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うちのダンナ詩集

ポケットにいのち

作者: 陸 なるみ
掲載日:2020/10/10

「雲は天才である」「一握の砂」、石川啄木へのオマージュが入っています。

どちらも内容を知っている必要はありません。



ポケットにいのち忍ばせて

暮れがたの小径を歩く

左の石垣越えれば墓地

そして教会


ポケットはいのち偲ばせて

ひとりの小径を歩く

頬に落ちた雫は雨だと

空を見上げて


ポケットのいのちまさぐって

雲は天才だとつぶやく

土砂降りの中いい天気だと

笑った男性(ひと)


ポケットのいのち握りしめ

「小豆洗い」の気持ちを思う

今にも指から抜けそうなのに

崩れない(たま)


ポケットのいのち掻き集め

育ててみようかと思う

なぜひとりで此処に留まるのか

調べるために










挿絵(By みてみん)

11月20日芽生えたよ。

「小豆洗い」は妖怪の名前です。

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バナー作成:秋の桜子さま。ありがとうございます。
― 新着の感想 ―
[良い点] 「ポケットのいのち」で始まる5篇の連詩が紡ぐ物語がとても深く染み入りました。 悲しみと切なさを募らせながらも、前へと踏み出し始める。希望、生きる意思を感じさせる〆が良かったです。
[良い点] 拝読しました。 凄いです。詠い上げていますね。心の詩です。音が響いてくるようです。 書きながら、整理することもあるのでしょうか。 たくさん書いてくださいね。 陸さんのポケットには、たくさ…
[一言] 淡々と、だんだん降り積もっていく言葉と想いを感じました。 なにか大切なものを覗かせていただいた気がします。 「ポケットに命」いつも傍にかけがえのない人はおわすのではないかと勝手に解釈しました…
感想一覧
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