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悪霊が精霊になるとき  作者: 旬麗
2/19

2.彼女の彼氏?!

凪は付き合ってみるとその容姿に似合わず、サバサバした性格だった。

物事は、白黒はっきりさせるタイプで、一緒にランチに行っても、Cafeで飲むものも、自販機で買うジュースでも迷いがない。

実に興味深い人物だった。

付き合い始めて1年。そんな凪に私の秘密を話してもいいかなと思うようになってきた。


「ところで、灯。灯っていつもパンツスタイルじゃない?いい素材持ってるのに、その恰好はもったいないよ。」


どうしたんだ?突然・・・

でも、このスタイルには理由(わけ)があるんだよ。

わたしの心の声が返答する。


「どうして?」


首を傾げながら聞いてくる。

男性だったら、ドキドキししまう仕草だ。


「動きやすいじゃない?」


「私、灯の女性らしい恰好って見たことないんだよね。」


「興味ないからね。」


笑ってみせる。


「灯に女性らしい恰好して欲しくてね!そうすれば、灯にも彼氏ができるよ。」


・・・ん???彼氏?・・・怪しい・・


「・・・ってことは、彼氏ができたの?」


「うん・・・」


うつむいて頬を赤く染めている。かわいいなぁ。


「で、灯はほんとに女性らしい恰好とかしたくないわけ?」


「今のところはね!」


すると、凪がしょんぼりしている。


「どうしたの?私まずいこと言った?・・もしかして、自分に彼ができたから、まさか私にもとか?」


まさかの図星だったようである。が、しかし、違う返答をしている。


「・・・そんなことないよ。」


「私は、このままでいいかな?変わろうとも思えない。このスタイル好きだし、いきなり走らなくちゃいけない時にも、服装を気にすることもない。いつでも走れる。私には、これが一番なんだよね。彼という存在は、今の私にはいらないかな?」


「うん。分かった。」


納得してくれたようだ。さて、と私は話の流れを変える。


「ところで、相談って?」


「うん。その彼の事なんだ。」


言いづらそうに話を始める。

嫌な予感がする・・・その確率もかなり高いような?


「名前は山野 拓斗(やまの たくと)といって4歳上の23歳。Cafeの雇われオーナーをしてるの。私がフラリと入ったCafeで知り合ったんだ。」


「・・・山野 拓斗 23歳。・・・」


私の意識が違う方向に行ってしまう。

そう、私の秘密!私は相手の名前を聞くだけで、その人の容姿や、今置かれている状況が見えてしまう。変な力がある。そのために、はたから見たら、ぼーっと見えることもしばしば。

でも、いまは、意識をここに置いておかなくては。今が、凪に私の秘密を打ち明ける時だなと思いつつ凪に話しかける。


「凪!その前に話があるの。」


「えっっ!灯は私が、拓斗さんと付き合うの反対?」


「まさかだよ。その前に、きちんと話しておきたいことがあって。

 凪!ここ出よう。Cafeで、出来る話じゃないんだよ。」


私は、残りのカフェオレを飲み干すと伝票を片手に会計に行く。凪も慌ててついてくる。Cafeを出ると、私は凪の手を取り、歩いて5分という距離のアパートへ凪を連れて行った。



次回は凪の秘密をきちんと書きたいなと考えています。

つたない文章ですが、お付き合いくださるとうれしいです。

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