表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/65

また入浴かな?

「シャロル?それで今日はその二人を泊めるのか?」

「そうですわ。私のベッドなら3人で寝れますわ。」


 一緒に寝る気か!


「え、だけど僕はそう言うのは…」

「同じ女子同士でしたら問題ありませんわ!その服を崩すのは仕方ありませんがパジャマをお貸し致しますわ!」

「パジャマってなんですか!」

「パジャマですの?寝るときに着替える服のことですわ。」

「知らないんです!お姉ちゃん!今度それを買うんです!」

「知らないってどういうこと?」


 シャロルさんの弟が反応しちゃってるよ!


「えっと、僕達貧乏暮らしなんです。現状も、とある方に同居させてもらっている感じですし、パジャマなんて持っていないんです。」

「なんと?そんなに苦しいのであればこちらからも支援金を出してもいいぞ?」


 貴族から支援金が出るだと?!いやいやこんなところで変な借りを作ったら逆に何されるか分からない。


「いえ…そこは自分達で何とかしますので。」

「お金は作ったもの勝ちなんです!」


 作るな!金銭の価値がカオスになるからやめて!


「お金を作るとはどういうことですか?」


今度はお母さんが反応しちゃったよ。アマミちゃんがしゃべると良くないね。


「ではお父様、お母様、私はミズハさんとアマミさんを私の自室に案内致しますわ。失礼致しますわ。」


 と言うことで、シャロルさんの部屋に行くことに。


「さて、もう21時ですわ。すっかり話し込んでしまいましたわ。そろそろ入浴の時間ですわ。」


 ねえ、最近お風呂ネタ多くない?そんなにこのネタ面白いか?え、メタ発言?いやいやたまにはストーリーにも突っ込むからね!どうせアマミちゃんが色々荒らすんだからちょっとぐらい変でも問題ないでしょ。


「やったんです!シャロルさんと裸の付き合いが出来るんです!今日は皆さん寝かせないんです!」


 だから色々意味が違うぞ!で、どうしてそんなにR指定にしたがるの!所詮は見た目18, 16, 10歳の少女が一緒に風呂入ったり寝たりするだけだぞ?これでR指定の内容に持っていくための方法の方が逆に知りたいわ!


 なお、アマミちゃんって実年齢的には多分12歳位だと思っているんだけど、なんか2年前の姿から一向に成長しているように見えないんだよね。何故なのか?これも魔女の特徴だったりするのかな?


 まあ、愚痴言ってもしょうがないので皆でお風呂に入ります。


「私が一番胸が大きいですわ!お二人に勝ちましたわ!」


 入浴中です。だから一々煩いわ!


「私の方が大きいはずなんです!見るんです!大きいんです!」


 何回か言ったか分からないけど…と言うより下らないことだけど一応言っとく。僕はまな板だし、アマミちゃんも成長し始め位だからね。で、シャロルさんも確かにアマミちゃんよりは成長しているかもだけどそんなに大きいわけではない。ミネガル先生の方がまだ大きいと思う。


 てか、まな板まな板煩いな!男装にはこの方がメリット大きいんだからね!


「お風呂は暖かいですわ。極楽ですわ。」

「めっちゃ広いんです!師匠の家は狭すぎて泳げないんです!こう言うお風呂を買うんです!」


 いやいや、マジーラさんの家のお風呂が普通ぐらいでしょ。貴族の家の風呂場が広すぎるだけだよ!


 なお、前アマミちゃんが地下に作ったお風呂場よりは小さいと思う。アマミちゃんは地下に作ったからね!ある意味もっと大きく出来る能力はあったとは踏んでいる。まあ、貴族とはいえどうやら4人家族だし別にプールとか露天風呂じゃないんだから100人単位で入るようなものを作る必要ないしね。っていうか、僕的に水泳は出来るけど素っ裸でお湯を泳ぐのはなんか違和感しかないので泳がない方が良いと思う。


「アマミさんは元気すぎですわ。私はこのようにゆったり入るのが好きですわ。」

「それは僕も同じだね。」


 アマミちゃんが風呂場でなにするかなんて僕には検討つかない。飛び込むときもあれば寝ちゃうときもあるからね。


「私、少々頭を洗ってきますわ。ゆっくりしてくださいまし。」


 シャロルさんは一回暖まったとのことで頭を洗いに風呂場を後にした。あれかな、今日はなんか僕も色々頭弄られたし頭洗おうかな。何せ他人の家で洗わないとそれはそれで違和感覚えられそうだし。


「お姉ちゃん!見るんです!逆立ちするんです!」


 おい待て!風呂場で逆立ちも自殺未遂なのに、浴槽のなかで逆立ちしちゃダメだよ!絶対溺れるよ!見せちゃいけないところも公開しまくってるし!だからR指定されそうなことはしないで!


「ムーブクブクーブクブクブクブク…!」


 なにいってるか分からないけど絶対溺れてるだろ!腰を引っ張って持ち上げます。


「プファー!苦しかったんです!酷いんです!水さん犯罪なんです!…あ、お姉ちゃんに体お腹見られたんです!触られたんです!エッチなんです!責任とって結婚するんです!」


 ごめん、なにいってるか全くわかりません。面倒くさいのでアマミちゃんを軽く上にほっぽり上げてお姫様だっこします。


「ほら、あまり無理すると死んじゃうからやめようね?」

「浮いたんです!一瞬浮いたんです!空飛んだんです!魔法なんです!」


 散々箒で飛び回っていて今さら過ぎる発言だよ!


 ドタン!


 うん?なにか向こうで倒れた音が聞こえたぞ?!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ