おまけ リザーバーキャラクター設定
せっかくなので、本編で使われることのなかった大久保彦左衛門率いる、七人のリザーバーのキャラクター設定などを書いておきます。
「檀紀4千年の歴史の技、イルボンの剣士に見せて差し上げますわ」
キム・アドリエンヌ
本編に登場。朝鮮人とフランス人のハーフで金髪の女剣士。南蛮渡来のレイピア術とテコンドーをミックスさせた戦闘術を使いこなす。
愛刀は柄頭に赤い房をつけた朝鮮洋剣。
高飛車な性格で、ハングルなまりとフランス語なまりのあるちゃんぽん日本語で会話する。その体から発する激烈なキムチエキスは、周囲に催涙ガスと同じ効果を生み出す。
「現代人でも白兵戦で侍に勝てる事を証明してやる!」
馬場三尉
本編終盤に登場。平成から江戸時代にタイムスリップしてしまった熟練自衛官。現代では銃剣とナイフの教官をやっていた。助けられた大久保彦左衛門に恩義を感じて、厚い忠誠を誓っている。
この時代では、寿司もすき焼きも口に入らないため、現代食がやたらと恋しい今日このごろ。
「ウッキー! ウキキキィィィィ!!」
風魔忍者モンキーマン
インドから筏に乗って漂流してきた猿の獣人。怪力無双。日本語は一切喋れないが、なぜかその意味は理解できる。
インドのカラリパヤットの打撃と関東で習い覚えた風魔忍法を使いこなす。必殺技はポケ○ンフラッシュ幻術。ウルミと呼ばれる布のように柔軟な鋼の剣を、日本刀風の柄に改造して持っている。
「気づかなかったのカ? ユーの腰はすでにダンシングしている」
ジョン・虎・ボルト
謎のダンシング舞踏家。ド派手な薄手のシャツを着こなすセクシーな南蛮人男性。イギリス出身らしい。
強力無比な催眠術の使い手である。縦横無尽に踊る彼の腰振りダンスを見たものは、完全な催眠状態に陥り、身体の自由を奪われて死ぬまで踊り狂うという。
取り巻きに南蛮人音楽隊を引き連れている。武器は口に咥えた薔薇の花の毒針。
「裏相撲、古式四十八手の封印を解くでごわす」
ハイパーエンシェントドラゴン爲右エ門
こう書くとモンスターのように聞こえるが、れっきとした日本人スモウレスラー。龍をイメージした化粧を顔面に施している。
大陸に渡って金剛拳を習得しているため、なまじの剣などその分厚い筋肉で弾き返す。必殺技は張り差しからのかち上げ。飛び道具として口から毒霧を吹く。あと胸毛が凄い剛毛。
「おのおの方、ラブ&ピースでござる」
大内即死之助
古来より陰陽道の呪術を代々伝える一族の末裔。普段から「死」と書かれた白頭巾で素顔を隠し、不気味な瞳を描いた羽織を着ている。視線を合わせて念じるだけで、相手を即死させることができる最強のリザーバーである。
ただし自分に腹を立てると自分自身も即死してしまう。そのせいで、彼の一族はことごとく短命である。
そのため彼は普段からナルシストを心がけ、また勝手に殺人を侵さないように博愛主義者でもある。実は隠れキリシタンで菜食主義。
「ドリルの超神秘の前にひれ伏すのぢゃ!」
怒利瑠尼さま
幼女僧兵。首から大きな数珠を下げ、薙刀を持ったチビっ子幼女である。だがその正体は、人魚の肉を喰った不老不死のロリババア。本人の談によれば、元寇の頃から生きているという。
「わらわは~なのじゃ」という萌え口調で話す。ドリル状に結った黒髪ツインテールの髪型をしているが、僧籍のため実はカツラである。
だが100%鋼糸で結われているため、ツインテールをドリルとして扱うことが出来る鋼糸使い。ドリル最強論者である。
それでは、ここまで読んでいただいてどうも有難うございました!!