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フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜第1章〜
72/405

対中央管理局専用 特殊殲滅部隊 S,A,F, ②


小さな……とても小さな……人一人がやっと入れる様な洞窟で……あとは死を待つだけだった……





その時……





「きーんた、マカオにつーーく、きーんた、マカオにつーーく」




キンタの大冒険を、大声で歌いながら歩いている人が近づいてきた……




俺は隠れる様に、さらに体を小さくした……




「きーんた………………ん……………?」




………………………




まだ若いその男は、こちらをジッと見つめた………




「誰かいるのかい?」




(バレた………ヤバい……………)




男は近づいてきた




「やあ、こんな所で何やってるん?」


男はこんな俺の姿を見ても、何も感じていない様だった………




「………………」


「キミ!めっちゃ怪我してるやん!」


「あ……あ……………」


あまりに久しぶりに人と話をした為に、うまく言葉がでてこなかった



「ちょっと!早く出てこいって!病院いくべ!」


「いや…………あの……………」


「手伝ってやるよ!」


男は俺の手を引いた……久しぶりに触れる人間の手は暖かかった………


俺は手を振りほどき


「あの………俺、汚いんで………構わないで下さい………」


「やだ」


「え…………」




何を言っているんだろう…………




「俺は佐藤一郎、キミは?」


「…………名前………わからない…………」


「そうか………………………じゃあ………………………キミは今日からハルキだ!」


「ハルキ………?」


「ハルキは独りぼっちなのか?」


「………そうですけど………」


「じゃあ俺のトコに来い」


「…………え………?」


「お前は今から俺の仲間だ」


「…………え………?」


(なんて強引な人なんだろう…………)


「いいから来いって!腹も減ってるんだべー?」




俺は強引に……佐藤一郎という男に、どこか連れて行かれる事になってしまった……

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