第一章第三話 雪の国 スノータウン 宿屋
第一章第三話
雪の国 スノータウン 宿屋
ガチャッ....
とドアを開け宿屋へと入るとそこには綺麗な店内が広がっていた。
床は木。木の柱も建っておりホコリ一つなさそうなとても綺麗な店内だった。
椅子とテーブルが何個もありどこか懐かしさもありゆっくりできそうな宿屋だ。
「いらっしゃいませ。」
と奥から元気な若い女の人の声が聞こえた。
ジャックはすかさず前の奥のほうを見た。
あれは受付だろうか....
厨房らしきところに髪が黄色の若い綺麗な女性が立っていた。
目は洋風な青色。
ジャックはその受付らしきところへ行き、若い女性に挨拶をした。
「俺はジャック、旅をしている者だ。ここが有名な宿屋だと案内され来た。」
とかっこよく真っ直ぐに挨拶をした。
すると若い女性は....
「それはそれは....ありがとうございます。歓迎いたします.....
何泊されますか?」
という問いから、ジャックは取り敢えず一泊しよう....
と考え、言った。
「そうだな....とりあえず一泊していくとする。」
すると素早く急に若い女性が....
「料金は1000ゴールドになります。」
あまりの急なことに素早さに流石のジャックも困惑した。
は、早すぎる....え?....
「え?1000ゴールド?今払うの?」
ジャックは急に言われたことよりも
今支払うということのほうが凄く気になった。
すると若い女の人が....
「はい。今お願いします。」
という返答にジャックはなぜか悲しい顔をした。
どちらかと言うと支払いは後の方がよかったな....
とジャックは思った。
「....」
仕方がないので、1000ゴールドを若い女性に渡した。
すると....
「ありがとうございます。お部屋へ案内いたします。」
とまた急に言われ、
渋々ジャックは若い女の人の後を追った。
そして部屋にたどり着き「どうぞ。」と言われドアを開けた。すると....
「おおっ!これはっ!....」
と思わず声を出してしまうほど綺麗な部屋が広がっていた。
期待どうりだ....よしっ!
ジャックは心の中でガッツポーズをした。
床は木でできており、衣類をしまうことができるタンス....押し入れがあった。文句なし。
当然ベットもついており、ベットは見た目フカフカとふわふわとしており寝心地が良さそうなベットだった。文句なし。
さらに窓がついており、景色は数分の間に雪景色と化していて、それがまた丁度いい感じで部屋とマッチしていた。文句なし。
お風呂場も部屋と同様、綺麗で風呂釜は木で出来ており、お風呂の水は....温泉である。ゆっくり入ることができそうなお風呂だ。文句なし。
全体的に快適に一日中ゆっくりできそうな文句なしの部屋である。
うん、文句なし。最高だぁ....
ジャックは満面の笑みを浮かべ凄く幸せというものに浸っていると....
「ごゆっくりぃ....」
と言い、若い女性が満足そうな顔で部屋を去っていった。
ジャックは考えた。
「ここでゆっくりするのもありだが....村を少し探索しよう。」
そしてジャックは村へ探索に出かけることにしたのであった。
どうもmiruzuです。
この小説をお読みくださり、感謝いたします。ありがとう。
今回は、聖暦戦記の主人公。
ケイン・ジャックについて、説明していきましょうかね。
この主人公は、世界最強の剣士だが今は旅人という
訳ありの主人公です(^^;
ジャックの過去ということで、昔に聖暦古伝というのを小説ではないですが、
あげていました。
第三章らへんから小説としてあげようかと、思っています。
最後になりますが、見ていただき感謝いたします。
次話でまた逢いましょう。