第1話〜アレン、産まれる!〜
新作1話スタートです。
序章では冒険者になる前のお話を書く予定です。
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ここはレクリティアという世界。剣や魔法があり、人族だけではなく多種多様な種族が色んな所で暮らしている。
そんなレクリティアにあるバランティウス王国から馬車で2日から3日離れた所にあるサランドリア村にて同日に2人の新たな命が誕生した。
「生まれた・・・。生まれたぞ!アベル。元気な男の子だ!」
「ええ・・・。ようやく生まれてきてくれたのね。愛しい我が子・・・、この子の名前はブライアンが決めてくれたので良いのよね?」
「ああ!お前の名前はアレンだ。俺達の息子、アレン・ルシナートだ!」
ブライアンは自分の子どもを抱き上げて、名前を呼ぶのだった。
「こんにちわ、僕アレンって言います。生後半年です」
まあ、実際に声に出して話せるわけじゃないです。このお話を読んでくださっているみなさんに自己紹介をしたわけです。
僕が生まれて6ヶ月が経ち、少しだけ分かったことがあります。
まず、1つ目はこの世界がレクリティアという世界だという事。
2つ目は僕が生まれた場所がバランティウス王国領であるサランドリア村だという事。
3つ目は初めて見た時驚いた事なんですけどなんとこの世界には魔法が存在するという事。
4つ目はこの世界には7人の神様がいて、七人の神様を総称してレクリティア七神と言うらしいです。
すると、ドアがノックされ開くとそこには僕のお母さんであるアベルが立っていた。
「アベル、そろそろご飯の時間よ」
お母さんは僕をベッドから抱き抱えると、服のボタンを外して豊満な胸を露わにして僕の口元に持ってきた。
沢山飲んだ後、お母さんは胸をしまいながら僕に話しかけた。
「アレン、今日も沢山飲んだわね〜。沢山飲んで大きくなるのよ?」
僕は返事をしたかったが、子ども特有の舌っ足らずなせいでうんと返事をしたつもりが「うぁい!」となってしまったがお母さんはそれを返事と認識してくれたようで僕のほっぺたに頬ずりしてきた。
「アレンは見た目だけじゃなく返事も可愛いわね!」
少し恥ずかしかったが、お母さんのような美人で可愛い人に頬ずりをされたことに関しては嬉しかった。
すると、部屋のドアが開きお父さんが入ってきた。
「アベル、アレンの様子はどうだい?」
「今おっぱいを上げ終わったところよ。ブライアン、悪いんだけど、アレンをげっぷさせてあげてくれる?」
「良し、分かった。さぁアレン、おいで?」
お父さんは、僕を抱っこすると背中を優しくリズミカルに叩いてくれた。
背中を叩かれた衝撃で僕は「けふっ!」っとゲップをした。
ゲップをした僕は、再びお母さんに抱っこされた。
「それにしてもアレンは顔だけじゃなくてゲップも可愛いわね!」
お母さんはそう言うと、僕もほっぺに擦り寄ってきた。
お母さんは僕を抱っこしたまま、少しゆらゆらし始めた。
その揺れが心地よかったのかお腹がいっぱいになったからなのか分からないが、僕はその揺れのおかげで眠たくなってしまった。
僕が産まれてからは、ずっとこんな日々が続いていた。
(当面の目標は、喋れるようになる事と歩けるようになることだな!)
僕は、心にそう誓いながら眠るのであった。
はいどうも!こんにちはヽ(^0^)ノ
ユウキと申します。
この作品で知った方ももうひとつ出している作品で知った方も改めてこれからよろしくお願い致します!
僕の完全新作のお話ですが、今まで通り付いてきてくださると嬉しいです。
ここから数話は序章として冒険者になるまでのお話を書いていくつもりなので、冒険者編から読みたいという方は少し待って頂けると幸いです。
勿論1話から読んで下さるとなお嬉しいですが(笑)
なろうのシステムが変わり、「文章・ストーリー評価」の区分けがなくなって、☆アイコンでの5段階評価になったみたいです。
☆アイコン1つにつき、2ポイントとなり、評価点は一人一作品に対し、2~10ポイントまで入れることができるそうなので、この作品を読んでくださってる方、これからこの作品を知る方も是非評価していただけると嬉しいです。
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次回予告:第2話〜ある日の出会い〜
次の話もお楽しみに!