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フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜序章〜
5/405

ブチかます あなた飛び蹴り 美しや


トラックのウイングゲートが開く……




斎藤は一歩進み……少し振り向くと






「ジャスティスフォース…オンって……なんですか?」



「カッコいいだろ?俺が考えたんだ、次の変身からは一緒に叫ぶんだぞ、俺と腕をクロスさせながら」




…………………




「生きて帰ってこられたら……いいですよ……ダサいけど」



と言って斎藤は寂しそうに笑った



「約束だからな」






ウイングゲートは完全に解放される





ガガがガガガガがガガ ガガがガガガガがガガ

ガガがガガガガがガガ ガガがガガガガがガガ





そこには、中央管理局の自走式マシンが激しく音を立て……走り始めていた……

動きはガタガタで…壊れていると思わせるぐらい不安定な動きをしている




(あれが……中央管理局………)




それを確認すると斎藤は走り出した!




!?




(体が軽い……武器も軽い……)



斎藤は凄まじいスピードで中央管理局に向かっていく!




ドミニクは立ち尽くし、斎藤を見つめていた………



……………………



そこに1号トラックの後ろに停まっていたシルバーのハイエースから男が下りてくる




「ドミニクさん、お疲れ様です」


「横井……とうとう始まったよ……」


「そうですね……」


「データ……頼むよ……」


「はい、車の中で千葉がパソコンに張り付いてます、会社の方も増子がいるから大丈夫です」






そして横井は、1号トラックの機材の前に腰を下ろした





ドミニクも腰を下ろし、モニターを見つめる……そこには斎藤が映っている




「斎藤、聞こえるか?ドミニクだ」



「はい、聞こえます、もう少しで目標です」



「そのまま飛び蹴りブチかませ」



「まじっすか」






斎藤は素晴らしいフォームで、思いっきり高く跳躍!

10メートルは飛んでいた!









そして…………








思いっきり飛び蹴りをブチかました!!










バッコォォーン!!!!








中央管理局の自走マシンはひっくり返ってしまった………








(……凄い……何て凄いんだ……)








「斎藤!中から中央兵出てくるぞ!ソリッドブレイカーだ!」



「わかりました!」






斎藤はソリッドブレイカーを構え……トリガーを引いた!





ブォン






ソリッドブレイカーの刃先が音と共に輝き出す!






(これが…ソリッドブレイカー……音がライトセイバーみたいだ……)




「斎藤……ソリッドブレイカーの音カッコいいだろ?その音作るの苦労したんだよねー♪」




………………




(………………………)






ひっくり返った自走式マシンから、何やら…のそのそと出てくる……


それは5メートルぐらいはあるだろう、巨人だった……


人間の様な形で、体中鎧のような物で包まれており……両手には長い爪の様な物が見てとれる





(全部で5体……)





「斎藤…あれが中央管理局のクリーナーと呼ばれる下級兵だ、装甲はソリッドブレイカーなら切断できるはずだ」






「了解!いきます!」






斎藤はクリーナー達に向かって走り出した!!

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