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正し屋本舗へおいでなさい 【改稿版】  作者: ちゅるぎ
第三章 男子校潜入!男装するのも仕事のうち
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【解呪の儀 弐】

たいっへん、おそくなりましたぁぁぁあぁあ!!


………時間かかった割に進んでません。

あと、残酷表現とグロ注意、えーっと……お化け的な怖さはないと思います。

コワくないヨー、ダイジョウブだヨー。




 ―――……この光景が映画や漫画ならどれだけ良かっただろう。



 現実からかけ離れ過ぎた光景は結構視てきたつもりだった。

けれど、『映画ならB級ホラーだね』で片付けられる光景も『現実』になると笑えもしない。



 飛び散った赤黒い液体や飛沫と湿った水音は、血生臭い匂いと共に腐臭をまき散らす。

それを拭う余裕もなく私は必死に刀を振り下ろしていた。


相も変わらず四方から聞こえるのは絶叫、悲鳴、奇声、怒号。


 空には赤い月と星一つ見えない夜闇。

月明りで赤く照らし出された校舎の壁とボイラー室のドアや壁面。

錆びたフェンスは妖しく鈍く輝いて私たちの逃げ場を失くすように聳え立つ。


 ひっきりなしに襲い掛かってくるモノを斬りながら、逃げ惑う浮遊霊に意識を向ける。

何処から集まったのか妙にボロボロな浮遊霊たちは必死の形相で穢れや怨霊・悪霊から逃げ惑っている真っ最中で忙しそうだ。

その中に“ 彼 ”が見当たらないことに内心安堵しつつ、意識を目の前の敵へ向けた。



「どんだけ集まってたのっ!? ていうか、どんだけいるのっ!?」


「次から次にッ、湧いてくるみたいだ……ねッ!!」



風を切る音の後に聞こえてくる独特の鈍い音。


 そちらに視線を向けることもできないまま、私は襲い掛かってきた黒い人型の腕と首を刎ね飛ばす。

吹き出す血飛沫に背を向けて、反対側から忍び寄っていた獣型のソレの首も落とす。


 井戸を囲むように張られた結界の中には詠唱中の禪と須川さんがいる。

この二人に加えて、“役割”をこなす為に靖十郎と封魔もいるから結界を壊させる訳にはいかないのだ。


結界の維持は、禪の式が担っているので余程集中的に攻撃を受けなければ大丈夫だろう、とのこと。

私と葵先生、そしてシロに与えられたのは結界の外に蠢く穢れや“悪意ある”霊の駆除。

除霊じゃなくて駆除と言い切ってしまう辺りが須川さんだ。



(一応、幽霊って元は人なんだけどなー)



遠い目をしつつ、次々に襲ってくる穢れの首を刎ね、時折奇襲をかけてくる悪霊を切り伏せていく。



 悪霊は元人間だけあって弱点は多い。

首を刎ねるのは勿論、心臓などを攻撃するのも有効だから穢れよりは排除しやすい。

でも、相性や見た目の凶悪さ、戦いにくさを考慮すると最も相手にしたくない部類だったりする。


 私からすると、単純な動きと思想がない分“穢れ”は楽に倒せる。

しぶといけど首を落とせば一発だし。



「くっそ。キリがないな」


「これでもマシな方だとは思うんですけど……ッ! うわっ。葵先生、後ろに悪霊二体ですっ」


「ありがとう。にしても優ちゃんが『こういうの』苦手だってのは知ってるから、いいんだけど……ッふ!!」



 俺って悪霊に人気ありすぎじゃないかな、と軽口を叩きながら怯む様子は微塵もない。

それどころか積極的に攻撃しに行っているらしいことは戦い始めて割とすぐに分かった。

 今も、視界の片隅で腰を落として女性の悪霊を殴っている葵先生が見える。



「私の方には穢れが凄い勢いで集まってますけどね」



一度に対処できない場合は護符などで足止めして素早く手早く首を落とす。


 大小様々な大きさの穢れがいるから気が抜けない。

大きさによって攻撃が度届く範囲は勿論、力の強さや速さも微妙に違うんだよね。

攻撃の速度を見誤ると怪我する確率が上がるから穢れを退治する時は“見極め”が一番大事だって私は考えている。



「いつ終わるのか分からないっていうのがまたキツイなぁ」



上司曰く、序盤から呪樹へ転じた桃ノ木を燃やし尽くすまでは忙しいらしい。


 その後は数も強さもグッと少なくなるから結界内に入って、それ与えられた役割をこなせばいいと彼は言っていた。



(簡単に須川さんは言うけど……)



正直、やることは多い。

儀式の最初に結界を張り、その中で五行の贄を古井戸に投げ込もうとした私たちは思わず息を飲んだ。



 枯れている筈の古井戸には、液体が満ちていた。



 血が溜まったようなどす黒いその色と酷い腐臭に耐えかねて、須川さん以外の全員が後退ったのは言うまでもない。

むしろ何で平気なんだ須川さん。



(その井戸に須川さんが“手製のお神酒”を投入した瞬間に問題なくなったけどね。まさか湧き水に変わるなんて考えもしなかった)



須川さんだからなぁ、と声に出さずに苦笑する。



 儀式は今、始まったばかりだ。

段階的にはホンの取っ掛かりに過ぎなくて、私たちが相手をしているモノたちも『神抜きの経』と『浄化経』によって引き寄せられた―――……いわば雑魚。

雑魚は雑魚だけど、数の暴力というやつは中々に凄い。



 二つの読経は三回続けて唱えることで効果があるそうだ。

だから、大きく状況が変わるのは三回目の読経に入った辺りだろうと言われた。


 三回目の読経が始まったら直ぐに封魔が呪樹に火をつけることになっている。

この時、大きく場の状態が変化するから気を付ける様にとのこと。



(一番危険なのはこの火をつける段階。結界によって古井戸から弾き出された“桃ノ木の精”と“浸食された古井戸の神”が暴走する可能性が高いから、早々に押さえつけるか行動できない程度に弱らせろって指示を受けたのはまだいいんだけど)



気になったのは「真っ先に狙われる優君は十分気を付けて下さいね」という上司様の言葉。


 どういうことですか、と聞く隙も与えられずに儀式がスタート。

結局、言葉の裏に隠された意味が分からないまま結界めがけてやってくる敵を迎え撃つことになった。


 絶えず襲い掛かってくる穢れを倒しつつ、葵先生の無事を確認したり、読経の進み具合を気にするっていう同時にいくつもの事をこなさなければいけないこの状況は私にとって凄く難しい事だ。


 性格からして一点集中型だから、周囲の状況見ながらアレコレするのは本当に苦手なんだよね。

まぁ、苦手だからと言って避けていたら死ぬんだけど。

これだけは修行中に嫌って程に学んだから、今は必要最低限の警戒は出来るようになったけど。



(絶対修行し始めた時だったら死んでるな、私)



事態が落ち着くのは、木が灰になった後だから灰になるまでの間を凌げばこちらのモノらしい。


 燃やした後は一度葵先生が戦線を離脱。

私が残りを処理している間に、結界の中に入って与えられた役割を果たすことになっている。

役割っていうのは木の灰に御神酒をかけ、三掴み分井戸へ入れること。


 次に靖十郎が用意しておいた種を混ぜた土を三袋分投下して―――…そこで私も結界の中に。

最後は『大祓いの祝詞』を唱えて、最後に須川さんが神様代理を立てて終了。



(同じようなことが起こらないように対策はするって言ってたけど、やっぱり詳細は教えてくれないんだよね)



自分で調べようにも、資料がない。

人に聞こうと思っても、霊的なものの解釈や対処法は本当に人それぞれらしくて参考にならない。

 結局自分で確かめて、少しずつ自分に合ったやり方を見つけるしかないんだと毎回のように再認識する。



「――……葵先生! 疲れたら休んで下さい。少しの時間なら私だけでも何とかなるので」


「ありがとう、優ちゃん。でも俺も男だし、君より早く休息とるのはちょっとね……ッ」



穢れや霊を殴ることに慣れてきたらしい葵先生は、白衣を赤黒く染め上げて振り返る。

その顔には笑み。



 世間一般のお嬢さん達ならトキメクのかもしれない。

けど、私の場合悪寒と恐怖に襲われただけだ。


(イケメンに返り血は怖い。しかも笑顔。相当ヤバく見えるって言うのは秘密にしておこう)



「私は慣れてるので大丈夫なんですけど、霊や穢れの相手をする時って何時もとは違う疲れ方するんです。気付かないまま無理を続けるとどうしても隙ができちゃうから……結果的に、怪我しちゃうことも少なくないそうですよ。だから、絶対に無理しないでください。やせ我慢も駄目です」


「なるほどね。じゃあ、もう少ししたら休んでおくか……三巡目にはアレが出てくるみたいだし」



アレ、というのは体育館裏で見た禍々しいもの。


 それは静かに、けれど不気味に存在感を醸し出しながらゆっくり、ゆっくりこちらへ移動してきている。


 結界を張った時に端まで飛ばされたらしく、その時にいくつかの損傷を負ったらしい。

朽ちかけた木の枝先から大量の人の顔を実ら、太く禍々しい腕や足の根を動かす姿はもう質の悪いファンタジー映画か想像上の怪物の類だ。



ひくっと反射的に引きつった口元を誤魔化すように私と葵先生は暫く無言で刀や拳を振るった。

書類以外の嫌なことは後回しにするに限る。





◇◆◇






「すっげぇもん視てたんだな、お前ら」



 安全だと言われた結界の中で俺と封魔は立っていた。

手を伸ばせば届く場所に古井戸があり、その前では須川センセーと生徒会チョーが難しいお経を唱えている。



(手にお経が書かれた紙を持ってないから暗記してんだよな? 俺なら絶対無理)



うっわーと、若干ドン引きしながらムッとするぐらい理想的身長の二人を眺める。


 霊能力者って記憶力良さそうだな……と考えてそこで優を思い出し、考えを改めた。

何とも言えない複雑な気持ちになった所で封魔の低い声が空気を震わせる。

パッと隣を見上げると、引きつった顔で“外”にいる優と葵先生を見つめていた。



 釣られるように視線を向けると優が刀を振りあげる。

重力に逆らうことなく振り下ろされた白銀色の冷たい光が人の形をした何かの首を落とす。映画や漫画で見るような血しぶきが一瞬上がり、直ぐに夜闇に消える様に滲んで消えていく。



 葵センセーは恐ろしい叫び声をあげる青い顔の女や陰鬱な雰囲気を纏った男、人の形を保っていない悪霊の類に躊躇も遠慮もなく、握った拳を叩き込んでいる。



(葵センセー、容赦さなすぎじゃね…?)



女や男ならまだしも不気味で触れる事すら躊躇する肉塊もどきをブン殴る姿はどこか狂気じみて見えた。

 ストレスたまってんのかな、と少し引きつつ動きを観察してみるとボクシングの動きに似ている。



(そういえばジムに通ってるって言ってたっけ。運動不足になりがちだからって)



ジムの中には色々コースがあるらしく、ボクシングの動きを取り入れた運動をしているらしいと友達から聞いたような記憶がある。



「――……って、封魔お前視えてんのかよ!?」


「遅ェわ。アレだろ、なんか赤黒いやつ」


「お、おう。葵センセーが相手してんのも中々強烈だけどな」



慌てて確認すると、どうやら優や須川センセーが“穢れ”と戦っているのは視えていたらしい。

だから、葵センセーが殴り飛ばしている悪霊だとか、怨霊だとかも見えていると思っていた。



「あ? いや、何かと戦ってんのは動きとかでわかる。ただ、何と戦ってんのかは視えねぇな。赤黒い奴を相手にしてる時はバッチリ見えてっけどよ」


「穢れは視えて、幽霊の類は視えないのか。へぇ、個人で見え方が違うってのは何かで聞いたけど、マジだったんだな」



読経をBGMに結界の内側から優の動きを目で追う。


 体にかかる血飛沫の様なモノを気にする間もなく、次々に押し寄せる穢れを刀をふるう。

その合間に時折、葵センセーに話しかけ、周囲の状況を見極めている姿をみて呼吸を忘れた。

こんな動きや表情ができるなんて普段の優を見ていたら想像もできない。



「なぁ、封魔」



視線がこちらへ向けられるのが分かったけれど、俺の目はただひたすら優の姿を追っていた。


 戦う姿なんて日常で見ることはまずないし、見るとしても映画くらいだ。

映画とは違う臨場感と緊張感、肌で感じる空気や匂い。

命のやりとりをしているのが分かって危ない場面では心臓の鼓動が早まり、息が詰まる。



 戦っているのは、大事な……―――



「優って良く分かんないよな。普段あんなにのんびりしててマイペースで、食い意地張ってて、大分抜けてて、どっちかっていうと鈍くさいのに」


「確かになァ。ぶっちゃけ、あの霊刀っつったか? あんなん扱えんのかよ、手ェ斬るんじゃね? って思ってたわ、俺」


「それだよな。俺も思った。まぁ、飾りや脅しの為に持ってる訳じゃないっていうのは分かってたけど……あんな風に戦えるなんて微塵も思わなかった」



そもそも“普通”の高校生は戦えねぇだろ。

俺の呟きを聞いた封魔が堪えきれなかったらしく噴出した。



「高校生じゃなくても戦える方が珍しいだろ、しかも女だって話だし」


「あー……うん。そうだった。優って女だったんだよな」



忘れてた、と項垂れると封魔が本格的に笑い始める。


 それを呆れながら視線を外へ向けると、こちらに一瞬視線を向けた優と目が合った。

頬に赤黒い血しぶきを付けて、制服はドロドロで、髪は乱れているし視線は鋭い。


でも、いや、だからこそ。





(――――……やっべぇ)



腹の底から、今まで感じたことのない熱が湧き上がってくる。


 視線がそらされる瞬間に安心したように緩くなる表情。

普段よりも柔らかいその顔に追撃を喰らって俺は思わずその場に跨った。



 顔が、体が、熱くなって息苦しい。



 体の奥から込み上げてくる熱で窒息しそうだった。

思わず、顔を両手で覆いって、深く息を吐くことでどうにか熱を体内から放出する。


 ヤバいかもしれない、と思ったことは正直何度かあった。

切欠は例の『プールでの事件』があってから。

あの後から日常のふとした瞬間に体温が上がったり、寝る間際に顔を思い浮かべる事だって……なかったわけじゃない。




「あああ、マジかよ。俺もう駄目だ」


「安心しろ。お前は結構前から駄目になってたぞ。はは、まっさか女にトラウマもちのお前がこうなるとはな。優は高嶺の花なんつー柄じゃねぇけど、俺らにとっちゃそんな感じだわな」


「だよなぁ……って、今……俺らって言わなかったか」


「ただ、相手の思考回路に“そういう感情”が欠如してるっぽいんだよなァ」


「無視か。スルーすんな」



 おい、と軽く睨んだんだけど、後悔した。

親友といっても過言ではない強面の友人は、面白そうに目を細めて口元と目元を緩めていた。

小さな体で懸命に戦う仮初かりそめの同級生を熱心に目で追いかけるという、一連の行動は自分のそれと全く同じで。



「女が男子校で生活してて照れたり恥じらったり動揺する場面って結構あんだろ。なのに呆れたり感心したりするだけっつーのは……なァ?」



視線とは反対にどこか冷めた分析を聞きながら『あ、これガチのヤツだ』と頭の片隅にいる冷静な自分が評価を下す。


 自分以外の男が優にそういう感情を抱いているというのは複雑だったけど、封魔の分析はそれ以上に重要だった。

俺も、優が“そういうこと”に興味がないんじゃないだろうか、とは漠然と感じていたから。



「男として見られていないのかとも思ったんだけどよ。あの須川センセやら葵チャンが相手でも似たような態度だった所を見ると、脈以前の問題だな」


「恋愛云々ってホントに興味なさそうだもんな。ほら、クラスのヤツにさ『どんな奴と付き合いたい』とかそういう系統の質問されてたりしてただろ。あの時、すっごくめんどくさそうな顔して『そーゆーの興味ないんだよね、恋愛感情じゃお腹膨れないじゃん』って答えてた」


「なんつーか……枯れてるっつーかもう塵になってんじゃね」


「発言だけ聞けば何で優を好きになったんだって思うわ」


「それな」



 割と緊迫した状況で何暢気に恋バナしてんだと思いつつ、一度緩んだ空気はなかなか戻らなかった。

ぼうっと優を視線で追っていると結界内にいた大きな虎もどきが俺たちに呆れたような視線を向けていることに気づく。


 あの虎みたいなのは妖怪とか妖の類で、生徒会チョーの式とかいうヤツらしい。

式っていうのは俺も知ってる。

陰陽師ブームあったし、映画も見た。


 慌てて封魔に生徒会チョーの式がこっちを見てることを告げると、封魔がぐるっと結界内を見回して首を傾げる。

どうやら妖怪の類も見えないらしい。



「そーいや、経は今で二巡目か」


「コレが終わったら封魔が火をつけるんだよな? 着火剤とかないけどちゃんと燃えんのか、この木」



カラカラに乾いているのは、実際に見ればすぐに分かる。


 でも、黒く焼け焦げているのでこれ以上燃焼することはないんじゃないか、という不安がジワリと浮かんだ。

封魔も似たようなことを考えていたらしく、真剣な顔で枯れ木をじっと観察している。


 手で触れないのは“許可”が出ていない上に下手なことをして、儀式が失敗しては困るからだ。

俺らだってその位の分別はある。



「須川センセが燃やせっつーんだから、燃えるんだろ。渡されたのが……簡易のガスバーナーっつーのがアレだけどなァ」


「やっぱ燃えにくいんだろうな。完全に倒れてて倒木になってたりするならまだしも、一応生えてるし」



 ちらっと封魔の手に握られたカセットガスバーナー(あとで調べたらトーチバーナーっていうらしい。カセットコンロとかに使うようなガス缶にバーナーをくっ付けた様な作り)を見て俺たちは顔を見合わせる。

 そして、無言のままどちらともなく視線を井戸へ向けた。


 詳しいことは分からない。


でも、少しずつ――……けれど確実に、何かが迫ってきていた。



(怪我だけはすんなよ)



そう、願わずにはいられないような緊張感が井戸と結界の外から俺たちの足元に忍び寄ってきていることだけは確かだ。





 明確な変化は、読経が二巡目の後半に差し掛かった辺り。

結界に触れるギリギリの場所まで思わず駆け寄った俺たちは“ソレ”を目撃した。




ここまで読んでくださってありがとうございます!

あともうちょっと、といって何度目になるのかw


 誤字脱字の報告、謹んでお受けいたします…誠に申し訳ない。

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