2話,白い世界
私は白い世界で目覚めた。
周りを見ると白斗が私を揺さぶっていた。
「白斗?白斗!?なんでここに?というかここは?」
「わからない。でも俺達が死んだのは多分間違いない」
そうだ私達は撃たれたんだ
「そこら辺は私から説明しよう」
後ろから声が聞こえてきた。
「私はクリスト。地球がある世界とはまた別の世界の創造神だ」
「私達はなぜここに?」
「今から二人には私達が作った世界アーディアに転生してもらう」
「つまり異世界転生ということですか!?」
「ちょっと落ち着けお嬢様」
「つまり新しい人生を送れるということですよね!?」
「あ、あぁそうだ」
「じゃあ白斗「俺!?」今からお嬢様禁止」
「今から!?」
「続けてもよいか?」
「あ、すみません」
「二人には私の加護と願いを1つ与える。でも願いを増やすことはできないからな?」
「…バレましたか。でもその願いって他の神の加護をもらうこともできるということですよね?」
「そうだな」
「じゃあ…」
「では向こうでの名前を決めてもらう」
「自分で決めれるんですね。でしたら私はリンにします」
「俺はハクで」
「ではリンにハク。二人には向こうでは神の使徒として生きてもらう、だがそこまで気にすることはない。自由に生きて私達が神託を伝えたときに動いてもらえばいい。神託は各地にある教会で伝えられる。教会は5歳になったら一度来ることになるだろう。二人が自由に生きることを願っているぞ」
「はい」
「ありがとうございます」
鈴歌改めリンは若干オタク色ありです。