第1話 侵食される心(後)
第1話 侵食される心(後)
「あの老人、なんかこれからも縁がありそうな雰囲気してやがる。なんというか、物凄く不気味なことに片足を突っ込んだ感じだな」
そんなことを思ってるうちに、老人は人混みの中へと吸い込まれてしまった。
「引き返せるまであと3駅。時間にして10分か。あと、1つしか持ち合わせてない生きる術も知りたいし、とても10分でどうこうなるとは思えない」目の前にある問題になす術もなく、10分が1時間程度に感じてしまうほどに考えに考えたが、何1つわからない。とても、自分ではわからない。そして、決心してしまった。あの学園に行けば答えがわかるかもしれない。そんな単純なことのために、馬鹿馬鹿しいが人生をかけてみようと思った。
駅を出てみると、そこに広がるのは殺風景なところにぽっつんとそびえ立つ学園があった。さっきまで晴れていて入学式らしい日だったのに、晴れていたことを忘れてしまいそうなくらいの雨が降っていた。空も鉛色に染まり、風は荒れ狂い、木々は枯れていた。
「異様すぎるだろこの学園」今までに聞いたことが初めて本当だと思った瞬間だった。本当に現実かを疑うほどの殺風景に笑いそうになりながら、学園へと足を運び始めた。
今回も読んでいただきありがとうございます。作者の神矢です。今回から、少しだけ雑談コーナーでも始めようかと思います。では、早速始めていきたいと思います。今回はGWということで、旅について少し話したいと思います。旅というのは、とても脳が活性化することって知ってましたか?理由は、計画をたてるときにスケジュールを練り、現地に行くと程よい緊張感を得ることができるからです。なので、是非ともこの機会にでも少し遠くへと行ってみてはいかがでしょうか。