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come me 外伝  作者: rianchef
1/3

春咲と名織の出会い

これは本編が始まる5年前の話…

春咲(はるさき)「ここがあの人の言っていた名織(なおり)組…」

春咲は書簡(しょかん)を持って門を潜った…

奉仕人(ほうしにん)「おや?どなたでしょうか?」

春咲(はるさき)「私の名前は石郡(いしごおり) 春咲(はるさき)、ここのお嬢様に用があってきたわ。」

若頭補佐(わかがしらほさ)「なんだぁ?ここはお前のようなお嬢ちゃんがくるところじゃ…」

春咲が鋭い目つきで威圧する…

春咲(はるさき)「ここに書簡(しょかん)があるわ…通しなさい」

若頭補佐(わかがしらほさ)(なんだこのお嬢ちゃんの目…まるで決意とも殺意とも取れる覚悟…ここに来ることからも訳ありか…)

奉仕人「とりあえずまずは見せてきます、ここでお待ちください」

〜30分後〜

名織(なおり)「私に用があるってのはこのお方かしら」

春咲(はるさき)「単刀直入にいうわ、私を強くして欲しいの」

名織(なおり)「へぇ…?とりあえずそういう気概(きがい)ならあっちの道場でお話ししましょうか?」

〜道場へ移動中〜

春咲(はるさき)「それでいったいどういう」

春咲(はるさき)は不意に名織(なおり)を腹を思いっきり殴られた

春咲(はるさき)「ウッ……オェ…」

名織(なおり)「これが私の答えです、お断りいたしますわ」

名織(なおり)は床に倒れ伏す春咲(はるさき)を冷たい目で見下ろす

名織(なおり)「さ、身の程がわかったらはやく去りなさい…」

春咲(はるさき)「………お断りよ」

春咲(はるさき)名織(なおり)の足を右手で掴む…

名織(なおり)「(怒)その手を離しなさい!」

掴んでいる手を足で踏み潰すが…

春咲(はるさき)「聞こえなかったかしら?お断りだって!」

春咲(はるさき)は踏まれても手を離さず、攻撃が止んだ所で手を離した

名織(なおり)「………そうですか、なら帰りたくなるまでボコボコにしてあげますよ!」

春咲(はるさき)「いい加減やられっぱなしってのも癪なのよ!」

そうして2時間、春咲(はるさき)名織(なおり)は闘いあった…

名織(なおり)「……ほんっとに諦めないわね」

春咲(はるさき)「もう諦めるのはやめにしたからね…」

名織(なおり)「これでわかったでしょ?学校に通ってたときは友達なんて作れなかった、反抗しようものなら暴力女呼ばわり…こんなんじゃ人なんて信用しようもなかったのよ…」

春咲(はるさき)「そう…」

春咲(はるさき)名織(なおり)(ほほ)をビンタする

名織(なおり)「…え?」

春咲(はるさき)「これで私も暴力女よ、お互い仲良くやりましょ?」

名織(なおり)「……プッ、アハハハハなによそれ」

春咲(はるさき)「…これからよろしくね、名織(なおり)ちゃん」

名織(なおり)「えぇ、こちらこそよろしく」

私の最初の友達(かけがえのないひと)

そして現在…

名織(なおり)「?どうしたの思うような顔して」

修行中の春咲(はるさき)に声をかける

春咲(はるさき)「昔のこと思い出してたのよ、あの頃の名織(なおり)ちゃんは尖ってたわね〜」

名織(なおり)「……ッ!もう何いってるんですか!!」

春咲(はるさき)「あはは、ごめんごめん。修行に集中しないとね…」

名織(なおり)「………」

名織(なおり)はふっと息を吐き、過去を思い出す…

貴方はそうじゃないかもしれないけど、私にとって貴方は私の最初の友達(かけがえのないひと)で替えは効かないの、だから

名織(なおり)「………しなないでね」

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