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雑談三昧  作者: カトーSOS


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25/119

シャッター商店街!オタク化大作戦!!

シャッター商店街!オタク化大作戦!!



シャッター商店街という言葉がある。


平日に行っても、休日に行っても、店は閉まっていて、人の気配がない。


道だけが残り、時間が止まっているような場所だ。

商店街がこうなった理由は、いろいろ言われている。

人口減少、高齢化、大型店、ネット通販。

どれも正しいのだろう。


でも、もっと単純に考えてみると、答えは一つしかない。


そこに行く理由がなくなった。


だったら、理由を作ればいい。


しかも、できるだけ金をかけずに。


私が商店街の商会会長なら、こういうことをやる。


土日限定。

コスプレ、全面OK。

撮影OK。

店内撮影もOK。(許可店のみ、入り口にステッカーを貼ってもらう)

更衣室を用意する。

トイレは必須。

できればシャワーも欲しい。


イベントではない。

お祭りでもない。

ただ「使っていい場所」にするだけだ。


コスプレイヤーという人たちは、実に特徴的だ。


衣装は自前。

移動費も自前。

撮影も自前。


そして、写真や動画は自分でSNSに上げる。

こちらが広告費を出さなくても、

「撮っていい」という条件だけで、人は集まり、勝手に拡散される。


すると、自然な変化が起きる。


オタク向けの店が、ぽつぽつと生まれ始める。


アニメ雑貨。

古本。

画材。

同人誌。

中古ゲーム。

小さな喫茶店。


誰かが「出店しなさい」と言ったわけではない。

人が集まる匂いがすると、自然に店が寄ってくる。


ここで、たまに限定イベントを入れる。


例えば、フリーレン限定日。

あるいは、ワンピース限定日。


公式コラボではない。


大きな看板も作らない。


「今日はその作品のコスプレが多そうだね」

その程度の緩さでいい。


世界観は、参加する人たちが勝手に作る。


街が少しずつ動き出したら、音を足す。


ピアノ系YouTuberのよみぃさんを呼ぶ。


ステージはいらない。

置きピアノ一台で、通りがかりに弾いてもらう。

コスプレイヤーは、音のある場所が大好きだ。


写真も動画も、一気に完成度が上がる。


さらに企画がうまくいったら、イベントとしてえなこさんを呼ぶ。


最初から呼ばない。

「うまくいったら」呼ぶ。


街に文化が根付いたあとで来てもらうから意味がある。


そして最後に、

歌う人が来る。


茅原実里さんを呼ぶ。


大きなライブではない。

派手な演出もしない。

商店街の中で、ただ歌ってもらう。


ここで大事なのは、順番だ。


最初に人が遊び、

次に文化が生まれ、

最後に有名な人が乗る。


逆にすると、街は一時的に盛り上がって、また静かになる。


商店街は「仕掛けられた場所」になると続かない。


「勝手に面白くなった場所」になると、人は通い続ける。


シャッター商店街を動かすのに、

大きな予算はいらない。

立派な計画書もいらない。


必要なのは、

禁止しないことだけだ。


好きな格好で来ていい。

撮っていい。

居ていい。


それだけで、

商店街は、もう一度、人の場所になる。

1

この企画を考えるにあたって、ひとつだけ、はっきりと「推し」がいる。

それが、ピアノ系YouTuberのよみぃさんだ。


理由は単純で、そして決定的だ。


この人は、オタク文化を「ネタ」や「需要」として扱っていない。

アニソンも、ゲーム音楽も、ボカロも、

ウケるから弾いているのではなく、

好きだから弾いている側の人だ。


これは、オタクには一発で伝わる。

逆に言えば、ここがズレていると、どんなに上手くても場は冷える。


もうひとつ大きいのは、

よみぃさんが「ステージに立たなくても成立する」人だということだ。

ストリートピアノ、通りがかり、偶然の演奏。

そういう場所で音が鳴ることに、まったく無理がない。


商店街というのは、本来ステージではない。

人が通り、立ち止まり、また歩き出す場所だ。

そこで自然に音が鳴る。

それだけで、街は生きている感じを取り戻す。


さらに言えば、

よみぃさんは、人を呼ぶけれど、主役を奪わない。

演奏者が前に出すぎず、

場そのものを立たせることができる。


これは、商店街企画においては致命的に重要だ。

人を集めるために呼んだ人が、

街を食ってしまっては意味がない。


だから、推す。


最初の起爆剤ではなく、

文化が芽生え始めたところに、音を通す存在として。

これ以上適した人はいないと思っている。


――これは個人的な好みであり、

同時に、かなり冷静な判断でもある。



2

土日限定で、商会会長のことを「キャプテン」と呼ぶこと。

もう一度言う。商会会長は、キャプテンと呼ぶ。

ここ、テストに出ますよ!


これは冗談ではない。

肩書きを変えると、空気が変わる。


会長という言葉には、

会議、規約、承認、責任、重さがまとわりつく。

キャプテンという言葉には、

遊び、冒険、即断、現場、ノリがある。


平日は会長でいい。

土日だけ、キャプテンになる。

この切り替えが、街を軽くする。


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