お祝いの足取り
ファンメイド作品です。
本編とは一切合切関係ありません。
句崇刃「えっと…江ノ島ロッキさんでしたっけ?」
ロッキ「はい…実はここ数日知り合いのみんなが消えていくんですよ〜」
句崇刃「それは確かに大変な事件だな、すぐに取り掛かろう。ついてくるか?」
ロッキ「私もいきましょうか」
〜移動中〜
春咲「あら、句崇刃君に…それに貴方は依頼人の方かしら?」
ロッキ「江ノ島ロッキといいます。句崇刃さんには行方不明の友達の捜索を…」
句崇刃「ちょうど聞き込みをしてたんだ、まだ行方不明でない残りの3人の行方を追っててな、この3人なんだが…」
そうして3枚の写真を春咲に見せる…
春咲「…ちょっと!この真ん中の子!少し前にそこの路地裏に入っていくのを見たわよ」
句崇刃「本当か!?ロッキさん、今すぐ向かおう」
ロッキ「は、はい!」
そうして路地裏に入ろうとした瞬間に悲鳴が聞こえてくる
句崇刃「何!?遅かったか…ん?これは?」
ロッキ「それはその子がつけているバナナの鏡です!やっぱりここにいたのか!」
句崇刃「まずいな…急ごう、他の2人が心配だ!」
〜別の場所へ移動中〜
夜鬼嶋「おや、句崇刃君じゃないですか」
句崇刃「刃慣さん!この2人のうち誰か見てないか!?」
夜鬼嶋「どれ…この右の写真の方、さっき廃ビルに入っていくのを見たような気がします」
ロッキ「本当ですか!?すぐ向かいましょう!」
句崇刃「あぁ!間に合ってくれ!」
そうして廃ビルに入ってその姿を捉えることができたがその瞬間にさっきと同じ悲鳴が鳴って消えてしまった…
句崇刃「もう少し早ければ…すまねえ」
ロッキ「あっ、あれは!さっきの子が好きなゲームのリトルトカゲズカフェのゲームカセット!やっぱりここにいたのか…」
句崇刃「もう立ち止まってはいられないな!」
〜最後の1人を探すために奔走中〜
針音「あら?句崇刃さんじゃありませんこと(きゃー!仕事中の推しかっこいいー!!)そちらの方が依頼人かしら?」
ロッキ「江ノ島ロッキといいます。もしかして貴方はアイドルのロキさんでしょうか?いつも応援してます。」
針音「へー似たような名前ね、いつも応援ありがとうね、それでどうしたのかしら?」
句崇刃「この人見てないか?」
そうして残り一枚の写真を見せる
針音「この人!ついさっきそこの駐車場で見かけたわよ!今ならまだ間に合うんじゃないかしら」
ロッキ「いきましょう!」
句崇刃「あぁ!ありがとうロキ!!」
針音「お仕事頑張ってよね!(また感謝された〜今日はいい日だな〜)」
そうして駐車場でその姿を完全に捉える!その瞬間空間に変な穴が出現しそこに最後の子がホイホイホイホイと自分から入っていく。
句崇刃「自分から入っていった!?しかも悲鳴も鳴らない!閉じる前に入ったほうがいいか!準備はいいかロッキさん!」
ロッキ「はい!待っててくれみんなぁ!」
そうして2人でその穴に飛び込むと、そこは普通の空間だった。お祝い用の飾り付けがされていること以外は
友人A「あれ?もうロッキさんきちゃった?」
友人B「まだ全部準備が終わってないのに!」
友人C「あはは…しばらく待ってもらおうか…」
句崇刃「どういうことだ?事件に巻き込まれてわけじゃないのか?」
そう言っていると後ろから残りの行方不明者が出てきた
理餡「すみません探偵さん、私から説明します…」
どうやらロッキさんの誕生日パーティーを極秘で準備するために超常似力ボロンアンダーワールドの中の空間で色々とやっていたらしい。その空間に入るところをロッキさんが行方不明だと勘違いしてだけだったようだ
句崇刃「何はともあれ事件じゃなくてよかった…」
理餡「すみません、ご足労をおかけしたお詫びに探偵さんもパーティに参加していきませんか?」
句崇刃「いいのか?ロッキさん」
ロッキ「まあご迷惑おかけしたのは事実ですしね…さっき会った方々も呼んで盛大にパーティに洒落込みましょう!」
そうして句崇刃、春咲、刃慣、ロキも加わったロッキさんのパーティは大成功のうちに終わった…
happy birthday ロッキさん!




