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雑談三昧  作者: カトーSOS


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25/27

シャッター商店街!オタク化大作戦!!


シャッター商店街という言葉がある。


平日に行っても、休日に行っても、店は閉まっていて、人の気配がない。


道だけが残り、時間が止まっているような場所だ。

商店街がこうなった理由は、いろいろ言われている。

人口減少、高齢化、大型店、ネット通販。

どれも正しいのだろう。


でも、もっと単純に考えてみると、答えは一つしかない。


そこに行く理由がなくなった。


だったら、理由を作ればいい。


しかも、できるだけ金をかけずに。


私が商店街の商会会長なら、こういうことをやる。


土日限定。

コスプレ、全面OK。

撮影OK。

店内撮影もOK。(許可店のみ、入り口にステッカーを貼ってもらう)

更衣室を用意する。

トイレは必須。

できればシャワーも欲しい。


イベントではない。

お祭りでもない。

ただ「使っていい場所」にするだけだ。


コスプレイヤーという人たちは、実に特徴的だ。


衣装は自前。

移動費も自前。

撮影も自前。


そして、写真や動画は自分でSNSに上げる。

こちらが広告費を出さなくても、

「撮っていい」という条件だけで、人は集まり、勝手に拡散される。


すると、自然な変化が起きる。


オタク向けの店が、ぽつぽつと生まれ始める。


アニメ雑貨。

古本。

画材。

同人誌。

中古ゲーム。

小さな喫茶店。


誰かが「出店しなさい」と言ったわけではない。

人が集まる匂いがすると、自然に店が寄ってくる。


ここで、たまに限定イベントを入れる。


例えば、フリーレン限定日。

あるいは、ワンピース限定日。


公式コラボではない。


大きな看板も作らない。


「今日はその作品のコスプレが多そうだね」

その程度の緩さでいい。


世界観は、参加する人たちが勝手に作る。


街が少しずつ動き出したら、音を足す。


ピアノ系YouTuberのよみぃさんを呼ぶ。


ステージはいらない。

置きピアノ一台で、通りがかりに弾いてもらう。

コスプレイヤーは、音のある場所が大好きだ。


写真も動画も、一気に完成度が上がる。


さらに企画がうまくいったら、イベントとしてえなこさんを呼ぶ。


最初から呼ばない。

「うまくいったら」呼ぶ。


街に文化が根付いたあとで来てもらうから意味がある。


そして最後に、

歌う人が来る。


茅原実里さんを呼ぶ。


大きなライブではない。

派手な演出もしない。

商店街の中で、ただ歌ってもらう。


ここで大事なのは、順番だ。


最初に人が遊び、

次に文化が生まれ、

最後に有名な人が乗る。


逆にすると、街は一時的に盛り上がって、また静かになる。


商店街は「仕掛けられた場所」になると続かない。


「勝手に面白くなった場所」になると、人は通い続ける。


シャッター商店街を動かすのに、

大きな予算はいらない。

立派な計画書もいらない。


必要なのは、

禁止しないことだけだ。


好きな格好で来ていい。

撮っていい。

居ていい。


それだけで、

商店街は、もう一度、人の場所になる。

1

この企画を考えるにあたって、ひとつだけ、はっきりと「推し」がいる。

それが、ピアノ系YouTuberのよみぃさんだ。


理由は単純で、そして決定的だ。


この人は、オタク文化を「ネタ」や「需要」として扱っていない。

アニソンも、ゲーム音楽も、ボカロも、

ウケるから弾いているのではなく、

好きだから弾いている側の人だ。


これは、オタクには一発で伝わる。

逆に言えば、ここがズレていると、どんなに上手くても場は冷える。


もうひとつ大きいのは、

よみぃさんが「ステージに立たなくても成立する」人だということだ。

ストリートピアノ、通りがかり、偶然の演奏。

そういう場所で音が鳴ることに、まったく無理がない。


商店街というのは、本来ステージではない。

人が通り、立ち止まり、また歩き出す場所だ。

そこで自然に音が鳴る。

それだけで、街は生きている感じを取り戻す。


さらに言えば、

よみぃさんは、人を呼ぶけれど、主役を奪わない。

演奏者が前に出すぎず、

場そのものを立たせることができる。


これは、商店街企画においては致命的に重要だ。

人を集めるために呼んだ人が、

街を食ってしまっては意味がない。


だから、推す。


最初の起爆剤ではなく、

文化が芽生え始めたところに、音を通す存在として。

これ以上適した人はいないと思っている。


――これは個人的な好みであり、

同時に、かなり冷静な判断でもある。



2

土日限定で、商会会長のことを「キャプテン」と呼ぶこと。

もう一度言う。商会会長は、キャプテンと呼ぶ。

ここ、テストに出ますよ!


これは冗談ではない。

肩書きを変えると、空気が変わる。


会長という言葉には、

会議、規約、承認、責任、重さがまとわりつく。

キャプテンという言葉には、

遊び、冒険、即断、現場、ノリがある。


平日は会長でいい。

土日だけ、キャプテンになる。

この切り替えが、街を軽くする。


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