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用語解説:2

・分類


◇界王:世界の頂点。強大な特殊力と界王力によって世界の均衡を保つ役目を担い、基本的に政治介入はしない。

◆界王の血族:界王の子孫。界王には劣るが、いずれも強い力をもつ。界王の証のうち一つ、または二つを持つ。親と同じ特殊力をもつ。

◇界王の証:髪と瞳の色、及び身体の各部に浮かび上がる紋様のこと。界王は即位時に、三つ全ての証を揃える。

◆民:界王とその血族以外のヒトを示す。混血しても、民の特徴が混在することはない。

◇特徴:民ごとに必ずもつ髪や瞳、肌の色、宿す特殊力のこと。人族は『四つ全ての特殊力をもつ』が特徴となる。

◆特性:民ごと、または一族ごとの得意分野のこと。但し、あくまで傾向。

◇ヒト:界王、界王の血族、民を総合して指す言葉。

◆扉の守り人:通称、扉守り。世界を繋ぐ扉を守護する民。界王の扉にはいない。十六の血統がある。彼らの許可なしには扉を通ることはできないが、界王と血族は自由に往来できる。


・世界と界王


◆この世:五世界をまとめて指す言葉。または、現世の意味もある。

◇世界:『この世界』と言った場合、五世界のうち、現在いる世界を指す。

◆人界:全世界の中心と言われ、世界規模の比較をする際、基準となる場。人族が住む。

◇天界:全体的に冷涼な気候。天族、エルフ族(ブルーエルフ族、レッドエルフ族)、幻影族が住む。

◆獣界:陸地は広く、植生が豊か。獣族(牙獣族、草獣族、鳥獣族、水獣族)、甲殻族が住む。

◇魔界:陸地が狭く、山は険しい。魔族、夢魔族、妖族が住む。

◆精霊界:全体的に温暖な気候。精霊族、ホビット族、ドワーフ族、オーク族が住む。

◇人王:界王で唯一、四つの特殊力を宿す。その強さはすべて等しい。髪色は金、瞳は空色。紋様は鎖骨の中央。

◆天王:法力を宿す。髪色は白銀、瞳は橙色。紋様は右頬。

◇獣王:気力の扱いに長ける。髪色は鳶、瞳は琥珀色。紋様は左手の甲。

◆魔王:魔力を宿す。髪色は菫、瞳は黄金色。紋様は左頬。

◇精霊王:霊力を宿す。髪色は露草、瞳は珊瑚色。紋様は右手の甲。


・民


◇人族:人界に住む唯一の民。特徴は四つの特殊力を宿すこと。国という枠組みをもつ。

◆天族:天界の主要民。特徴は強大な法力と、青緑の瞳と白の肌。法術に秀でる。

◆ブルーエルフ族:天界に住む。特徴は霊力と法力、青銀に輝くの髪と白の肌。音楽に秀でる。

◆レッドエルフ族:天界に住む。特徴は微弱な霊力と法力、赤銅に輝く髪と褐色の肌。剣術に秀でる。

◆幻影族:天界に住む。特徴は強大な妖力と、朧のように確たる姿を持たないこと。他のヒトとは交われない。思考力を奪う術に秀でる。

◇牙獣族:獣界に住む。特徴は微弱な霊力と法力、獣の耳と尾、鋭い牙と爪。気術の扱いに長ける。

◇草獣族:獣界に住む。特徴は霊力と魔力、獣の耳と尾、優れた聴力と視力。知略に長ける。

◇鳥獣族:獣界に住む。特徴は霊力と魔力、鳥の翼と足。風喚びに長ける。

◇水獣族:獣界に住む。特徴は高い霊力と法力と妖力、魚の尾びれ。主に水中で暮らす。水中の戦いに長ける。

◇甲殻族:獣界に住む。特徴は微弱な妖力と、甲殻類の殻。防御力に秀でる。

◆魔族:魔界の主要民。特徴は強大な魔力と、漆黒の髪と深紅の瞳。魔術に秀でる。

◆夢魔族:魔界に住む。特徴は魔力と妖力と霊力、撫子色の髪。夢を操る術に秀でる。

◆妖族:魔界に住む。特徴は妖力と、緑白の髪と墨色の瞳。精神を操る術に秀でる。

◇精霊族:精霊界の主要民。特徴は強大な霊力と、透き通り光輝く肢体をもつこと。固有の系統を持ち、他のヒトとは交われない。転移術が得意。

◇系統:光、闇、水、炎、風、地、緑、鋼の八つ。それぞれ特性や体躯の色が異なる。

◇ホビット族:精霊界に住む。特徴は霊力と法力、胡桃色の瞳、小柄な体躯。動植物の育成が得意。

◇ドワーフ族:精霊界に住む。特徴は微弱な霊力と妖力と魔力、焦げ茶色の髪、頑健な体躯。武具の錬成が得意。

◇オーク族:精霊界に住む。特徴は妖力と紺色の瞳、腐敗したかのような肢体。革の加工が得意。


・特殊な力


◆界王力:界王と界王の血族だけが宿す力。その身に危険が迫った時、必ず発動する。自らが属する界王の間に続く扉と、世界を繋ぐ扉を開閉できる。

◇特殊力:法魔霊妖の四つ。石や玉にも宿る。全生命は種類ごとに宿す力が決まっている。尽きれば息絶える。

◆法力:天王が最も強く持つ。動と静を象徴。

◇魔力:魔王が最も強く持つ。生と死を象徴。

◆霊力:精霊王が最も強く持つ。有と無を象徴。

◇妖力:人王が持つ力の一つ。柔と硬を象徴。

◆気力:獣王が扱う力。特殊力と違い、森羅万象に宿る。生命力、体力に直結。潰えることはない。

◇特殊石:特殊力が宿った石、または玉のこと。錬成することで金属と融合可能。働きは大きく分けて二つで、使用者の特殊力を増幅か減退させる。ほとんどは前者。

◆扉守りの力:世界を繋ぐ扉を開閉することが出来る。界王の間に続く扉は開閉できない。血統によって受け継がれ、制約も多い。


・職


◇五大職:魔法使い、僧侶、剣士、武闘家、吟遊詩人のこと。最も職業人口が高く、最も修めるのが困難。

◆賢者:五大職を修めた者に与えられる称号。全てから独立した権力を持つ。史料に残るのは十人のみ。シャルーランは最年少。

◇隠者:賢者になれる実力を持ちながら、その称号を得なかった者。理由は権謀術数を拒んだため、など様々。

◆組合:流派や宗派とも言う。職種自体を指すことも。職は複数の組合から構成される。

◇位:職ごとに、それぞれ数が違う。上から一位、二位……、と言う。

◆階級:職で位に沿って与えられる称号のこと。組合ごとに異なる場合がある。

◇最高位:一位や修士とも言う、職の頂点。

◆高位:概ね上のほうの位にいる者の呼称。およそ三位以上の位を差す。

◇上位:対象者より位が高い者を指す。

◆修士:一位の者のこと。最高位とも言う。

◇準修士:二位の者のこと。どの職でも、ここで一応の修了となる。

◆見習い:最下位の者のこと。様々な制約がある。

◇一人前:見習いより一つ上位の者のこと。何かしらの証が授与される場合が多い。

◆修了:修士、または準修士の位に達したこと。修めた、とも言う。


・職名や流派、宗派


◆魔法使い:五大職の一つ。魔力を行使する職で、五段階。登場時点で(以下同じ)リネアは準修士(後に修士)、シャルーランは修士。アスケイルの組合長は、本来はシャルーラン。現在はアスケイル王配下の人物が代行。修士は魔導師と称する。

◇僧侶:五大職の一つ。法力を行使し、九段階。ニーナが九位(後に八位)。宗派ごとに階級が異なる。チルト派の修士は大僧正と称する。組合ではなく宗派。

◆チルト派:僧侶の宗派で、三大宗派の一つ。北ドーニャやアイルが中心。慈愛の精神を第一とし、唯一神チーリスに仕える。ニーナが属する。

◇三大宗派:チルト、アーイム、ダブリルのこと。

◆剣士:五大職の一つ。気術と特殊力の全てを駆使し、八段階。アルフォンスは就職していないので、正式な剣士ではない。修士は黄金コガネと称する。

◇武闘家:五大職の一つ。気術を用い、七段階。セルグが七位(後に四位)。修士は武闘神と称する。組合ではなく流派というが、同義。

◆東派:武闘家の流派の一つ。アスケイルが中心。自制と忍耐を重視する。セルグが属する。

◇西派:武闘家の流派の一つ。北ドーニャが中心。勝利と発展を重視する。

◆吟遊詩人:五大職の一つ。霊力を用い、六段階。クレアが準修士。修士は楽士と称する。

◇踊り子:気術、特殊力は用いないで、十段階。ローザンが五位(後に二位)。修士は薔薇と称する。

◆風使い:霊力を主に用い、六段階。ローザンが三位。修士は風神と称する。

◇精霊使い:霊力を用い、十段階。クルツァータに本部がある。リューンが三位。修士は心と称する。

◆占い師:霊力を用い、八段階。クレアが四位。修士は先見と称する。


・土地と大陸


◇中ノ島:人界で方角をみるとき、基準点となる島。人界の世界地図では必ず中心にある。

◆中ノ海:中ノ島の周辺の海。五大陸に囲まれている。

◇五大陸:アスケイル、シェーマス、北ドーニャ、南ドーニャ、アイルのこと。

◆四大国:アスケイル王国、シェルマス共和国、ドーニャ帝国、ラズ連邦のこと。

◇周国:大陸にある、四大国以外の国のこと。アイルでは用いない。

◆アスケイル大陸:アスケイル王国がある大陸。中ノ島の北東にある。

◇シェーマス大陸:シェルマス共和国がある大陸。中ノ島の南東にある。

◆北ドーニャ大陸:ドーニャ帝国がある大陸。中ノ島の北西にある。

◇南ドーニャ大陸:ラズ連邦がある。中ノ島の南西にある。

◆アイル大陸:通称、新大陸。中ノ島の南にある。大国はない。


・国と町、村


◆アスケイル王国:四大国の一つ。大陸の東部にある。四大国で最も歴史が古い。アルフォンスとリネアの故国。

◆アスクガーデン:王国の首都。通称、王都。

◆ルゴルス:アルフォンスが育ったアスケイル北部の山村。

◆ジーパ:アスケイル大陸の、さらに東にある島国。獣界に繋がる界王の扉がある。セルグの故国。人界で最も歴史が古い国家。

◇シェルマス共和国:四大国の一つ。四大国で最も面積が広い。大陸の中央部にある。ローザンとリューンの故国。

◇クルツァータ:精霊王の加護を受ける町。精霊使いの本部があり、リューンの故郷。

◆ドーニャ帝国:四大国の一つ。大陸の南部にある。四大国の中で最も歴史が浅い。

◆メリコ:ドーニャ帝国の西にある周国の一つ。薬草市が有名。ニーナの故国。

◆ファーミル公国:メリコの隣国。周国の一つ。チルト派の支部がある。

◇ラズ連邦:四大国の一つ。四大国で最も人口が多い。大陸の西部にある。

◆アイル:新大陸では最も大きい国。それでも四大国の半分ほどの面積。ラルフの一応の故国。

◆スード:ラルフの育ての親、アーサーが領主の町。ラルフが育った。


...etc.

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