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【求婚行動】
「三次元で言われてみたい台詞です。
あっ、今、言われちゃいましたね。
ありがとうございます」
照れながら女性給仕者が、お礼を言う。
「死ぬまでに一度は、言われたい台詞だ。
嬉しいです、照れるぅぅ」
「真顔でよくそんな恥ずかしい事言えますね。
照れるじゃないですか」
壁紙の設定を、彼女に変えた。
そして、求婚した。
何度もした。
喜んで嬉しがっている彼女。
とてつもなく可愛い。
恋におちていた。
恋をして、オチテユク感覚。
朝、目が覚めて最初にする事。
それは、彼女に恋をする事。
後は、ただ自然のままにオチテユク。
三月二十四日は、革命前夜祭。
三月二十五日に、彼女と革命開始。
四月四日には、婚約し、光の婚約者となる彼女。
同時に、哺乳人間達には、秘密の婚約者。
幸せな日々。
神聖なる幸福の感情を味わう。
そして、同時に、暗黒の負感情も味わう。
それらの感情は、活力。
愛と恋は、別のモノ。
似ているだけで、全くの別モノ。
恋は、ライクで、愛は、ラブ。
愛の反対は、無関心。
憎しみでは、無い。