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小説家育成プログラム  作者: なぎ
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4、シーン強化!

各シーンの強化方法についてお話いたします


前回物語をシーンごとに分けていただいと思います

が、そのシーンを更に場面ごとに分けてください


その 1 場面を1つの物語と考えて書いていきましょ う 1 話完結の短編物語を書くような 感覚で書くといいです


何故 1 話完結の感覚で書くといいのか?


それは、区切りなく書いてしまうと、

続いているから次のところで書けばいいか、これが終

わったら次の場面を書かないと、なってしまうと、そ

の場面で書きたいことを書き逃してしまう 可能性があるからです


短編小説だと考えると、その場面しかないのですから、

書くことを逃すことはないですよね?


それは何も全てを語れということではありません

伏線を張る必要があったり、この場面では明かさない

という場合もあるでしょう


その場合はきちんとこの場面の内容を

どこの場面で明かすのか。ここもきちんとあらすじに

書き込んでおきましょう



そして場面ごとに分けて書くことの利点は 集中力が続くことです!


長編とは本当に根気がいるものです


場面にわけるとどれだけあるか 数えるだけで嫌になるかもしれません



分けることで一点にそそぐ集中力を高められ また想像しやすいために欠如しているものを 見つけやすいです


一話完結するつもりで 場面ごとに物語を考えよう!



もちろんあとで 繋げた時に違和感のないようにする 必要はありますが そこは最後に考えれば大丈夫です



今日から小説を書くときは短編を書き上げるつもり

で、場面ごとに物語を考え 書く時も場面ごとに区切って書きましょう!



私のカフェ店員との恋の話では 場面ごとに物語を考える時は


出会い 元々カフェに通っていた主人公だが 店員には今まで興味を持っていなかった


ある日帰宅後店に忘れ物していたことに気づく 閉店してしまっている時間だがダメ元で 店へと向かう



まだ店には店員がいて、 中に入るのを躊躇していると 店員が忘れ物を携えて主人公のもとへ



よかったら珈琲をどうぞ 何故か珈琲を淹れるので仕方なく飲んでいると 店員は後かたずけを終えて 遅いから送って帰ると言われ 一緒に帰宅




主人公の心の動き 人見知りな主人公なので 店員の行為にあたふたとしている


今まで興味のなかった店員を

初めて男性として意識し 異性経験のない主人公は ほんの少しのことにもドキドキ



気持ちが少し芽生え始める



店員は悠然とした態度で 主人公に接する




というように 1 シーンの内容を考えていきます 今は簡単に書きましたが この時点で主人公がどんな気持ちで

店員の行動はどんな風なのか、もっと細かく描いてお

いてもいいです




これを全部のシーンにやっていくことで 長編を完成させられます



先の展開を考えることを 小説を書きだす前に取り組んでおくことで 実際小説を書くときは


どういう表現にすればいいか どんな台詞を話させようかと 書くことに集中できます




展開を考えずに 書きながら考えてしまうと 文章の表現どころか、手が止まってしまい 描写を描くことに集中できなくなってしまいます



そのために 最初の時点で 物語、展開を考えておく必要があるのです



まずは分けたシーンを それぞれどんな内容にするのかを 書いていきましょう

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