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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

駄作

エルフに転生したら……

作者: 紅204

下校中に思いついたネタです。

勢いで書いたので、読みづらいかもしれませんが、是非最後まで見ていってください。

俺はラノベが好きなただの男子高校生だ。


ある日の夕方の下校中、大通りを歩いていると、子供が突然道路に飛び出した。そこへ走ってくるトラックがいた。


「危ない!」


そう思わず声に出し、子供を助けるために道路に飛び出す。

そして、子供を引っ張って歩道に飛ばす。

子供が歩道に着いたのを見た時、左から強い衝撃を受けた。




気がつくと、周りが白一色で何もなかった。


「まさか、これは……」


「その通りだよ」


思わず呟いた言葉に後ろから返事が返ってくる。

振り向くと、綺麗な少年がそこにいた。


「君が子供を助けたのを見て感動したんだ。だから、君にチャンスを上げよう。別の世界に転生しないかい?日本人に知られているようなエルフやドワーフがいて、魔法が存在する世界にね。そして、一度だけどんな願いでも叶えてあげるよ」


そう、言われた。

俺はその申し出を受け入れた。




転生してから、十年が経った。俺はエルフに転生していた。可愛い幼馴染がいる。優しい姉もいる。

俺はまだ願いは使ってない。


この世界では、エルフは人間のことを悪魔と子供に言っていた。そんな差別はダメだと、そう思い幼馴染や友達に言っていた。


ある日、長老様に呼ばれた。何でも俺に教えたいことがあるらしい。


長老様の家に行くと、長老様の家の地下に来るように長老様の娘の幼馴染に言われた。

何の用事か心当たりがあるか尋ねたが、分からないと言われた。


(おそらく差別についてだろう)

そう思うが、それなら長老様を説得しようと思い、地下に向かう。


地下には長老様と水晶玉のような物だけだった。


「長老様、何の用でしょうか?」


「聡明なお主なら分かっておるじゃろう?」


やっぱり差別についてか。


「長老様、俺は…「お主の話は後で聞こう。その前に儂の話を聞いてくれい」


説得しようと思ったが、遮られた。


「まず、人間を悪魔と呼んでいることはお主の言う〈理不尽な差別〉とやらではない。これを見てくれ」


そう言った長老様は水晶玉に触れた。触れたら、水晶玉から光が出て、壁に映像が映し出された。




「何だ……これ……」


そこには、ベッドで寝ているお爺さんを囲んで悲しんでいる家族と思われる人たちがいた。その後、彼らが泣き止んだかと思うと突然ナイフやフォークを取り出し、死体をナイフで切り、フォークを突き刺して食べた。


「人間には、死んだ仲間を食べる習慣があるのじゃ。同族を食べるような種族じゃから悪魔と、そう呼ぶようになったのじゃよ」


吐き気がする。


「なんだ、それ、イかれてる。消えて仕舞えば良いのに、こんな奴ら……」


長老様が止まった。いや、それだけではない。映像も止まっている。


「それが君の願いでいいのかい?」


空中に神様が浮いていて、そう言った。


「ああ、それでいい!人間をこの世界から消してくれ!」


「願いは取り消さないが、本当にいいのかい?」


二度聞かれても、俺の答えは変わらない。


「ああ、いい」


「了解した。それでは人間を全てこの世界から消そう」


そう神様が言った瞬間、長老様が消えた。


「え?長老様はどこに?」


「この世界の人間とエルフの違いは無いよ。たった一つを除いてね」


え?う、嘘だ……。じゃあ、俺は……。


「君のこの世界の家族も友人も全員お前が消した。お前だけは残してやるよ。せいぜい苦しみながら生きれば?アハハハハハハ!」


神は消えた。


「あ、あ、うわあああああぁぁぁ!」


ーーーーーーーーーー

『昨日の夕方、XX通りにてトラックによる男子高校生の轢き逃げ事件がありました。幸いにも目撃者がいた為、昨夜の内に逮捕されました。目撃者によりますと、被害者がいきなり危ないと叫んで道路に飛び出した模様……』


「何だそれ、不思議だな。まあいいか。僕には関係無いし」


ニュースを見るとそんなニュースがあった。

お母さんに早く学校行きなさいと言われたので、学校に向かった。


すると、道路に子供が突然飛び出しているのを目撃した。


「危ない!」

連載作品の「スカーレット・ドラゴン〜竜の愛し子の英雄譚〜」も是非見てください。

こちらでは普通の異世界ものをやっています。

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