3、あらすじを作ってみよう!
あらすじの作り方についてご説明します
あらすじは 疑問形式で決めた最初から最後までの 話に肉付けしていく作業ということは 前回お話させていただきました
その肉付けの仕方として一番いい方法は シーンごとにわけて肉付けしていくことです!
例えば恋愛小説を書く
主人公の女の子が男の人と出会うシーン
↓
出会ったことで芽生えた気持ちを 帰宅後確かめる
↓
翌日たった一人信頼できる友人に 昨日の出来事を話す
という風に 最初に疑問形式で決めた内容を
綺麗に シーンごとにわけていきましょう
そして、主人公の女の子が男の人と出会うシーン これをまず引っ張り出してきます
どこで、どんな出会いを、どのように果たすのか 疑問形式で色んなパターンを考えていきます
何故シーンごとに分けるといいのか? それはパターン化できるからです!
例えば疑問形式で どこで、どんな出会いを、どのように果たすのか という点ですが
以前私が決めた カフェ店員に主人公が恋をする話で
どこで、どんな出会いを、どのように
どこでを カフェにするのか 違う店にするのか 道端にするのか
場所を変えるだけでシチュエーションが 何パターンも作れますよね
もちろん場合によっては 後に決めた流れ自体も変わってしまう 可能性もありますが
色んなパターンを作ることで
より良い物を 自分で選ぶことができます
まずは疑問形式で決めたストーリーを シーンごとに分けて紙に書いてみましょう
シーンごとに分けたら 疑問文で色んなパターンを絞り出して 自分が一番納得できるものを厳選しましょう
場面ごとに詳しい内容を書くことで 展開も把握しやすくなりますし 付けたし、削除もしやすくなります
シーンごとに分ける 漫画、アニメを作るうえでは絶対に行うことです
絵にしないから 文章だからと怠ってしまいがちですが
小説だからこそ 場面を読者に想像させるために 書き手がシーンを把握しておく必要があります
書き手がわからないことは 読者には伝えられません!
そのためにもシーンごとに分けて ここのシーンはどんな話にすると面白いのか 思いつくだけのパターンを書きだして
その中から自分が書いてみたいものや、後の展開に繋
がりそうなものを厳選して
次のシーンも同じように 最初に考えたシーンに繋がることだけを意識して 色々なパターンを考えていきましょう