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25話

大規模リフォーム、、じゃなくて大規模カスタマイズから2日が経った。何も無いと思ったかな?

その通り、何もなかった。順調に行路を進みあと少しでエルフの里付近だ。静かな日々が続いていた。まるで“嵐の前の静けさ”のように。あっ、フラグ建築しちゃった。

でも最近のラノベの風潮ってフラグクラッシュすること多いし、大丈夫だろう。


「マコト、ここで止めてくれ。」


ハウゲンからの停止依頼に従って自宅を停止させる。


「まだ、エルフの里には少し距離があると思いますが良いのですか?生活用品の件もありますし、入口まで送りますよ?」


「気遣いは有難いが、機動要塞がいきなり里に現れたら里が混乱するであろう。故にここからは私とアイア達だけで向わせてもらう。だが約束を反故する気はない。その証拠にマコトには我が妹を預けている訳だした。私としては友好な関係を維持したいと思っているぞ。」


「そうまで言っていただけるのであればお待ちしております。万が一が起きた時のために偵察は付けさせていただきます。」


「それくらいなら里の連中も文句は言うまい。それでは私達は一度里に戻らせてもらう。世話になったな。」


「いえ、こちらもお世話になりました。」


門から階段を出し、ハウゲンの見送りをする。当然、俺は司令室からのモニター越しだ。女性3人はアラクネにお礼を言っていたり、スライム君を抱きしめていたり短い時間であったが交流を深めていたようだ。

ハウゲン達が里に着くまでは宣言通り、カラス君達で監視していた。二羽で監視している理由としては、もし万が一が起きた場合の伝令と監視役に分けるためだ。


程なくしてカラス君達が帰還した。無事に着いたか尋ねると、クワッ!と一鳴きして巣に帰って行ったので問題なかったんだろう。あとはハウゲンが約束を守って、ここに来るのを待つだけだ。

最悪盗賊のアジトと奴隷商の館で必要最低限の生活必需品は揃ったので、2日経っても来なければ大人しく去ろう。


「俺ってもっと冷酷に目的を達成出来る男だと思ってたんだけどな。」


『知っているだけの知識での判断と、経験して導かれる判断は、大きくズレる事なんてよくある事だと、私は思います。だから人は常に変わり続けていくんじゃないんでしょうか?それはとても人間らしく…思念体の私には眩しい事だと感じていますよ。』


「そっか…。まぁ、あれだ。何て言ったら良いかわからないけどさ。遠くない未来にナビもそうなるんじゃないか?」


『…と、言いますと?』


「………そこは背中で語ろう。」


『言葉にしないと伝わらない事の方が多いと私は思うのですが?』


「俺もそう思うけど、それはそれって感じでまぁ、あれだからな。」


『ふふっ。わかってますよ。期待しないで待っています。』


「プレッシャーに弱いからそうしてくれると助かる。」


『はい。わかっていますよ。』


………

……


翌朝、ハウゲンは俺たちを裏切ることなく自宅に訪ねてきた。共に馬二頭を携え、その背には大荷物を背負わせていた。

そして自宅の前の木の枝に馬の手綱を縛り、後ろに付いてきていた馬から荷物を取り、階段を上って自宅へと訪れた。俺は庭へと赴き、ハウゲンへと声をかける。


「お疲れ様です。お約束通り生活用品を持ってきてくれたんですか?」


「おぉ!出迎え痛み入る。そうだ。先の襲撃でマコトも自力で色々と手に入れてはいたみたいだが、それでは補えていなかったであろう物を持ってきた。」


そう言って、荷物を渡されるが重過ぎだ。俺が持ったら腰を痛める自信がある。

そんな訳でここで中身を確認させてもらうと、塩、砂糖、胡椒などの調味料や、石鹸や傷薬、あとは…いや、殆どがリリス用の品だ。いや、うん。この森の中で塩とか砂糖とかは確かに貴重だから価値を考えたら、十分お釣りがきそうだけど、開けた荷物の九割が妹さん用品って。良いんだけど何だか釈然としない。

とりあえず荷物はアラクネに頼み自宅内に運んでもらった。あとでちゃんと妹さんには荷物を持って行こう。兵器と双子が。


「それとこれをマコトに渡しておこう。」


そう言って胸元から魔法陣の様な物が刻まれ、装飾された木板を渡してきた。


「これは?」


「エルフの里との交易許可証だ。これを里の門番に見せてくれれば、マコト達だけで里に訪れた場合でも対応してくれよう。」


俺はハウゲンにお礼を告げた後、これからハウゲンが侵入してきた場所まで戻る事を伝える。するとハウゲンはそこまでは共に付いてきて魔法で道を開いてくれる事を提案してきた。俺としては渡りに船なのでその提案を快諾し、そしてハウゲンが階段を降り、馬を再び連れて庭へと上がってきたのを確認したので、俺は司令室に戻り自宅艦を発進させる。

初めてハウゲンとあった場所はやはりエルフの里からは結構近く、昼過ぎくらいには戻ることができた。その後、ハウゲンは旅に出る為に俺達に別れを告げ、自宅から去って行った。


俺はここで二、三日、兵器達に約束していた通り休息を与える事を伝え、自宅は暫く待機する事となる。


「今日も天気が良いな。日本と違って空気が澄んでるからか?」


俺は庭先で空を眺めながらストレッチをしつつ、能天気に呟いていた。

更新が遅くなりまして申し訳ございません。

最近仕事が忙しく執筆に回す時間が少なくなってしまいました。

時間を見つけつつ執筆していくので、今後ともよろしくお願いします!


感想や評価をお待ちしてますので気が向きましたら気軽にお願いします。

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