表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜序章〜
4/405

charge rapid burst


「そうくると思ってたよ♪一刻を争う……ついてきてくれ!」



ドミニクさんは急に物腰が柔らかくなった……



そして俺達は地下駐車場まで急ぐ!





…………




…………………







地下駐車場には、4台の大きなトラックが停まっている





「斎藤君、1号のトラックだ、早く乗って!」



「わ…わかりましたー!」





俺は大きく1号と書いてあるトラックに乗った


ドミニクさんは運転席に乗り込み…エンジンをスタートさせると…すぐ無線を取り




「2番ゲートオープン、今からワープポイントに向かう、武器班と治療班もすぐ向かってくれ!予定通り装備はA装備、フルメタルスラスターは必要無し!」




俺は今まで感じた事がないぐらい緊張していた…




「あの…ドミニクさん…?」



「何?」



「俺はこれから戦うんですよね?中央管理局と」



「うん、そう」



「どうやって戦うんですか?」



「フルメタル化するの斎藤君」



「フルメタル化って…なんですか?」



「仮面ライダーの変身ってあるじゃん?」



「はい」



「あれあれ、仮面ライダーの種類で言うと…アギトに出てくるG3みたいな感じ」



「痛くないですか…?死んだりしないですよね…………?」



「大丈夫、ビビったら負けだよ」



「はい……」



「着いたら装備の説明するから」



と言ってドミニクさんはアクセルを踏み込んだ





!!!!





もの凄いスピードで一般道を爆走する

途中にパトカーがいてヒヤヒヤしたが……なぜか止められる事はなかった






そして……1時間程で目的地に着く…






……………………






その場所は異常な雰囲気に包まれていた……


ブォン…ブォン…と低い不気味な音をたてている球体……


明らかに……これから"不吉な何か"が始まる様な空気感


本能的に生命の危険を感じた………







ドミニクさんが口を開く




「これは…ヤバいな……これが中央管理局か……まぁ……とりあえずトラックの荷台に行こうか」




大きな荷台は改造され、部屋になっている




「あのワープホールが開通すると同時に、斎藤君に特殊な電波を流す……それによってフルメタル化するから」



「わ………わかりました」



「フルメタル化は30分……だから30分以内に出てきた中央管理局を全部倒してね♪

次は12時間たたないとフルメタル化できないから」



「そうなんすか!?」



「うん、たぶん…

1匹でも残したら、次のフルメタル化までに何百人もの人が殺される…」



「…………」



「じゃ……武器の説明するぞ」



「…はい…」



「斎藤君の武器はどれも重量が1トン以上あって、フルメタル化による特殊なエネルギーで動いているから」



「重くないですか!?持てます?それ………」



「大丈夫!今日使う武器は二種類……

"ソリッドブレイカー"と"ラピッドバースト"……ソリッドブレイカーは要するにサーベルで…手元のトリガーを引きながら敵を切る」



「…はい」



「ラピッドバーストは銃なんだけど、10分間エネルギーをためてからじゃないと撃てないから………そして、すげーつえーから」



「ラピッドなんとかは、どうやって使うんですか?」



「装備したら勝手にチャージが始まるのね、完了したらfull chargeって表示されるから…あとは狙い定めて撃つだけ!反動凄いから気を付けてね!」



「………わかりました………」








(……緊張と恐怖で心臓が張り裂けそうだ………)








「フルメタル化中は死なないし、かなり身体能力上がるから……そして指示は常に出すので安心して」



「はい、わかりました」









その時








ワープホールがだんだんと地面に近づいてきた…






「そろそろかな……」






ワープホールが地面に密着………






すると…………






ワープホールが赤く染まる………









!!!!









警報が鳴り響く!


そしてアナウンスが流れ!





「中央管理局!出現しました!クリーナー5体です!中央管理局!出現しました!クリーナー5体です!」




ワープホールの中から、巨大な自走式の四角い箱の様な物体が現れた!




「斎藤君、いくよ!!」


「はい!」






「ジャスティスフォース……………オン!!」






!!!!!






斎藤の体がみるみる金属に変化していく!






10秒ほどで


斎藤の体は、光輝くフルメタルボディに変化し

た!






(…………)







「斎藤君…どうだい?気分は?」




…………………




「不思議だ………驚く程……心が静かだ………」




「そうか……ソリッドブレイカー、ラピッドバースト装備!」




壁から大きなサーベルとハンドガンが飛び出し、斎藤の体に装備される




(charge rapid burst)










「行けるか?斎藤君?」





フルメタルボディの斎藤はニヤリと笑い




「もちろん」




と答えた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ