プロローグ
初投稿です
貴族の屋敷の門で一人の少年が口を開く
「もう私達がこの世界に来てから13年経ったんだね」
「あの頃の俺達にこんなこと想像できないだろうな」
―――――――――――――――――――
「なぁ白斗、片桐さん紹介してくれない?」
「なんでおjy、片桐さんのこと俺に言う?他にいるだろ、ほらあそこの女子とか」
そちらを見ると他の友達だろう人物と話している黒髪の女性がいた。彼女こそが話に出ている片桐 鈴歌だ。彼女は片桐グループの社長令嬢で、頭も良くテストでは毎回一位を取っているのに加えスポーツも優秀にこなす天才だ。その上美人と来たものでこの学校にも狙ってる男は多い。
「だってさ女子には頼みづらいしお前なら片桐さんと仲がいいだろう?」
「だからって俺がお前を紹介すると俺に頼むやつが増えて困る。それに片桐さん好きな人はいないって言ってたぞ」
「それでも頼む!白斗しかいないんだ!」
「断る」
「なんでだよもぉー」
――――――――――――――――――――――――
side 鈴歌
「なんでおjy、片桐さんのこと俺に言う?他にいるだろ、ほらあそこの女子とか」
(彼またお嬢様って言おうとしてる)
「片桐さーん聞いてる?」
「あぁごめんなさい、すこし考え事をしてました」
彼こと神風 白斗は頭の良さは並ほどだが勉強以外の知識を大量に記憶している上に運動に関しては恐らくこの学校の中では先生も含めて一位二位を争う良さだ、なので毎回部活での助っ人として声をかけられているが断わっている。それには彼の隠してる身分が関係している。彼は私の使用人兼護衛なのである。そして私は彼に外では苗字か名前で呼ばせるようにしている。
「今日から学校が始まるけど調子どう?片桐さん」
「そこそこというところですね」
「そういえば最近ここらへんで不審者がでたって噂あるんだけど大丈夫かな」
「大丈夫ですよ。それより
早く準備した方がいいんじゃないですか?」
「そうだった!集会遅れちゃう」
このとき二人は知らなかったこのあと起こることが自分たちの運命を変えることになるとは…
不定期になります