魔法の使い方は色々
現在世界エレィニアを使っていて公開しているのは連載中の「はい、マイマスター」と試作をこねこねやっている「火竜と生け贄の乙女」と「救世主(仮)始めます」になります。
「火竜と生け贄の乙女」に関しては一応既に魔法要素も出してはいますが、説明できるほどあからさまではなくて今回は置いておきます。
「はい、マイマスター」では何度か説明していたりもしますが、魔法(魔術)が何度か登場しています。
先ずはハンターのライセンスカードやカード型の魔導器、それにカイルの装備品やヴィークルなどなど。ちなみに先日投稿の「襲撃」に於いてマリィが放り投げた筒型の閃光を出したものも魔導器になります。
またカイルがマリィに風と火の加護を与えたのも魔法です。
前者のような魔導器はこの世界では一般的な技術として普及しているもので、誰もが使うことができるものです。本来魔法を扱えない人でも魔法を行使することができ、重宝されています。
用途としては武器などへの属性付与や銃器の火薬の代替などの戦闘に利用されるだけでなく、火付けや照明などの日常にも使われていたりします。
ちなみにカイルらのヴィークルには炊事やシャワー等に使われる水は魔法により発生したものを使っていたり、食品の保存にも利用されていたりもします。
後者の魔法は大まかに分けて二種類あり、この話のときのように直接発動させるものと魔術式を描いたりして発動させるものです。
感覚的に直接発動させるにはそれなりの資質と修練が必要なものとなります。
魔術式を使うものは多く魔力をもつものを媒介として術式を描いたり歌などの呪文を詠唱して発動させるものとがあります。
いずれ登場は予定していますが、魔法で魔術式を描いてより強大な魔法を発動させるとい方法もあります。
この度投稿した「救世主(仮)始めます(試03)」では詠唱による魔法を登場させましたが。これは所謂典礼魔法のようなものでまた少し違うものとなっています。
前段の「我は女神より世界に与えられし救世の者に身を捧げる者。今こそ女神の名に於いて我等にその加護を与えられよ。至高の天神の名に於いて四元の眼を開き我等にその力を与えられよ」にてこの世界の主神である女神の力を借り受け、後段の「今こそ我は天神の代理なり。四元は一つになり我が物となれ。そして我等をその力により護れ!」でその力を行使するというものです。
彼女自身それなりの魔法を扱えるのですが、神の力を借りることでより強大な力の行使を可能としています。
さて、典礼魔術があるということは勿論別に力を借りるのは神様に限らなくても……と、これはまだ流石に早すぎますので今回は割愛。
では、また次回。