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3/5

自殺少女

「ふぁぁ」

ん?まだ夜じゃねえか。


なんか誰かが泣いてるこの声は…竹内か?

行ってみるか


そーっと、そーっと、そーっと、そーっと、そーっと。

ゆっくり部屋を出て声の聞こえるほうに行ってみる

そーっと、そーっと、そーっと、そーっと、そーっと。

ドアが少し開いていた。

のぞくいてみると……空を見上げながらベランダの柵の外に立っていた。

まじ!自殺かよ!!どうしよう。助けるのは決まってるがどうやって助けよう。

今俺が飛び出すと急いで自殺するかもしれない。そうだ!能力だ!えーーと

禁呪魔法:言霊 だ!これで命令すればとりあえず今は防げる


そして俺は言霊を使う

「柵の中に戻って自分の部屋に戻れ今すぐにだ!」

やべ声大きすぎた

「え ちょ 何これ。体が勝手に私は…」

竹内が泣いた

あれ?これ俺いるのばれるじゃん

逃げろーー


急いで部屋に戻る。大丈夫かな?もう一回行ってみるか。

そーっと、そーっと、そーっと、そーっと、そーっと。

よかった。いない念入りにベランダの下を見ると

「よかった」

いなかった

「何が良かったの?」

「ひゃっ」

変な声出た

ってこの声竹内じゃねえか。

「え えーと いや~その~…異世界に行けてよかったな~って」

ふー。あぶないあぶない。言い訳が思いついてよかった。まあ異世界に行けてよかったけどね

「違うでしょ。ほんとのこと言ってみてよ」

「い いや ほんとだよ」

「違うよ。どうして助けてくれたの?」

「え いや 死んでほしくなかったし」

「ふ~ん私がなんで自殺しようとしたかわかる?」

なんだろ…どうしてかな。んーーーー

んーーーーー異世界に行ったからとか かな

「異世界に行って親とか友達に会えないからとか?」

「違う」

「ごめんわかんない」

「じゃあ教えてあげる。この世界って魔物がいるでしょ」

「うん」

「その魔物は人間を殺す。人間は魔物を殺す。わたし魔物でも殺したくないし、私の大切な人が魔物に殺されるなんて嫌だ。それを見たくないから私は死ぬの。でもあなたが助けてくれたおかげで気づいたの」

「なにに?」

「私が思うようにみんなも同じなんだって。だから…ありがと!!」

夜星が降る中彼女は笑う。

「うん。じゃあ俺寝るからまたね」

「ちょっと待って!聞かなきゃいけないことあるの!」

「わかったよ。なに?」

「あの時私の体が思うように動かなかったんだけど、どういうこと?」

やっべ!能力隠すつもりだったのに早速ばれたじゃねえか!

いやまだ遅くない。ばれないように脅しとくか?

「そのことは言わないでくれ!!」

あれ?脅すつもりだったのに敬語になっちゃた。コミュ障がでたよ

「いやいうつもりはないよ。私が自殺しようとしたことばれちゃうからね。だけどちょっと気になっただけ」

「よかった。じゃあ俺は寝るからまたな」

これで大丈夫だろう。彼女の命も俺の能力の秘密も

「はぁ~眠たい」

「どこ行ってたんだ?」

佐藤に聞かれた

「命救ってきた」

「は?」

「俺は疲れたら寝る。じゃおやすみ」

「えーーなんだよそれ~おやすみ」

 

寝る


起きる



「起きろーー」

「なんだよー」

佐藤が起こしてくる

「あと5分~~」

「王様が集合だって言ってるぞ!!」

「そうなんだね~王様にもう少し寝るからって言ってきて」

「お前一国の王様になんてこと言ってるんだ」

「俺は客なんだ~~」

よし起きるか。佐藤のせいで起きた。覚えてろー

「よーし行ったるか~」

「起きるのかよ」

 

そして王様のところに行く


「おそかったの」

「すまんの~わし朝に弱くての~」

………………………………………

………………………………………

え 何これ?俺のせい?

「君たちにはまず冒険者になってもらう」

「昨日聞いた」

「すまん」

「いいよ」

「ごっほん  まずは冒険者になって強くなってもらう。そして素質のあるものは魔王を倒してもらう。選ばれたものは勇者パーティになってもらう。勇者パーティになると今後の生活が保障されるから頑張ってくれ」

断っても無駄なんだろうな~納得するしかないか

「わかった。」

まあまじめにやるつもりなんてないけどな。昨日のことがあったしできるだけ魔物は殺さずに、クラスメイトを魔物から守り、異世界から帰る。それだけだ。俺は異世界から帰んないけどね


「もうすでに君たちの冒険者カードは発行した。これからは君たちで生活してくれ」

「むりだろ」

「そういうだろうと思って宿を作っておいた!!どうだ!」

こいつほんとに王様か?

「ありがとうございます。王様。」

「お前が敬語を使わないでくれ」

「王様に敬語を使い尊敬することは自然なことです。」

「わかったもうそれでいい」

可愛いな。行動が

「とりま宿に案内してくれ。」

「わかった。賢者よ頼む」

「わかりました。皆さん少し近寄ってください」

俺たちは近寄る。すると大きな魔方陣が足元に現れた。

転移魔法か。能力の一つの世界の知識で瞬時に理解する。


目を開くとそこは、真ん中に噴水があり噴水から道が分かれていて奥には家がありそれが無数にあった


(語彙力なくてすいません)



「あなたたちはこれからここで住んでもらいます

地図は家に一つ棚に置いてあります。では頑張ってください!」


頑張ってください! じゃねえよ。急すぎんだろ。

はぁーこれからどうなるのかな~不安になってきた

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