた封魔は、クッキリ眉間に皺を刻みながら煉瓦の側面をくるりと確認するように見ていく。
確か六つ目の煉瓦を持ち上げた時の事。
お、という短い声が聞こえて私と靖十郎、そしてゆーくんが視線を封魔へ向ける。
「あったぞ。ほれ」
そういって封魔は丁度土の中に埋まっていたらしい煉瓦の底をドヤ顔で私たちに向けた。
赤茶けた煉瓦と土以外に真新しいテープと鈍色に輝く例のコインがそこには張られている。
驚いて目と口をポカンと開いている私と嬉しそうに立ち上がった靖十郎を満足げに眺めた私の手に煉瓦を渡した。
「んで、今日中に見つけられるなら見つけた方がいいんだろ?残ってんのは桜と屋上か。距離で言えば桜の方だな」
いくか?と問われて少し考える。
時間を確認するとまだ九時を回った所だし、霊視しっぱなしだったけど幽霊や穢れの類もいない。
陽も高くないから探すなら今のうちか…と頷いた私に封魔はどこか得意げに笑った。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
誤字脱字変換ミスやその他違和感を覚えましたらこっそり、ひっそり直しておきます。
ご容赦くださいませー