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フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜序章〜
3/405

対中央管理局用 武装組織フルメタルカンパニー


思いきってドアを開くと








「やあ」





(!!!?)






そこには仮面の男が立っていた!


俺はびっくりしてドアを閉めた!






(何だ……誰だ……)





……………………





「大丈夫ですよー……怪しくないですからー……開けて下さいー」





(…………)





「誰………ですか?アナタは…………」



「あー…ドミニクです、ドミニク・シュナイダーです」





………………………





「困ったなぁ…とりあえず質問には答えますので………気が向いたら開けて下さい」




(…………)




「…ここは何処ですか?」



「フルメタルカンパニーです」





(……フルメタルカンパニー?……)





「あの……ここ……怖いんですけど…?」



「それは大丈夫です♪」






(………………)





「……なんで俺を拉致したんですか?」



「んー………

それをこれからゆっくり…まぁ……実はあんまり時間ないんですけど…説明したいのでドアを開けて下さい」






(…悪い人ではなさそうだ……)





あくまで"話した感じ"での判断だが…………直感的にそう思った







なので……

俺はドアを開ける事にした……







「………あ、どうも……」



「開けてくれましたね、奥の部屋で話をしましょう」



「…………?…………はい?」





俺は怪しい仮面の男について行く事にした……




ここは凄く広い


廊下は長く、さっきの部屋もそうなんだが、窓が1つも見当たらない、途中にもドアがいくつかあり、大きい施設の様だった……

そして……何処か懐かしい感じもした





……………………





しばらく歩くと、仮面の男が立ち止まり





「ここです……どうぞ、佐藤……いや斎藤正義君」




部屋の中は巨大なモニターが沢山あり、パソコンや、見た事もないような機械が並んでいる




「で…なんで俺を拉致したんですか?目的は?」




仮面を被っているので表情はわからないが




「あなたが必要なんです、人類を救う為に」



と仮面の男は言った………






急に張り詰めた空気になる……

そして俺からは…勿論、疑問しか生まれない………





「どういう事ですか?」



「仮面ライダーを見た事がありますか?」



「……?……あります」



「それです、今我々がやろうとしている事は」



「仮面ライダー……ですか?」



「今……この瞬間も…悪い奴等が迫ってきています、モニターを見て下さい」






1つの大型モニターの電源が入った





そこにはどこかの山奥の様な場所が映っていて、空中に鏡の玉の様な物が浮いていた…



「これはワープホールといって、これが完成すると中から中央管理局という悪い奴等が出てきます」



「中央管理局?」



「中央管理局は人類にとって圧倒的脅威であり……人間を殺したり、生きたまま回収したりします、そして…ここは中央管理局を駆逐する為に作られた"対中央管理局用武装組織フルメタルカンパニー"なんです」





何故だろう………

彼の言葉には俺を納得させるだけの熱量…説得力を感じた





「冗談で言ってる訳じゃないのは伝わりました、で…俺は何なんですか?」



「あなただけが…ただ1人、現在この地球上で中央管理局を駆逐する事ができるんです」







(……何で????)







「何故ですか…?何故俺なんですか?」


………!!!






その時





モニターに映っていた球体が黒く染まる、と同時に金属を切り裂くような音が鳴り響く


室内にサイレンの音が鳴り響き、アナウンスが流れた







「ワープホール完成まで残り10%」






明らかに……何かヤバい感じだった…






「もう時間がない、私の指示に従って下さい」




………………………




その時だった






(地球がヤバい)






俺の闘志に…………静かに火がつく





「わかりました……ドミニクさん……行くんですよね?あのモニターの所?」




「オーーライ!!」

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