聖暦戦記 第一章第八話 夢 完結
聖暦戦記 第一章第八話 雪の国 スノータウン 完結
「もう夜か、服も濡れている。今日は寝よう。」
服が濡れているため、探索も無理だ。
さらに、いつまでもここには用はない。
明日にはここを出よう。
と考えながら
老人が帰ったあとジャックはお風呂に入り
今まさに寝ようとしていた。
寝る準備をしていた。
「ふう...しかし気がかりだ。支配...か。」
もうちょっと考えたかったが
寝てしまった。
........................ZZZ
「ジャック...初めましてだな。」
「ん!?ここは...」
目が覚めた?いや、ここはどこだ。
気づいたら白い空間にいた。
「ここか?ここはお前の幻想だ。」
「幻想だと?笑わせる。勝手に俺を呼んだのだろう?」
そう。紛れもなくそうだった。
ジャックは勝手に入ったりなどしないからだ。
「正解だ。賢いな。私はサタン・クロース。
願いはなんだ?」
「なぜ願いなど聞く?」
とジャックは真剣に聞いた。
「私は夢を叶える者だ。」
夢だと?なるほどな。
どうやら本当に夢を叶えるらしい。
「夢を叶える?悪いが怪しい宗教には興味はない。」
夢を叶えるのだとしても、やはり怪しすぎる。
宗教感があったため興味はないと返答した。
「宗教ではない。夢を叶えよう」
それでも夢を叶えるばかり言ってくるため仕方ない。ここはちゃんと答えてやろう。
夢か...ならば
「夢、か...ならばお前と勝負をしたい。出てこいっ!!!」
あいにくジャックは夢というものはなかった。
勝負以外に選択肢はなかったのだ。
「それがお前の望みか...さすがだ。」
なるほどな、これが老人の言っていた
”支配”なのか...
さすが?なにがだ?
「いいだろう。今出てきてやろう。」
そして出てきたのは、紅白色の服の
紅白色の帽子を着たおっさんだった。
「ふっ、弱そうだな。」
見た目だけで判断はしたくはないが、してしまった。
「さぁ、始めよう。雪合戦をな」
さぁ、始めよう。
........................!!!!!
「ふはっ!!!なんだここは...」
目が覚めた?
とっさに目を開けた先にはドアがあった。
「ふぅ...宿屋か...」
なんなんだろうか...あれは夢で良かったのだろうか...
と思うぐらい
現実味のある夢だった。
「とりあえず...落ち着こう。シャワー、借りようかな。」
よくわからないことだが落ち着こうと思った。
そして、ジャックは気づいていないようだが、
ベットの横にはプレゼントが置いてあった。
聖暦戦記 第一章 完結
作者 miruzu
使用ソフト nami1929
聖暦戦記、
たしか去年の夏投稿を始めて
途中で一旦休止しました。
そして再開し、
今にあたります。
ようやく第一章完結ですね(^^;
いやぁ...
ほんとう長いっすねぇ...
小説自体短いはずなのに
結構期間を開けてしまいました(^^;
読んでいただき、ありがとうございます。
また第二章...かな?
また逢いましょう。