404/405
中曽根ミカ~episode14~
中曽根と冷田がかけつけた公民館には血の臭いが充満している。
E.O.M.の気配は感じられない………
複数の屍が無残な姿で点々と転がっており、もはやそこに生存している人間はいないと思われた。
「………嘘だろ……
みんな………
中曽根……
ここはもうダメみたいだ…………」
…………………??
「いや………待て、誰かいる」
「…………え…………?………」
目を凝らし……よく見ると奥の方に人影が見えた。
「あれって………」
「恐らく子供だ」
「助けなきゃ!」
「待て………ダメだ」
「何で!?」
「私が行く」
中曽根はスタスタと子供らしき人影に近づいてゆく……
…………………
「おばさん……何か変だよ、体ピカピカしてるー」
そこには7~8才ぐらいの“なんの変哲もない女の子“が椅子に座っていた……
「お前………何者だ?こんな状況でなぜ普通に会話ができる?人間か?」
「そうだよー
でもアタシはねー………お姉さん達の敵だよ♪
ね♪小太郎♪」
その刹那
突如獅子型のE.O.M.が壁を突き破り姿を現し、中曽根に襲いかかった。




