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小品

宇宙空間連続説

作者: 星野☆明美

ワープ航法が開発された。

「宇宙船で実際にワープ航法を行う前に、安全を確認する意味でも、無人の人工衛星でテストしてみましょう」

「12星座の方角に12機の人工衛星を送りましょう。それぞれに記録装置を搭載して、地球に情報を送ってくるように設定」

それらの人工衛星は、人類が外宇宙へ出て行くときが来たら貴重な情報源になると、誰もが思った。

「3番機、ブラックホールに消えました!」

「11番機、重力の強い恒星に引き寄せられ消滅!」

次々と航行不能になる人工衛星が続出した。

「5号機から送られてきた映像に変なものが映っています」

「変なもの?」

「11号機の映像にも変なものが映っています」

みんなが映像を興味深く見た。

「人工衛星が別の人工衛星を映している……?」

やがて、地球に接近する2機の人工衛星の存在が報告された。

「獅子座方向に送った人工衛星と水瓶座方向に送った人工衛星が帰ってきました」

ただひたすら宇宙を遠ざかって行くように設定してあったのに、なぜ戻って来たのだろう?と人々は首をかしげた。

調査の結果、獅子座方向に向かった人工衛星が水瓶座方向から戻ってきて、水瓶座方向に向かった人工衛星が獅子座方向から戻ってきたことがわかった。

宇宙を一周した人工衛星は、元の場所へ戻ってきた。宇宙空間の果てが元の場所へつながっていたのだ。

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